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雪菜18 〜【矢と稲妻の書】その11〜
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:魔法使い体験告白
ルール: 私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白
  
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1:雪菜18 〜【矢と稲妻の書】その11〜
投稿者: 液男 ◆p.LufJKJx.
・・・・・・。

「はあ、はあ、はあ、はあ……」
 男は左手で自分のチンポをしごきながら、
右手で【矢と稲妻の書】を、画面の中に現れた舞田夏子に向けていた。
 ポニーテール少女の、爽やかな笑顔がはじけていた。白い歯が輝き、健康的な魅力を引き立て
ている。
 しかし今、男の頭の中にあったのは、この綺麗な歯を汚してやりたいという気持ちだった。
(その歯を黄ばませて、嫌な臭いを放つようにしてやる。イクぞ、イクぞ、イクぞ……うっ!)
 男の肩が震える。ビュクッ、ビュクッと、射精が始まる。
 そして、それと同時に、【矢と稲妻の書】を発動させた。発生した負のエントロピーは、吐き
出されたばかりの精液に作用し、それを過去の世界の、男が狙った場所へ転移させていった……。

・・・・・・。

 舞田夏子に化けた雪菜は、特に問題もなく、ライブを進行させていた。
 最初の挨拶や、歌に入る前の口上などは、控え室で台本をのぞいて覚えていた。あとは歌に入
るだけ。
(さあ、そろそろ仕掛けてきてもいいんじゃない、犯人さん? もう、五分近く私は、画面に映っ
てるわよ……?)
 マイクを握り、流れ始める前奏を聞いている。敵が攻撃を始めるとしたら、きっともうすぐだ。
歌っている最中にそれを妨害されるのが、おそらく一番ごまかしがきかない。
 そして、歌詞が始まるタイミングが訪れた。雪菜は息を吸い込み、覚えている歌を歌い始めよ
うと、口を開いた……。
 その瞬間、ことは起きた。
 開いた雪菜の口の中に、苦くナマ臭い、ネバネバしたものが大量に飛び込んできたのだ。
 にちゃり、と、上下の歯と歯の間に、黄ばんだ白濁色の糸が引く。舌もヌルヌルとしたゲルで
覆われ、白っぽく汚れていく。
 喉に詰まるような、粘度の高い精液が、雪菜の口の中にぶちまけられたのだ。しかも、その量
は一秒ごとに増えていく。まるで、チンポを咥えて、射精を直接受けているかのように。
 むせ返るような精臭に、雪菜は硬直した。
 しかし、硬直していたのは一瞬だった。その直後には……。
「〜〜〜♪ 〜〜〜〜〜♪」
 まったく問題なく、歌を歌い始めていた。
 口の中には、まだ精液が溜まったままで、声を出そうとすればどろりと口から白濁液が溢れて
しまうだろう。そしてそれをテレビカメラに撮られ、舞田夏子は恥ずかしい目に遭うことになっ
ただろう。
 しかし、雪菜はそれを許さなかった。あごの下に、こっそり新しい口を作り出し、その口で歌
を歌ったのだ。
 そして、本物の口の中にある精液はどうするのかというと……ゴクリ、と喉を鳴らして、ため
らいなく飲み干してしまった。
 ただし、彼女も恋する乙女である。恋人以外の精液など、飲んでやるつもりはなかった。
 実は彼女は、事前に体内に、ビニール袋を仕込んであったのだ。消化器官を作り変え、精液が
一滴残らずその中に流し込まれるようにした。
 味と臭いだけは味わってしまったが、それ以上の不潔さはまさに、臭いものにフタをして退け
てしまうのだ。
 歌は続く。舞田夏子に扮した雪菜は、テレビカメラに向けて、相変わらずの爽やかな笑顔を送
り続ける。
 その歯は、白く輝いている……。

・・・・・・。

「な、なにっ? 何が起きたんだ?
 間違いなく、俺の精液はこいつの口の中に着弾したはず……どうして普通に、こいつは歌い続
けてるんだ!?」
 見ているものが信じられず、男はひとり叫んだ。
 負のエントロピーの具合を間違えて、違う時間に飛ばした? それとも、狙った場所が狂って
いた?
(まさか、口の中の精液を一瞬で飲み込んで、平気な顔をして歌ってる……いや、そんなはずが
ない)
 こっちの操作ミスだ。そう結論付けて、男は再び【矢と稲妻の書】を構えた。
 今度は外さない。しっかり狙いを定める。
「行けっ……!」
 引き金が引かれる。新たな攻撃が、時を越えて雪菜に迫る……。

・・・・・・。

 ずぶ、と股間を押し広げてきた違和感に、しかし雪菜は歌をやめない。
 未来から送られてきたイボ付きの極太バイブが、膣を貫き、子宮口を突いたのだ。女であれば
誰でも、動揺せずにはいられない事態である。
 しかし、雪菜の場合は違う。膣内に現れたバイブを、膣肉を操作して体内に取り込んでしまう。
器用にスイッチを切り、これも体内のビニール袋にご案内。
 乳首の先端に現れたピンクローターや、肛門の中に現れたアナルビーズも同じ運命をたどった。
体内に取り込まれ、瞬時に影響力を失わされる。
 軽いダンスを交えながら歌う夏子=雪菜は楽しそうな表情のままで、誰も彼女が卑猥な攻撃を
受けているとは気付かない。
(攻撃している側の犯人も、もちろん気付かないでしょうね……攻撃が全部外れてると思ってる?
 まさか、全部「対処」されてるとは思わないでしょう?)

・・・・・・。

 その通りだった。未来の世界で、男は焦っていた。
「ど、ど、どうなってるんだ……落ち着け、落ち着くんだ、僕。
 全部外れてるのか? まさか、魔法能力が失われた、なんてことは……いや、それは違う。ちゃ
んと送ったものはこの場から消えているからな。
 舞田夏子が魔法使いで、何らかの方法で防御してる? いや、ありえない。《連盟》の魔法使
いどもの顔は知ってる。舞田夏子は、魔法使いじゃない……。
 やっぱり、狙いが外れてるのか? 信じられないが、それしか可能性は……」
 考えることは、彼の精神を少しずつ冷静に戻していった。答えが出なくても、考えるという行
為そのものは、精神の均衡に役立った。
 そして彼は、結論付ける。狙いが合うまで、とにかく撃ちまくろう。一発でも当てられれば、
それで舞田は破滅なのだから。
「次は外さない……次こそは、次こそは!」
 猛攻が始まる。

・・・・・・。

「…………〜〜っ!?」
 それが起こったのが、ちょうど歌の途切れる間奏の瞬間だったことが、雪菜に幸いした。
 今までは、一つや二つのモノが送られてくるばかりで、ひとつひとつそれに対処していればよ
かった。だが、今度の攻撃は、一度にたくさんのものが送られてきたため、対処が一瞬遅れたの
だ。
 送られてきたのは――虫だった。
 それも、肌にねっとりとくっつき、這い回る虫……ナメクジだ。それが何十匹、いや、何百匹
も、同時に雪菜の肌の上に張りついてきたのだ。
 両手、両脚、顔はもちろん、服の内側にも、ヌルヌルのナメクジが這っている。触角を動かし、
ゆっくりと動いているその生き物の姿を視界におさめた瞬間、雪菜は嫌悪感に肩を震わせた。
 多少の動揺こそ見られたものの、雪菜は急いでその生物たちを、体内のビニール袋に取り込み
始めた。一ヵ所に集めて、袋から出ないようにしてしまえば、恐れる必要はない。
 だが、敵は更に攻勢をかけてきた。
 ナメクジの群れを体内に取り込んだ、次の瞬間、再び肌に感じるぬらりとした感触。
 ナメクジの群れの、第二陣が未来から送り込まれてきたのだ。
 これには、さすがの雪菜も困った。用意した袋の容量が、そろそろ満タンになりかけていたか
らだ。詰め込みすぎて、これまで溜めたモノが体内に溢れる、なんてことになったら、洒落にな
らない。
「く、……んっ!」
 仕方なく、雪菜は妥協することにした。手や脚や顔など、肌が露出していて、観客から見える
部分についているナメクジだけ、体内に取り込んで、服の中にいるものは放っておくことにした
のだ。
「ふ、あ……。〜〜♪ 〜〜〜♪ ……んっ」
 気持ち悪さをなるべく表情に出さないように、歌を歌い続ける。しかし、ダンスのキレは鈍っ
ていた。当たり前である。服の中にびっしりとナメクジがへばりついているのに、まともに動け
る方がおかしいのだ。
 ブラウスの中で、にゅる……にゅる……と這いまわるナメクジ。乳首の周りを、白い腹を、へ
その中を、ゆっくりと、ねっとりと、脂ぎった中年オヤジが舐めまわしているようなねちっこさ
で動き、粘液まみれにしていく。
 スカートの中、特にパンティの中がひどかった。おいしそうな匂いでもするのか、女陰の中に
ナメクジたちが潜り込もうとするのだ。陰唇を掻き分け、クリトリスに絡みつき、膣内にその柔
らかい体を突っ込む。一匹、また一匹と、チンポが入るべき肉の筒に入り込み、その空間を押し
広げ、自分の棲み家にしてしまう。
 無数の舌にクンニされているような、おぞましい感触……それでいて、背徳的な快感もわずか
ながら得てしまい、雪菜は少なからぬ恐怖を感じた。
 尻たぶの方でも、ナメクジどもは動いている。こちらにいる軟体動物たちが目指しているのは、
肛門だ。身をよじり、四、五匹がいっぺんに、硬く閉じた菊の花のような穴に、入り込もうとし
ている。
 いや、特に動きの活発な一匹が、すでに直腸に侵入していた。その体のぬめりによって作られ
た道を、他のナメクジたちがたどるのは難しくない。一匹、また一匹……にゅるん、にゅるんと
いう感覚で、雪菜は自分の排泄器官が、下等な軟体動物に犯されているのだと知ることができた。
 恐怖、不快、悲しみ。愛する人がいるのに、ナメクジに凌辱されている情けなさ。それらが雪
菜の心を蝕む。
 しかし、それを顔に出すわけにはいかない。犯人を焦らせなければならない……向こうの攻撃
がことごとく効いていないと、そう思わせなければ……。
「〜〜〜〜〜〜〜〜…………♪」
 何とか声を振り絞り、一曲目を歌いきる。
 汗をかいたり、頬が紅潮したりするのは、肉体変化の能力で防ぐことができる。外から見ただ
けでは、疲労もなく、軽く歌い流したように見えるだろう。
 服の内側を、柔らかい乙女の肌を、無数のナメクジに凌辱されていても、それは本人にしかわ
からない秘密だ。
 拍手と歓声、誰もがステージを楽しんでいる中、雪菜は孤独に戦っていた。
「みんな、ありがとぉ……! このまま二曲目、イクよぉっ!」
 流れ出すイントロ。ほんの数秒でも、裏に引っ込むことができれば、体の中の異物を全部出し
て、ナメクジも駆逐することができるのだが、そんな予定は台本になかった。


つづく。
2011/07/06 19:45:07(a/EQ0vi1)
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