夏樹
「あたしで良ければ…良いよ。」
モーニング
「ありがとう…ナッチが友達なら皆に自慢できそうだね!」
夏樹
「何で?」
モーニング
「だって、かわいいじゃん!」
夏樹
「あんた直球だねえ、そんなに面識ないのに。」
モーニング
「それが俺の言いところさ!」
夏樹
「アハハッ!自分で言うか!」
ナッチと話していると、ナッチの後ろから携帯を持ちながら来る女子高生が歩いて来た。
僕はナッチと話しながらも女子高生から目を離さなかった。
彼女の服は紺のブレザーの制服だった。
下は清楚さを演出した黒タイツと茶色の革靴。
わりと細身でいて、顔はかわいい系である。
彼女も手袋をしていた。
そこで僕は彼女の指を動かして僕のメールアドレスを打てと願った。
カチカチ
女子高生
「あ、手が勝手に…いやあ!」
彼女の指は勝手に動き、メールのフォームを開く。更に新規作成の文字を決定ボタンで押し、僕のメールアドレスを打ち始めた。
女子高生
「やめて…!」
続く