最初はお願いして頼み込んでもダメだった関係もいつの頃からか立場は逆転し向こうから自分のご機嫌を伺うようにやってくる、本当ににいいオンナなんだよなタイプだし美人だし男には困らないだろうし逆に引く手あまただろ、なのに自分の所にきてご機嫌を伺い抱かれて帰る。
一番始めは手籠めのように犯した、最初から強引にした訳でもなく流れでなった結果だ、男の家に来て飲んで泊まって行けば結果そうなることは目に見えているだろう、そんな事が何度もあって俺の気持ちはわかっていただろうしこうなることもわかっていてはず。
なぜキスはよくてセックスはダメなんだ
なぜ胸を触ってもセックスはダメなんだ
なぜパンツの中に手を入れてもセックスはダメなんだ
そんなモヤモヤを押さえきれずに自分の欲求が爆発した、キスをしても胸を触ってもパンツの中に手を入れてもダメなのか、最後の一線を越えられないのならこっちから越えていこう。
必死に抵抗する麻衣の手を押さえ脚を拡げ足の間に分け入りもう麻衣は逃げられない、それでも必死に抵抗しても自分の欲求だけを満たす男の力にはかなわない、身体を捩っても動かしても無理だよ反対にそんなに動いたら入ってしまうだろ。
麻衣の下半身に股間をあてがいチャンスを待った、きっとそのうちマッチする時がくるだろ、一瞬のチャンスを逃さずに一発で決めた、麻衣が身を捩るタイミングで突き刺した、とは言っても先の方がまだ少し入っただけではあるけど。
あっダメ入ってる入っちゃうよやめてよ、
入ってるんじゃなくて入れたんだよ、これも麻衣が抵抗するからだよ、それにもう逃げられはしないよ、麻衣の足の間には自分が入り込み肩口から背中に手を回してもう逃げられない体勢であとは押し込むだけだから、ゆっくり押し込み奥まで全てを飲み込むように麻衣の中に押し込んだ、これでも抜けないし逃げられもしないだろう。
麻衣の中は熱く濡れてその熱さが自分にも伝わる、ダメなのにダメなのになんでするの？恨めしそうに自分に言う、背中に回した手をほどき上体を起こして麻衣を見た。
嫌なのか？黙って首を横にふる
俺の事が嫌いなのか？それも首を横にふる
俺は麻衣の事が好きなのにダメなのか？
それには黙って頷く女心はわからない、ここまできたら止める選択肢はない最後まで思いを遂げさせてもらうしかない。
麻衣に覆い被さり腰を動かす、麻衣の中は熱くそれが自分に伝わると一層気持ちが昂ぶる、次第に麻衣の口からも吐息が漏れ感じてきているのがわかる、吐息から喘ぎ声になると今度は麻衣が自分の背中に手を回し爪を立ててくる、抱きつく手にも力が入るそれに比例して自分の背中に突き刺さる爪も深く痛みを感じる程になる、そろそろイクのかと思い激しくすると全身に力が入り絶頂に達したんだなと、それでも動きを止めずに激しくすると中には出さないで中には出さないでね、麻衣が懇願するように言ってくる、もう自分もイキそうなのがわかったのか自分は黙って頷き麻衣の中に出した。
中に出したの？中に出しちゃったの？
黙って頷く自分を見ると、中に出したらダメなのに自分を見つめる目も愛しく思える。
これが麻衣との関係の始まりで自分が思いを遂げた始まりでもある。

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