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龍宮城への招待状
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:龍宮城への招待状
投稿者: 摩天楼
全くの奇跡の出来事で知り合ったキャバクラの女性マリエ。ある日ショッピングモールでの買い物に付き合わされた。二人で歩いていると、「あったっ。ここだっ」「ツカッ。ツカッ。ツカッ」背の低いマリエ。厚底のブーツで足早に商品の元へ。「お母さんの使ってるシャンプー。そう言えばコンディショナーも切れそうって言ってたな」商品を手に取りレジへ。実は少し前に彼女から「好きっ」と告白されたのだが、「人気キャバクラ嬢からの言葉など本気の訳がない」私は断った。それでも彼女には通じず、「めつ



2022/02/23 09:16:05(gg7Cn8.U)
2
投稿者: 摩天楼
「目と目が合った瞬間から。好きになる事も有るって言うでしょ」「何の話だよ」私が「ボーッ」とマリエを見つめていると、「どうしたの。見とれちゃって」「はぁっ。バッ。バカッ。ナニ言ってんっ」「ふぅん」「ズイッ」マリエの顔が私の目の前に。「なっ。ナンだよっ」「ウフッ」マリエは微笑み、「これで買い物は終わり。帰りましょ」建物の外に出ると、「ねぇ。こんど龍宮城に招待するわ」そう言い残したマリエ。私は意味が解らなかったが、その後の言葉が思い浮かばず「じゃあねっ」私達は別れた。

それから一ヶ月ほどが過ぎ、マリエからドライブに誘われた。私が駅前で待っていると、マリエの愛車。白いコンパクトワゴンが目の前に止まった。助手席の窓が降りると「お待たせ」久し振りに乗る女性が運転する車。マリエは結構な度合いで警察の御世話になっているらしい。街道を走っていると高速道路の標識。そこを入ると本線を下り方面へ。「今日は龍宮城へ招待するわ」車は次のインターで降りた。そこは私が以前に住んでいた街。車をコンビニに停めると、「少し待ってて」車を降りるとコンビニの中へ。暫くして小さなレジ袋を持ち「それじゃ。行きましょ」「何処へっ」マリエが右手の中指で何かを指差し、私は追うようにマリエの指差す方角を見た。そこにはラブホテルが。「あれが龍宮城よ」

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


22/02/23 10:25 (gg7Cn8.U)
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