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知り合いの話 その1
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:知り合いの話 その1
投稿者: 亜里沙能理子
男友達の太郎君(仮名よ)のお話なんだけどね。太郎くんに彼女がいるの。将来を誓いあった仲らしいわ。そして、友人に次郎君(仮名よ)がいるの。次郎君にも彼女がいるの。
 
 太郎君と次郎君は同じ会社の同僚。次郎君の彼女は、太郎くんの部署の後輩ちゃんだった。たまたま後輩ちゃんを見た次郎君が一目惚れしちゃって、仲を取り持ってくれって太郎君に頼んで、それで上手く行ったみたいなのよね。まあ、そこまでなら、良く有る話かもしれないわ。

 でもね、ちょっと違うのよ。太郎君が言っていたわ。

「実はさ、能里子(面倒だから、後輩ちゃんをそう呼ぶわね)って、オレに惚れていたんだよな。その時はすでに彼女がいたんだけどさ、『それは知っているわ。でも、自分が抑えられないの……』なんて言うんだ。うるうるした瞳でさ…… もう、これは人助けだと思ったよ」

 太郎君、何を言ってるんだか! 下心見え見えじゃないの! 能里子は彼女とはタイプが違っているって言うのも引き金になったみたい。彼女は小柄で肉感的、能里子は背が高くてほっそりしているの。

「でさ、彼女が出張(彼女さん、別の会社なのね。結構優秀なんですって)の時に、マンションに呼んだんだよ。そしたら来てくれてさ…… オレは兎も角、能里子はすっかりその気なんだ。『何度も言うけど、オレには彼女がいるし、その彼女と結婚する予定なんだ』って言ったんだけどさ。『いいの。抱いてほしい……』なんて言ってさ、抱きついて来るんだよね。うるうるした瞳でオレを見つめてさ……」

 で、結局は抱いちゃったわけ。


「能里子もそのつもりだったようでさ、キスしてきたんだよね。そうしたら、いきなり舌を入れて来てさ。オレの舌に、まさにれろれろって感じでからめて来るんだ。それと、彼女より背が高いから、オレも背を丸める必要がなくってさ、ちょっと楽だったなぁ……」

 何を言ってんのかしらね。それって、彼女への裏切りよ、って言ったんだけど、太郎君ったら「後輩の能里子が一生懸命だったもんで、断れなかったんだよ」って都合の良い事言っていたわ。でもね、わたしも、一生懸命な後輩の男の子がいたら、断れないわね。いや、むしろ積極的になっちゃうわ…… 

「能里子は初めてじゃなかったね。どこかの誰かさんと経験済みだったよ。オレは全く気にしないんだけどさ、ワンラウンド終わった所で、能里子がオレの胸で泣きながら『ごめんなさい……』って謝っちゃってさ。もう、なんだか、愛しくなっちまったなあ」

 ひょっとしたら、それが能里子の手なんじゃないのって思ったけど、言わなかったわ。

「愛しくなったら、またギンギンになっちゃってね。『素敵、もう復活したのね』なんて言われて握られちゃあさ、もう爆発寸前だよ。それでさ、また挿れたんだよ。能里子のおまんこはもうぬるぬるだったから、するっと挿った。能里子、オレにしがみついてさ、オレが腰を動かす度に喘いじゃって。また、その声が可愛いんだ」

 わたしだって、その時の声は結構可愛いって言われているんだけど、聴き比べしてもらうには太郎君としなきゃならないわね。まあ、それは後でする事にして……

「ワンラウンドの時もそうだったけど、出さなかった。能里子は喘ぎながら『ちょっと、待って』なんて可愛く囁くからさ、思わず抜き取ったよ。それに、万が一なんて事になったら、彼女に言い訳できないしね。その時さ、ちょっと悪い事を思いついたんだ。爆発寸前のオレのちんぽには能里子のまん汁がべったりと付いていた。それを、能里子も顔の前に晒したんだ。『咥えてみてくれ』って言った。当然『いやっ……』って返事が返って来た。それでもぐいって顔の前に突き出したんだ。どうしたと思う?」

 普通の女性なら、太郎君の横っ面を引っ叩いて、そそくさと服を着て出て行くわね。嫌がる事をさせる男性なんて最低だわ。 

「能里子のヤツ、口に挿れたんだよ! 嫌だって言っていたのにさ。オレの中に乱暴な感情が芽生えたんだ(何を小説の文章みたいなことを言ってんだか……)。『能里子、どんな味がする?』って訊いたのさ。そうしたら『いじわる……』って答えながら、ちゅぱちゅぱ舐め続けるんだよ。もう、我慢の限界だった。思わず出しちまった。能里子のヤツ、オレのから口を離して戸惑っていた。口の中にオレの精液でいっぱいだからな。だからオレは『飲み込め』って強めに言ったんだ。能里子、オレの顔を見ながら、ごっくんしやがった。そして、『恥ずかしい……』だと!」

 能里子って後輩ちゃん、どうかしているわね。


「能里子はオレの言う通りの事をする女だ、そう確信した。確信すると、不思議なものでさ、オレの中にますます乱暴な気持ちが湧いて来て、能里子を凌辱してやろうって思ったんだ。今の彼女ってさ、日ごろ忙しいから週に一度会えるかどうかなんだ。セックスも月一って感じで、非常にノーマルだ。フェラもクンニも拒むんだよね。だから、いっつも物足りなかった。それがさ、能里子が現れたおかげで、解消出来たのさ」
 
 能里子ちゃんにも、そんな気質があったのかもしれないわね。でも、彼女さんも、もう少し太郎君の要求に付き合ってあげても良いと思うんだけどね。このままじゃ、太郎君は能里子ちゃんに乗り換えちゃうかもよ。

「ある日、彼女といる所を能里子に見られたんだ。その後日、能里子と寝ていた時に言われたよ。『わたし、彼女さんに敵わないわ』ってさ。普通なら、それで付き合いは終わりそうなもんだろ? だけど、能里子ってさ、なんて言うか、苛められたがり屋なんだよな。もちろん、肉体的って言うんじゃなくって、精神的にさ。だから、彼女に敵わないって言うのも苛めの一つになっていたらしいんだ。それからかな、能里子は良く彼女の事を聞いて来るようになった。オレが彼女の事を言うと『素敵な人ね』とか『やっぱり敵わないわ』って言うんだよ。そのくせ、オレの言う通りの事をするんだ」

 能里子ちゃん、ちょっと病んでいるのかも…… でも太郎君の話じゃ、能里子ちゃんはそう言う性癖の持ち主らしいのよね。

「ある時、彼女が出張でいない時に呼んだんだ。その時にさ、電話でこう言ってやったんだ。『ノーパンノーブラで来い』ってね。『え?』って驚いていたけど『……分かった』って返事していたな。能里子の住むアパートからはここまで電車で三駅。さあて、どうするかなと思ってたらさ、しばらくしてから電話が来た。能里子からさ。『今、マンションの外まで来たの』って言うんだ。迎えに出た。いつもはタイトな服装だったんだけど、その時は、ふわっとした紺色のワンピースを着ていた。あれは体型隠しだな。本当にノーパンノーブラで来たんだって思ったよ。オレは言ってやった。『スカート、捲り上げろ』ってさ。能里子は周囲を見回して人がいないのを確かめると、おずおずと従った。目を閉じて、ちょっと息が荒かったな。ゆっくりと太腿が見えてきて、そして、艶々のまん毛が見えた。本当にノーパンだったのさ。『もっと捲れ』能里子の滑らかな腹が見え、ぴんと硬く尖った乳首が見えた。そうしたら、急にふらふらしちゃってさ。慌てて支えてやった。『大丈夫か?』って心配したら、にっこり笑って『なんだか興奮して、イっちゃった……』って言うんだ! もう、可愛くってねぇ。その日は、次の日が休みって事もあって、何回したかなぁ……」

 太郎君、嬉しそうに話していたわ。好きな人を悦ばせたいって思いは分かるけど、この能里子ちゃん、ちょっとアブだわね。


 その後、友人の次郎君が能里子ちゃんを好きになって、太郎君が仲介したの。能里子ちゃん、素直に従ったみたい。太郎君は彼女と近々結婚する事になった。そんな時に太郎君は能里子ちゃんと会ったのね。

「『ご結婚おめでとうございます』なんて言われちゃったよ。嫌味でも何でもなくさ。だから、オレも『次郎とは仲良くやってる?』って訊いた。『はい』って笑顔で答えるんだよね。『どうだい? 最後にしないか?』って訊いたらさ、『はい……』って恥かしそうに答えてさ」

 で、したんだって。相変わらず太郎君に従順だったそうよ。

「『脚を開いておまんこを見せろ』って言うと、顔を真っ赤にしながら脚を開く。『いやらしいポーズを取れ』って言うと、四つん這いになって尻を突き出して、震えながらも尻の穴からおまんこからを丸出しにする。まん汁でてらてらになっていてさ。『見て下さいって言ってみろ』って言うとね、『……見て、下さい……』ってか細い声で言うんだ。『何を見てほしいんだ?』って言うとさ。『……おまんこ』って小さく答える。もうね、このやり取りだけで、オレも出しちゃいそうになるよ。だからさ、『オレのを咥えろ』って言った。能里子は従う。『口で出してくれ』って言うと、一生懸命に頭を前後させて口でしごいてくれる。出しちゃうと、オレが言う前に飲み込んでくれた。……なんて言うかさ、言葉は悪いけど、オレのおもちゃみたいな女だったなぁ……」

 次郎君にもおんなじようにしているのかって、気になるじゃない? わたし、太郎君に訊いてみたの。

「能里子は『こんなこと出来るのは太郎さんだけ』って言うんだ。『次郎さんとは、太郎さんの彼女を見倣うつもり』だってさ。つまりは非常にノーマルになるって事だね。だからさ、意地悪な事を聞いたんだ。『我慢できなくなったら、どうするんだ?』そしたら、能里子のヤツ、うっすら笑ってさ。『……その時は、電話するわ』だってさ!」

 でも、未だに電話は無いんだって。すっかり次郎君モードになっちゃったんだって。太郎君とは、話もしないし、目も合わせないんだって。

「能里子は、オレにだけ、なんて言ってたけど、きっと次郎にも同じようにしているに違いないのさ」

「どうしてそう思うのよ?」

「能里子、たまにだけど、あのふわっとした紺色のワンピースで会社に来るんだよ……」

 わたし、笑っちゃった。

 まあ、太郎君は、良い夢を見たって思う事よね。……わたしも、後輩の男の子を従順にさせたいって思うわね。あれしてこれしてって命令するの。『はい、お姉様』なんて言われたら、最高ね。

 あら、ヤダ、こんな話をしていたら、あそこからお汁が溢れて来ちゃったわ。……ねえ、読んでいるあなた、わたしのおまんこにあなたの硬いおちんぽを挿れてちょうだい……



 
2021/11/11 13:47:17(9hWmlHVO)
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