僕は、元子と歩いてたんだ。
「なあ、最近夏が短いやろ？海水浴行かれへんやん。」
「そら、細菌だってまだ解決してないのに、海水浴なんかできないわよ。」
僕「どうしたらいいんだ。水泳できないじゃん。」
元「なあんだ、（笑）。そんなこと、プールに行けばいいじゃないの」
僕は、はっと気づいた。
「なるほど、プールなら、あるよな。室内プールでもあるし。一緒に行こうよ」
元「いいわねえ。水着はどうしよう？」
「君はセパレーツでも着たらいい。ビキニでプール着なくていいよ。」
彼女は笑った。
「何よ。ビキニ着てプールで泳いでる女の子いるわよ。あなたも、私の水着姿みたいの？」


「フフフ、見たいよ。」
元「なんで？いつも私の下着姿で見慣れてるじゃない？」
僕「いや、下着姿、とビキニはちがうんだ。だって外で肌を露出するんだからな。」
「ね、いっそのこと黄色のビキニ着ようか？うふっ、あんた、黄色に興奮するんでしょ？」
僕「そ、そうよー。赤のビキニも好きだがな。」
元「じゃあ赤でいこう。わたし、スポーツ用品店でっ買って来る！」
僕「時代遅れやなあ。今時、ネットで帰るぞ。もう秋やからな。」
元子は、積極的になって、
「じゃあ、ネットで調べてよ。」
僕は見て驚いた！
「お、すげえ、エレガントブレーンビキニ、１０００円やど！
　お前これ着ろや？」


元子も僕のスマホを見入った。
「これ、今売ってるってこと？」
「そうやろ。あ、これ見てみ、９７７円や。」
元「破れへんのん？」
「そら品質保証はしてるやろうからな。」
元「な、これ泳いでて、破れたらおっぱい丸出し？（笑）」
僕も笑ってしまった。
「お前何わろうとんねん？？露出狂が市民プールで泳ぐか？？」
元「あんたはどうするのん？」
「俺か？おれは、あのいつものブーメランパンツで行くよ。」
元「何でよアンタ、あれ、妹さんが捨てたやん」
そうだ、気が付いた。
「そうかあ、じゃあ、俺も買うか？」
元子はまたスマホを調べ出した。
「あんたも1000円くらいよ。」
「黒がええな。」
「どうして？」
「下のヘアーがはみ出た時に目立たない！」
元「ハハハハハハ、あほな。そんなもん誰も見てないわ！」

さあ、これで1週間以内に、二人の水着が届いて、
市内の室内プールに繰り出した。
男は下だけだが、女は上も付けるから、着替えるのに時間がかかる。
そうこうして、元子は赤い水着で出てきた。
「お待たせー」と言って、元子は斜めに向いてあいさつした。
おー、いい身体してる。下着とは違うわ。
元「何見つめてんのよ」
「え？ううん、セクシーだね。」
元「ありがと」
「こんなの着たことないじゃん。さあ泳ごうか？」
元「ね、しばらく水に浮かんでてもいい？」
「やってみなよ」

元子は、飢えを向いて水に浮かんでぼんやりしてる。
気持ちよさそうだ。
僕はそれをぼーっと見てた。
元「ねえ、私に触ってもいいわよ」
「ええ？どこよ」
元「おっぱいから、乳首から触って」
僕は咽喉をぐっと飲んだ。
ひそひそ声で「おこられるよ」と言った。
元「いいからいいから」
そう言って、元子は自分の手を自分の乳房の部分に乗せてゆすった。
僕もいい気持になってきてエスカレートした。
すると、向こうの監視員の女性が注意してきた。
「プールに相応しくない行動は差し控えて下さい」

元「じゃあ、ハグしようか？」
僕「おう、でも止められないか？」
「平気よ。」
僕らは日中堂々と、プール内でハグした。
流石にもう何も言わない。
アソコもいじり合おうか？
とひそひそ声で言った。
彼女はすんなり頷いた。
だって、水中で何してるかまではわからない。
監視員はわかってるけど知らないふりしてるんだ。
頼もしいねえ。（笑）

元子「ねえ、アダカテって最近ＮＧワード多くない？」
僕は頷きながら、
　「その通りだねえ。どういう基準で削除されてるのかな？」
「わからないなあ。批判が多いんじゃないか？18歳ぐらいでも見てる子がいるかもしれないな。」
僕「小説でも作って、そこで鬱憤をはらすのもいいかもよ」
元「賛成ね。今やってるように室内プールで、隠れてアソコいじりあいするのも、いい発散になるわ、ハハハハハ」
僕「笑い事か？？」
元子が監視員に気が付いた。
「監視員来たよ」
僕「よしわかったわかった。真面目に泳ごう。」
元「ようし、今日はバタフライよ。」
「おう、バタフライ！腰の振り方がエロくていいなあ。」