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経験積み重ねています。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:経験積み重ねています。
投稿者: 徹志
僕の仕事は、食品製造工場の倉庫担当です。
わかりやすく言えば、コンビニ弁当の制作している会社の材料の倉庫係です。

いざ就職の時には、不景気で新卒採用はほとんどなかった。
たまたまバイトしていた弁当製造ラインの
課長さんと帰りが一緒になった。
飲んだ時に、現状を愚痴った。

「そうかぁ。
何処も新卒よりも、即戦力の人材欲しがる
時代だからな。
だったら希望の仕事が決まって、採用されるまでの期間だけでも、うちの契約社員にならない?」って誘われた。
「でも課長さんも、僕の手先ぷきっちよなの知っているでしょう?
凄く有難いお話ですがぁ?」
「ああパートの人達からの報告受けて知っているよ。
外国人の女の子よりも、下手くそだってよ。
まぁコマ使いで、倉庫から商品探す能力はずば抜けて優秀らしね。」
「はぁ、前に教わった場所はなんとなく覚えているんです。」
「だったらうちの倉庫管理課に、履歴書出しなさい。
書き方の指導もしてあげる。」
って有難い言葉もらった。

その結果卒業後から、バイト先にそのまま
就職した。
おそらくは課長の後押しが、効いた。

 
2021/08/18 12:41:40(Xs.cydHS)
2
投稿者: (無名)
倉庫管理課の仕事は、部署的には比較的
楽です。
アクシデント無ければ、定時で帰れる。
但し他の部署の連携が、多い。
そうなると、コミニケーションを取りながらの大忙しになります。

急な発注増加来た時には、会社は大忙しになります。
特に輸送課は、パニックになります。
僕らは、減少した材料調達を輸送課よりも
先行して先輩と一緒にメーカーに取りに行く。
その後は、大型トラック専任者に任せる。
昼間ば、よくある。

僕は、レンタカーの車の移動のバイトも経験していたので、トラックの運転までは、
できます。
若手社員の先輩と2トントラックで、受け取りに行きます。
輸送課が、1番パニックになるので応援するんです。

ひと段落して、経理課に納品書提出に行きました。
経理課の女性達に、「新人の徹志君お疲れ様でした。
初日から、大活躍ねぇ(^O^)」って麦茶をご馳走される。
バイト時代に、給料手渡しだったので顔なじみのおねえさん達ばかりです。
可愛がられていました。
おみあげのお菓子を、倉庫管理人数分もらって返される。
「徹志君だと、お見上げもらえるんだ?
これから経理課の用事は、君の担当になります。」と課長補佐が、笑った。
「はい。お任せください。」って答える。
だって少し休憩でき、女性と話す時間が
ちょとある。
バイト時代から、憧れでいる年上の社員の
おねえさんと逢えて世間話できる。
倉庫管理は、おじいちゃんとおじさんの
男所帯だから、気分転換になります。
日常的には、倉庫管理はさほど忙しくはない。
1度経理課で、30分も話し込んでしまいました。
てっきり怒られると皆さんの前で、
先輩と課長に、「申し訳ございませんでした。」って頭下げる。
「見きわめは、どうだった?」
「ふえ~ぇ?」
「経理課の女の子達だよ。」
「君の将来の嫁さん候補だよ。」
「かわいい女の子は、逃すな!」
「仲人ならば課長が、やってもらえる。」
「他の部署の新卒に負けるな!」
って笑い話しで、冷やかされ許してもらった。
和気藹々の面白い職場です。

1ヶ月後の朝礼の時に、「来週から徹志君は、フォークリフトの講習に行きます。」
って課長から指令受けた。
「これで出勤連絡と退社連絡の電話しなさい。
1ヶ月たったので、この携帯電話を貸与します。」って皆の前で貸与を受けた。
「おっ、最新鋭機スマホだ。」
「因みに他の社員も、希望者は変更可能です。
申し出てください。」
「俺変えたい。」っていつも世話してくれる先輩だけ手を上げた。
1番年近い30代の先輩だった。
課長が、先輩に箱を渡した。
「私は、これで良い。」っておじいちゃんは、ガラ携帯を見せた。
今どき珍しい。
ずーっと大切に使っているんだ。
尊敬しちゃっう。
「因みに徹志君の電話番号は、あっこれどうやって番号出すだったかなぁ?」
「課長僕が、探って見ます。
ピッ、ピッ、ピッ。」って操作した。
この番号みたいですね。」って画面を見せた。
「は~い、徹志の番号は、これ。」
ってボードに大きく書いた。

「徹志よ。
わしの携帯電話に、君の番号を、登録してくれんか?」
「はい。」って最年長のおじいちゃんの
ガラ携帯電話に自分の名前と番号を入れた。
携帯電話ならば、得意分野なので嬉しかった。

「ここで再注意します。
会社貸与の携帯電話は、あくまでも仕事専用であります。
支払いが会社の為に、発信履歴は総務課と
経理課が、厳しく チェックしている。
プライベート介入するので、ご了承してください。
同僚と取引先以外の個人使用は、やめてください。
見慣れない番号に関しては、面談されるので、注意してください。
勿論アプリの使用も、だめです。
違法使用と判断されると、料金個人支払い。
以後の携帯電話制限されるので、注意してください。
絶対仕事専用と、認識しての使用してくださいね。
今日は、今から1時間携帯電話の貸し出しと
登録や操作の練習の時間とします。
 
「失礼します。
おはようございます。
携帯のソフト○○○です。」
「皆さん携帯会社の人が、数人来てくれています。
先ずは、全体での操作説明の講習を受けましょう。
皆さん椅子とメモ帳もって、このボードに集まってください。」って、講習会が、始まった。
なんだかんだと優遇され、楽しい。
初回契約は、3ヶ月だけども長く居たいなぁ。




21/08/18 15:16 (Xs.cydHS)
3
投稿者: 徹志
倉庫管理課のメンバーの携帯電話は、結局は全てスマホ機種に変わった。
大きく分け最新鋭スマホ機種とシニア世代
仕様にわかれた。
僕と先輩だけは、最新鋭スマホ機種です。
他の人は、「連絡用ならば、簡単スマホで
十分ですよ。」ってこだわりはなかった。
先輩からは、「徹志よ。
各部署の責任者の番号の赤外線送信をするぞ。用意どうだ?」
「はい、準備できています。
何時でもどうぞ。お願いします。」って、
引き継ぎがてらのデータ送信していた。

「課長報告です。
俺と徹志は、どちらも倉庫管理課の窓口に
なれます。
俺休みの時には、徹志の電話で社内通話可能となりました。
デスク以外でも、通話可能の便利になりましたよ。
今後彼の活躍の機会が、益々増えますよ。」
「うむ、さすが若手素晴らしい。」

「ソフト○○○さん、倉庫管理課のメンバーの名前を探さず簡単に、電話できる様に
なんてできるか?
最年長のおじいちゃんが、不満気と不安げ
の顔つきだった。
「わしは、仲間内と連絡取れれば用足りる。
そんな設定ってあるか?
特に○○と徹志と話す事が、多い。」
「お任せください。
それならばグループ分けの、ダイレクト設定にしましょう。」って設定していた。
「このボタンだけ押してください。
徹志さんをタッチすれば、ピロピロ。
○○さんをタッチすれば、ピコピコ。」
って先輩の携帯電話が、鳴った。
「後この事務所の時には?」
「この事務所ってボタンをタッチしてください。」
「ビツ、ビツ、ビツ」って事務所の内線コールが、鳴った。

「この事務所と徹志さんと○○さんと話したい人の名前押すだけです。
どうでしょうか?」
「これは、楽ちんだ。」っておじいちゃんは、大喜びだった。

「スマホの充電は、どうする?」
「既に皆さんの机の横にマグネットの充電
タップをセットさせていただいております。
尚充電しながらの通話も可能な様に、
コードも2メートルまで伸びます。
可変式なので、邪魔になりません。
因みに皆さん共通ジャックなので、どの方の机のジャックも使えます。
例えばこちらのパソコンの机でも、ご自身の机でも利用可能となっております。
お隣さんの机のタップも、大丈夫ですよ。
使い勝手の相談は、遠慮なく我がショップに連絡してください。
早急な対応させて頂きます。」って至り尽くしのサービス体制だった。

「ちょい、ちょい。」って先輩が、僕の肩を叩いた。
「はい~ぃ。」
「経理課と総務課の女の子の電話番号を、 探り登録して来い。」
「えっ(?_?)、なんで?」
「きっかけだよ。
社内電話は、OKなんだろう。
社内では、お話し放題だ。
親密に慣れるチャンスだ。
とりあえず社内電話番号交換して、仲良しになったら、お互いの個人携帯電話の番号交換する。
個人使用は、ご法度なのがチェックする
立場の彼女達は、個人携帯でお願いします。
って教えてくれる確率高いよ(^ν^)」
「そんなうまくいくかなぁ?」
「だからきっかけを、作るチャンスだ。」
って、先輩仕事もできるけれども、こういう悪知恵も、鋭い。
事実このきっかけは、社内恋愛と不倫のきっかけになって事は、この時には予想外だった。

21/08/18 16:36 (Xs.cydHS)
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