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1:夏が近づく小さな卒業証書
投稿者:
摩天楼
ある日の日曜日。私は姉の部屋に呼ばれた。そこで見せられたのは、私が自分の部屋のゴミ箱に捨てた筈の英語のテスト用紙。採点結果は当然一桁。「これ。お父さんに見せちゃおっかなぁっ。絶対にブン殴られる
と思うけど。楽しみっ」「かっ。帰せよっ」私は必死。不気味な笑顔の姉。「ジャーン。それじゃぁ。返す代わりに。これ着てよ」現れたのは、ビニール袋に入ったコスプレ用のセーラー服。私に差し出し「これ着て。一日を過ごしてよ」「そんなぁ。答案用紙を見られるより。女装姿をオヤジに見られる方がイヤだっ」そう訴えたが、「私。学生服。着せられたんだけど」その後も、「グチグチ」色々と言われ結局は着る事に。そこへ「ピンポーン」「お姉ちゃんっ。来たわよっ」母親の声。「はぁーい」「ガラッ」扉を開け、「パタッ。パタッ。パタッ」玄関先へ向かった。再び「パタッパタッパタッ」階段を昇ってくる二人分の足音。「誰だろう」そこへ「お久しぶり」現れたのは、母親の職場の同僚で自宅の目の前に住む誘子。私の姿を見て「カワイイッ。やっぱり姉弟ねっ」「これってっ。どういう事だよっ」私は姉に詰め寄った。そこへ誘子が「そのセーラー服。私が用意したの」「えっ」「お母さんから。お姉さんの学生服姿を見せられて。弟の貴方ならセーラー服も似合うんじゃないかと思って」その話を聞いた私。「母親の奴めっ。余計な事をっ」そこへ、「見てっ。見てっ。誘子さんっ」「チラッ」私のスカートを捲る姉。「パンティーは私のなの。完璧でしょ」私は姉の手を払い、「止めろってっ」「うんっ。どっから見ても女子高生よねっ」「男だっつうのっ」姉弟でジャレ合っていると、「あれっ」姉が誘子の顔を見た。つられて私も。うつ向く誘子に「どうしたの」姉が訪ねた。「私ね。一人っ子だから。二人が羨ましくて」姉は立ち上がり「それなら今日一日。誘子さんに弟を預けるから。可愛がってあげて」「はあっ。冗談だろっ」呆れる私を睨み「嫌なのっ。それなら。その格好のまま。私達二人で外に連れ出すわよ。お母さんも下で待機してるしっ」「それは絶対に嫌だっ」「あっ。そっ。じゃっ。そういう事で。あっ。そのセーラー服を脱いだら。テストとポラロイド写真。お父さんに見せるからねっ」「写真っ。てっ」「それも。お母さんと一緒に待機中」「このバカ親子っ」「アンタに言われたくないわよっ」捨てゼリフを吐き、姉は部屋を出て行った。「ムスッ」として下を向く私。それを横目で「チラッ。チラッ」と見る誘子。「ヌッ」私に顔を近づけ、「ナニ怒ってるの」「こんな格好で何を話せってっ。それよりっ。ナンでここへっ」「私と一緒じゃ嫌なの」「そういう訳じゃっ」「ギュゥッ」私を抱きしめ「じゃぁっ。今日だけ私の弟ねっ。お姉ちゃんに甘えてイイんだよっ」「イイッ。てっ」「んっ。ナンか硬いモノが太モモに当たってるけどっ」「しっ。仕方ないだろっ」「でも嬉しいっ。ずっと会わなかったからっ。嫌われたかと思ってっ」「そんな事ないっ」「それって。つまり。好きって事かな」「ムギュッ」乳房を左腕に押し付ける。「んっ」誘子の胸の谷間が目の前に。言葉に詰まる私。「ニコッ」微笑みながら「どこ見てるの」「あっ。えっ。いや」「こんなスケベな弟だとは。ねっ」「わっ。わざとじゃないんだってっ」「イイわよっ」「へぇっ」「貴方が。そうしたいんだったら」「スッ。スッ」半ズボンを下ろし、「スルッ。スルッ」パーカーを脱ぎ、Tシャツとパンティー姿に。「で。貴方は。どうしたいの」その言葉に「ドキッ」「どっ。どうってっ。言われてもっ」「ナンでもイイわよ」「じゃぁっ。そっ。そのっ。はっ。裸っ。見せてっ」「お好きに。どうぞ」「フッ。フッ」鼻息が荒くなり興奮マックスの私。誘子のTシャツを「スッスッ」捲り上げ、ブラジャーを「グッグッ」豊満な乳房の上にズラした。「ドキッドキッ」「触ってもイイわよ」暴走しそうな私。雑誌の知識を思い出しながら、「ムニュッ。ムニュッ」乳房を下から揉み上げ、「ギュッ。ギュッ」乳首を摘まんだ。「ビクッ」「うっ」「ごっ。ごめんっ。痛かったっ」「だっ。大丈夫よっ」「チュゥッ。チュゥッ」乳首を吸った。「ビクンッ」「うっ。んっ」「誘子さんっ。本当にっ。大丈夫っ」パンティーが「ジワッ」それを「ズルッ」下ろそうとした。「あっ。そっ。ちょっ。そこはっ。見ちゃダメッ」「でっ。でもっ。さっき見てイイッてっ」「わっ。わかったわっ」誘子は姉の布団の上で私に背を向け「くの字」に。見えない様に「スルッ。スルッ」パンティーを脱いだ。「でっ。でもっ。見るだけだからねっ」脱いだパンティーでオマンコを隠し、「パッ」一瞬だけ見せた。「ジュワッ」愛液で濡れた割れ目。母親とも姉とも違う。「もっ。もうイイでしょっ」「あっ。待ってっ。もっ。もうチョットだけっ」「ジュワッ。ジュワーッ」「すんごくっ。濡れてるよっ」「イヤッ。見ないでっ」私は膣穴を左手の親指と人差し指で広げた。「ナッ。ナニしてるのっ」そのまま、右手の人差し指を「ズプブッ」「ひぁっ」「ビクッビクッ」「あっ。ちゃよっ」「ジュップッ。ジュップッ」「あぁっ。ダッ。ダメだってっ」左手で乳房を「ムニュッ。ムニュッ」乳首を舌で「レロッ。レロッ」「はぁっ。あっ。はぁっ。あっ」「ズズッ」履かされていた姉のパンティーを自ら脱ぎ捨てた。「ニョキッ」スカートの中で伸びきったペニス。「まっ。待ってっ。そっ。そういうのはっ。本当に好きな人にっ」「ずっと好きだったっ。でもっ。俺みたいなガキなんかっ。てっ」「ごっ。ごめんなさいっ。初めて聞いたっ」「そんなの言える訳ないだろっ。いづれはっ。お屋敷に戻ってっ。お嬢様になる人にっ」「なる訳ないでしょっ。バカねっ。とはいえ。そのチンポどうするのっ」セーラー服を脱げない私。スカートの中でペニスは立ち続けている。その私を押し倒し馬乗りになる誘子。「パッ」膣穴を左手の人差し指と中指で開き、右手でペニスを握り「ヌチュッ」「あぁっ。はぁっ。入ったぁっ」顔を歪める。セーラー服姿での私の童貞卒業の瞬間。取り乱す私に「ちょっとっ。これから動くのよっ。ジッとしててっ」誘子の低い声。「ゴクッ」私は生ツバを飲んだ。「はぁっ。はぁっ」「ヌチュッ。ヌチュッ。ヌチュッ」「はぁっ」「ジュップッ。ジュップッ。ジュップッ」「はぁっ。はぁっ」「ブチュゥッ」互いの唇を押し付け合い、「レロッレロッ」互いの舌が絡み合う。「あっ」全身に電流が走り抜けたような快感。「ドピュピュピュッ」私は膣の中に射精した。しばらく私達は抱き合うと、誘子は腰を浮かせペニスを膣穴から抜く。初めてのセックス。放心状態の私の乳首にキスをしてくれた。仰向けになった誘子は両足を「ガバッ」開いた。私は無我夢中で誘子の唇にキスをし、いよいよ挿入の時。ペニスを膣穴へ。しかし。「ズルッ。ズルッ」うまく入らない。「あれっ。クソッ。ナンでっ」誘子は「落ち着いて。もうちょっと下よ。自分で入れなさい」汗だくの私。左手の親指と人差し指でペニスを摘まみ膣穴へ。「狙いより少し下だよなっ」「ヌチュッツッ」「あっ。んっ。入ったわよっ。気持ちイイでしょっ」「うっ。うんっ」「そのまま動いてみてっ」「うんっ」「ヌチュッ。ヌチュッ」「はぁっ。うはぁっ」「ズプブッ。ビチュッ」「はぁっ。あぅっ。はぁっ」「ズバッ。ズビュッ。ビチュッ」「はぁっ。あっ」「パンッ。パンッ。パンッ」「んっ。んっ」「ヌチュッ。ヌチュッ」「はぁっ。はぁっ。うはぁっ」「ズプッ。ヌチュッ」「んっ」「パンッ。パンッ。パンッ」「んっ。はぁっ」「ズッ。ビュッ。スビュッ」「うぅっ。あぁっ」「パンッ。パンッ。パンッ」「あぁぁっ」「くぅっ」「ビュッ。ビュビュッ」「はぁっ。はぁっ」「ふぅっ。ふぅっ」射精した私のペニス。膣壁に締め付けられ身動きが取れない。私は誘子に覆い被さるように抱きついた。耳元で「好きですっ」「私もよっ」そこへ。「ピンポーン」玄関のチャイムが。「バタッ。バタッ。バタッ」足早の母親。階段近くで二人の足音が止まった。「誘子さんっ。まだ居るんだぁっ。ふぅんっ。お二人っ。仲がよろしいようでっ」姉が部屋に来ることはなかった。誘子は着替えを済ませると、「これから仕事だから」部屋を出た。「パタッ。パタッ。パタッ」階段を降りて行く。その足音が消えると、「ギャハハハハッ」女三人の爆笑する声。「パタッ。パタッ。パタッ」階段を上がってきた姉。部屋の扉を開けるなり、「くっさっ」部屋に入ると「ガラッ」窓を開けた。「私の部屋なのにっ。二人でナニしてたのよっ」「別にっ。ナニもっ」「まったくっ。ところで。よくソノ格好で今までイたわね」「だってっ。姉ちゃんがっ」「あっ。そっ。それじゃぁっ。お母さんっ。出番よぉっ」「はぁーいっ」「パタッ。パタッ。パタッ」階段を昇ってくる母親。部屋を覗くなり「パシャッ。ガァーッ」見たくない物体が姿を現す。それを「フリッ。フリッ」する母親。出現した私のセーラー服姿。「こんな物っ」奪おうとする私。母親が「ヒョイッ」それを姉の手に。そこへ追い討ちをかける。「うちのスーパーね。今日タマゴの特売日なの。それも女性限定。これから。その格好で買い物に行って欲しいんだけど」「ふっ。二人で行けばイイじゃないかっ」「もちろん私達も後から行くわよ。でもねぇ。誘子さんが。貴方に渡したい物があるらしくて。一人て来て欲しいってっ」「だったらっ。着替えるっ」「ダメよっ。それじゃっ。タマゴが買えないじゃないっ」「小遣いで買うよっ」私にキレた母親と姉。「あっ。そっ。それじゃ」「答案用紙と女装写真」「お父さんに見せるしか」「ないようね」「そっ。そんなっ。そっ。それがっ。家族にっ。する事かっ」しかし、立場の弱い私。二枚の硬貨を握りしめセーラー服姿でスーパーへ。「どんな顔でっ。誘子と会えってっ」「ウィーンッ」スーパー入口の自働扉が開いた。「いらっしゃいませ」二列のレジに並ぶ長い女性の列。さすがに圧倒される。手前のレジの誘子。再び「いらっしゃいませ」当たり前だが、少し前までセックスしていた時の声とは全然。「別人なのかっ」と思わされるほど。私は卵一パックを握りレジへ。どちらも長い列。しかし。目の前の女性のカゴは山盛り。仕方なく誘子のレジへ並んだ。いよいよ。私の会計の時が来てしまった。私の顔を見ながら「お待たせ致しました」私は卵一パックを誘子の前の台に置いた。それを手に取り「ピッ」「112円になります」卵を小さなレジ袋へ。私は握っていた二枚の硬貨を誘子に手渡した。「38円のお返しになります」お釣りと出てきたレシート。誘子は小さなレジ袋を持ちながら、お釣りとレシートを私の右手に握らせ「卒業証書です。卒業おめでとうございます。お嬢様」私の後ろに並んでいた女性。私達の会話を不思議そうに見ていたが、その女性に深々と頭を下げる誘子。「お待たせ致しました」「ピッ」笑顔で仕事を続けた。その一方。自宅で私の帰りを待つ二人。「今日は卵が沢山あるしっ。卵尽くしの卒業パーティーね」「弟に先を越されたっ」嘆く姉。そこへ母親「大丈夫よっ。彼氏さんは私がっ」「どさくさに紛れてっ。ナニ言ってんのっ。お母さんっ」「じょっ。冗談よっ」「もおっ」親子喧嘩が勃発していた。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
2021/05/05 04:01:40(H9JyhrYV)
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