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花の香と獣の匂い
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:花の香と獣の匂い
投稿者: 生肉人形2
むかし、腋臭の娘と付き合って別れたことがある。
鼻は良いほうで、においをかぎ分けたり、かすかな香りに気づくこともする。だから、匂いのは敏感で、強いのには弱い。
でも人の匂いはどれも好きというより興味があって、それはきっとフェロモンなんかと関係しているのだろう。
 小学校の高学年のころ痴漢に遭ったことがある。男児を誘惑するのに流行りのシールで建設中のビル工事現場の片隅でおびき寄せられた。男は未成長の私のペニスをしごいたり口に入れたりして弄んだ。もう少しで鶏姦されるところを作業員に助けられた。男が捕まったのか、逃げたのか覚えていない。
だから、夢に出てきたとき、もう中学に上がっていたが、逃げおおせてまた会いに来たのだと恐怖に陥れられて、それでいて何かしら快感があり、目覚めたとき夢精をしていた。
 
彼女とは予備校の夏期講習であった。彼女は浪人生で私は高校三年。背が少し高くてスタイルがよく、不細工ではないが自信の無さがにじみ出ていた。
大人しさは勉強ができないからではなく、においのせいだとすぐに気が付いた。オーデコロン、たぶん、シャネル19だと思うが、をつけてごまかしているのだけれど、ともするとまじりあって余計に強く匂った。
 私はすでに匂いフェチになっていた。予備校の喫茶店のトイレは男女が兼用になっていて、私は彼女の出た後に偶然ではなく大きな決心をもって入っていった。
以前から彼女の匂いに興味を持っていた。個室のコーナーポットには彼女の匂いのするナプキンがあった。口の締るポリ袋を用意して大事に持ち帰った。
その夜、宝物を開けると、経血はなく、おりものが香っていた。その晩はマスクをして眠った。中に宝物を忍ばせて。
 彼女を誘い出し、告白し付き合うようになった。私には大きな動機があって、ただ好きなのじゃなくて、彼女の匂いが好きなのはきっと私だけ、あの子の良さを知るものとして使命感の持て強引だった。
彼女は一人暮らしだったのでセックスするようになるまではそんなにかからなかった。一応拒絶や強引さなどもあったが、若さに性欲はつきものだ。
彼女はクンニが好きで、私は何時間でも舐め続けられる体力があった。刺激になればと髭を伸ばしてしたとき、痛い痛いと不評で、それならそちらもジャリジャリしているじゃないかと言い返し。私は剃毛して見せて、彼女も剃って、お互いつるつるでセックスをした。
恥骨同士がガンガン当たり、密着もするので何時間も嵌めっ放しでなかだしで十回行ったこともある。離れる時には粘液が糸を引いた。クンニも密着で息ができないほどで、時々息継ぎをして舌を差し入れた。
 会えばするといった状態がしばらく続き、すぐにできるように彼女はサスペンダーパンストを履くようになった。私が頼んだからかもしれない。夜の公園のベンチ、街灯が届かないところでキスからペッティング、膝にのせて挿入したりした。コーンを動かして人が入って来ないようにしてバックから突き乳首をつまんでいたら、知らないうちに覗かれていて、彼女には内緒で体位を変えて見せびらかしたこともある。
 二人は合格し別の大学に進んだ。
 それが最後のデートだったので覚えている。
夏のように熱い春に、彼女はノースリーブのニットを着ておしゃれして現れた。封切りの映画を見ることにしていたが、私は彼女に痴漢行為をして楽しもうとしており、喧嘩になった。
 仲直りをすることになったが、その後彼女にはあっていない。
 ノースリーブのわきの下に目立たない傷、手術痕があって、彼女は新しい道を歩んでいくと分かったからだ。
 深夜の映画館で女装子にペニスを咥えられた。彼女としたかったことができたからか、少し寂しい気がしたが、射精はした。

2021/04/23 23:23:27(E56.Pwr8)
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