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淫獣達の艶かしき戯れ7
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:淫獣達の艶かしき戯れ7
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
木枯らしの強い日だった。
午後、徹は出版社の編集部と打合せのため都内に出掛けていた。
リビングの暖炉で火が燃えている。
茜と加奈子は一緒に動物や昆虫の図鑑を見ていた。
茜が突然、加奈子に問うた。
「ママ、こうびって何?」
茜が広げたページには動物や昆虫の交尾中の写真があった。
娘から初の性教育を迫られた加奈子は動揺した。
が、誤魔化すのは適当ではないと思った。
性教育は一度に全部を施すのではなく、子供の興味関心に沿って情報を与えた方が効果的とも言われる。
「あのね、オスとメスがお互いを好きになると、躰を一つに重ねて交尾するの」
「ふぅん、それで?」
「するとメスから卵や赤ちゃんが産まれるの」
「躰を重ねるだけで赤ちゃんができるの?」
「……だけではなくって、オスがメスの躰に赤ちゃんのモトを送り込むの、精子っていうのよ」
「どうやって送り込むの?」
茜の質問は止まらない。
「オスはね、ペニスっていう管をメスの躰に入れるの、その管を通してメスの躰に精子を送り込むの」
「私もパパとママが交尾したから産まれたの?」
「……そう、でも人間の場合は交尾ではなくセックスっていうの」
「パパのペニスってどこにあるの?」
「一緒にお風呂に入ったとき見てるでしょ、足のつけ根の……」
「おちんちんのこと? おしっこが出る所じゃないの?」
「そう、でも、セックスする時は精子が出るの」
「だってフニャフニャしてるよ、ママのどこに入れるの?」
「セックスする時はおちんちんが硬くなるの、硬いおちんちんをママの足のつけ根の割れ目に入れるの」
「割れ目……?」
「茜ちゃんにもあるでしょ」
「おまんまんのこと? おしっこが出る所でしょ、入らないよ」
茜は不思議そうに尋ねた。
「おしっこが出る所の少し下に小さな穴があるの、そこに入れるのよ」
「私にもあるの?」
「あるわ、まだ小さすぎて分からないかもね、……でも、そこが赤ちゃんが産まれてくるところ、膣っていうのよ」
「赤ちゃんが産まれる時、痛いんでしょ? セックスの時も痛い?」
「セックスの時は痛くないわ、その反対でとっても気持ちいいの」
「え?」
茜が驚いたような声を上げた。
「気持ちいい」という意味が茜には理解できないようだった。

日本の性教育は欧米諸国に比して遅れていると言われる。
教科書でも副読本でも「男女が結ばれると」もしくは「男女が性交すると」、「精子が体外に出されて」、「卵子が受精する」などと記される。
意欲的に編纂したと思われる副読本でさえ「皆さんがオチンチンと呼ぶペニス」なる記述が見られる程度だ。
そして、妊娠過程、コンドームやピルを用いた避妊、性暴力や中絶、LGBT等々が教えられる。
これは、欧米諸国も含めて同じだ。
ユネスコの「国際セクシュアリティ教育」ではこのような「包括的性教育」が推奨されている。
その結果、4割近くの国で初体験年齢が上がり、逆に下がった国はなくなったと報告している。
このような性教育では性交に対する危険性のみが強調され、子供達に恐怖感や嫌悪感を植え付ける可能性が高い。
確かに性暴力や中絶や性病は人間を不幸にする。
注意を促す必要はある。
オランダの小学校では勃起ペニスの模型にコンドームを被せる実習もある。
が、そこまで必要かどうかはこの際おいておく。
性の先進国スウェーデンやアメリカの性教育と日本のそれの違いは何か。
それは、性交で得られる性的快感に関して一切触れない点だ。
避妊や性暴力の問題だけを扱うのは不自然だ。
なぜ男と女が性交をするのか。
教科書では、男と女は結婚して「子供を作りたいから性交する」かのように教えられる。
実際はそうではない。
男と女はたまらない快楽を味わえるから性交するのだ。
女の膣に射精する強烈な快感を味わえるから男は暴力をもってでも女を犯そうとするのだ。
性交する快感がどれほど気持ちいいか。
性交する男と女はどのような痴態を晒して快楽に溺れるのか。
そういったことには一切触れない。
敢えて回避する。
または隠す。
日本のそのような性教育の結果、「性交は子供と作るためだけにするもので、それ以外の性交は不潔」と考える中高生や学生が増加する。
現在ではネットが普及してかなり改善された。
が、少し前までは、子作りを目的としない「自慰行為は悪いこと」という認識があった。
北欧諸国の教科書には「クリトリスは特に刺激に敏感な部位で、男根の勃起組織と同じ」なる記述がある。
が、日本で「クリトリス」を記載した教科書はない。
日本人の教育界では、「膣で得られる性感が正しく、クリトリスによる性感は正しくない」らしい。
これは未開発諸国の民族にも見られる現象だ。
「割礼」がその例だろう。
また、現地民族と結婚した先進国の妻が夫にAVを見せると、「子作りと関係のない性交は不潔」として嫌悪感を示されたという報告もある。
一方、日本はポルノ大国として世界から揶揄される。
コンビニでは女子高生や人妻のエロ本が子供たちの目に晒されている。
それが日本の現状だ。
聖書によれば、神は、生命の繁殖を目的として交尾や性交を形作った。
単なる義務労働では交尾や性交は減少するため、快楽を付随させた。
神が偉大なる点はそこにあった。
文化文明を発展させ、智慧や知識をつけた人間は、繁殖を目的を目的としない性交の快楽を追究した。
アメリカのドラマや映画では、夫婦が寝室でセックスをする声が漏れていても、子供たちは平気でリビングでテレビを見たり遊んだりしている。
「仲がいいな」とか「楽しんでいるな」といった程度の感覚だ。
国によって文化や社会背景に差異がある。
日本がアメリカを真似る必要はない。
が、性交の快楽を性教育から除外することは改善が必要だ。
男女の恋の芽生えから性交の持続、快楽の絶頂に至るまでの過程を教えない性教育は、主人公のいない冒険小説のようなものだ。
古来から現今に至るまで男女の恋を描いた小説や絵画や彫刻は夥しい数に上る。
私的な感性を刺激し、魅惑的で神秘的でエロティシズムをもつものが、より推奨され後世に受け継がれていく。
人は、教育されずともこれらを読んだり見たり聞いたり経験したりすることで身につける。
が、これを性教育から意図的に外すとなると、そこにおける大人達の屈折した感覚や歪みを子供達は敏感に嗅ぎ取る。
品行方正な顔をして性教育する大人が裏でどんなに淫らでふしだらで破廉恥な性交や痴戯に耽っているか。
それを子供達は知っている。
その欺瞞を敏感に嗅ぎ取るのだ。
徹と加奈子は性交の悦楽を知り尽している。
男と女が躰を愛撫し合い、躰を重ねて性器を擦り合う快楽。
その魅惑的で神秘的な素晴らしい行為。
日夜、その素晴らしさを讃美し感謝しつつ交わっている。
茜がその発端となる交尾や性交に興味を持った今、誤魔化したり隠したりすることなく、茜の興味に沿って教えていくのが正しい性教育だと考えた。
 
2021/03/14 19:51:26(uaTdnHuH)
2
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
加奈子は茜の質問に素直に応じた。
「セックスって気持ちいいの?」
茜が続けて質問する。
「……そう、パパもママも2人とも気持ちよくなるの」
「私、妹が欲しいな、ねぇママ、も一度パパとセックスして私の妹を作って、お願い」
茜が急に話題の方向性を変えた。
「動物や昆虫と違って人間の場合はセックスしても赤ちゃんができるとは限らないのよ」
「なんで? じゃ、どうすればいいの?」
茜は好奇心を剥き出しにして加奈子を質問責めにした。
「パパとママが赤ちゃんが欲しいって願いながら毎日セックスすればできるかも……」
「ねぇねぇ、妹が欲しいよぉ、パパに頼んで作って、お願い」
「じゃあ、頼んでみるわね」
茜は再び図鑑の中の交尾する動物や昆虫の姿を眺めた。
「ママ、動物たちにも交尾で赤ちゃんができないことがあるの?」
「えっとねぇ、動物の種類にもよるけど、大抵はね、発情期といって交尾する時期が決まってるから、ちゃんと産まれるようにできてるのよ」
「ふぅん、じゃ、パパとママの発情期は?」
「……人間の場合はいつでも、パパとママは愛し合っているから」
「え? じゃ、すぐに妹ができるね」
「そうじゃないの、パパとママは子供ができることを願ってセックスしてるわけじゃないの」
「じゃ、なんでしてるの?」
「さっきも言った通りセックスが気持ちいいからよ、お互いに好きになった男の人と女の人は、セックスすると気持ちよくなるのよ」
「私も気持ちよくなりたい」
「茜ちゃんにはまだ早いかな、相手の男の子もいないでしょ? セックスはね、茜ちゃんが大人になって、好きな男の人ができたらするものなのよ」
「ふうん……、ねぇママ、今日の夜もパパとセックスするの?」
「えっ?」
この最後の問には加奈子はやや狼狽した。
茜の図鑑には動物や昆虫の交尾の写真は掲載されているが、人間の性交の写真はない。
交尾や性交に興味を抱いた茜が人間の性交を見たいと考えることは寧ろ当然だった。
「……するわよ、見たいの?」
「うん、パパとママがどうやって私を作ったのか、どうやって私を作ったのかを見てみたい」
茜がもつ興味関心の中に大人のようなエロの視点は全くなかった。
茜が徹と加奈子のセックスを見たがる心境の真意は、純粋に人間がどうやって性交するのか、だった。
性交で気持ちよくなるとはどういうことかを知りたいということだけだった。
「……そうねえ」
加奈子は返答に窮した。
21/03/14 19:52 (uaTdnHuH)
3
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
一般的には、両親の性交を子供に見せることはタブーとされている。
厚生労働省によれば、親の性交を子供に強制的に見せることは児童虐待に該当するという。
だが、子供自身が望む場合はどうなのか。
世の中の多くの夫婦は子供が産まれてからの夫婦の営みに関して悩みを抱えている。
彼らの経験談には……、
「寝室で性交していたら子供が起きていてドアの隙間から覗いていた」
「リビングでの後背位を見られ、寝ぼけた子供に「何してるの?」と聞かれた」
「正常位での最中、妻の喘ぐ声に驚いた息子が突然寝室に入ってきて「ママを虐めるなっ」と父親の背中に飛びかかってきた」
「ソファで騎上位で性交していたら「ママ、喉乾いた」と小学生の娘が寝ぼけて入ってきて、私達の姿を見て瞬間に目が点になっていた」
……といったものが多い。
子供の側からの話では……、
「子供の頃、両親のセックスを目撃してしまい、怖くてすごいショックだった」
「5歳の時、両親のセックスを見たけど、聞いちゃダメな気がして黙ってた」
「夜中に目が覚めてふと見ると、全裸の父が全裸の母の両足を肩に担いで腰を上下させていたが、子供ながらに見てはいけないものだと悟り、瞬時に寝たフリをした」
……という声が少なくない。
この場合、多くの親は「うまく誤魔化せない」「どう弁解すべきか」と悩む。
子供の方も「見ては(聞いては)いけない」と考える。
突然、両親の性行為を目の当たりにした子供への影響。
自力で他人の性行動に関して読んだり聞いたり経験したりしている中学生程度以上の子供ならば、ある程度の判断や解決法を得られる。
が、小学生以下の子供はこれができない。
普段見たことのない両親の妖しい姿を子供は理解できない。
ただならぬ雰囲気に恐怖を覚える。
「パパとママはお互い大好きだから抱き合っていたんだよ」という弁解は、短期的に誤魔化せても長期的には不信感につながる。
実際、普段はきちんとした身なりで何でも分かっていて頼りできる両親が、ある晩、暗闇の中で全裸で抱き合って妖しい往復運動で喘ぎながら呻き声を洩らしていたら……。
子供のショックは永久に消えない。
児童虐待と言われてもやむを得まい。
両親が仲良しなのは子供にとって嬉しいことだ。
その仲良しぶりを不断から子供に見せておくことが実は肝心と言える。
子供の目の前でハグやキスをし、父親が洋服の上から母親の乳房や尻を触る。
もちろん本気で発情して愛撫するわけではない。
父親が母親の乳房や尻を触る場合、あくまでも仲の良い男女の戯れとしての姿勢が大切だ。
従って母親も演技で「パパったらエッチなんだから」と言って逃げ回る姿を見せる必要がある。
子供はそれを見て、他人に対して、触ってはいけないもの、触らせてはいけないもの、言ってはいけないこと、やってはいけないこと、等々を学んでいく。
その意味では、茜が興味をもった今、加奈子は自分達の性交を茜に見せておいた方がよいと考えた。
以後、これを見られても茜に恐怖心を抱かせずに済む。
両親の仲の良さを嬉しく思うだろう。
茜が思春期に入っても嫌悪感ではなく客観的に肯定的に性交を把捉できるようになる。
多くの日本の子供が両親の性行為を受け入れられない原因は、家庭・学校・社会における偏った内容の性教育にある。
21/03/14 19:54 (uaTdnHuH)
4
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
徹の帰宅後、加奈子は茜との一件を話した。
徹は茜が興味をもっている以上、性交を見せることには賛成した。
が、茜の質問にそのつど答えながら性交するか、説明せずに日常の性交をそのまま見せるか、が問題だった。
加奈子は前者を提案した。
茜は年齢的にまだ性交の真の悦楽を理解できない。
性交は仲の良い男女が戯れにするもので、場合によっては赤ちゃんができる、といった程度の理解だ。
加奈子が提案した「茜の質問にそのつど答えながら性交する」という方法。
これは、教科書的な説明になる可能性が高い。
「男女が性交して性的興奮が高まると精巣から精子がペニスを通って膣の中に送られ、……」云々。
機械的な説明では従来の公の性教育と何ら変わりはない。
肝心な点は、どのように「性的興奮が高まる」のかということだ。
性的興奮を高める方法に関して……、
相手が異性ならば誰でも、勃つ、濡れる、といった男女がいる。
好きな異性だから、勃つ、濡れる、といった男女がいる。
異性のエロチックな姿を見ると勃つ、濡れる、といった男女がいる。
異性に性器を触られると勃つ、濡れる、といった男女がいる。
異性のエロチックな声を聞くと勃つ、濡れる、といった男女がいる。
行為を第三者に見られている(聞かれている)状態の方が勃つ、濡れる、といった男女がいる。
また、性交の方法に関して……、
愛の言葉を囁き合うと性的興奮が高まる、といった男女がいる。
異性に淫語を浴びせられ虐げられると性的興奮が高まる、といった男女がいる。
嫌がり抵抗する異性を無理やり犯すことで性的興奮が高まる、といった男女がいる。
他にも「性的興奮が高まる」状況は相当数に及んで存在する。
これらが性教育で語られることは(少なくとも日本では)ない。
教科書の説明には「精巣から精子がペニスを通って膣の中に……」とある。
それならば、「性的興奮が高まる」という表現は「快感の絶頂を究める」ことを意味するはずだ。
が、そこでは「快感」については全く触れていない。
中高生はどのように「性的興奮が高まる」のかを教わらない。
無論、教わらなくてもネットその他からの情報である程度は知っており、経験もしている。
それを記載しない(説明しない)大人の欺瞞に不満を抱く。
その裏で行われている大人の行為に嫌悪感を抱くのだ。
加奈子が提案した「茜の質問にそのつど答えながら性交する」という方法に対し、徹は一つの懸念を示した。
男女の合意の上でない性交は、強姦や輪姦または露出を目的としたSMプレイなどを除けば、人間の営みの中で最も(排泄行為以上に)プライベートな行為と言える。
もとより自身の裸を他人(身内を含む)に見せることに羞恥を感じる文化が先進諸国にはある。
3歳半の茜には風呂で既に裸を見せているからそこは問題ない。
が、私的な羞恥心や情欲を刺激し、魅惑的で淫猥なエロティシズムをもつ行為としての性交となると、どうか。
性交は、普段は分別のある大人が理性を喪失させて性的興奮を高め、快楽に溺れる行為だ。
理性を失って快楽に溺れ、快楽に溺れて理性を失う。
その姿はその快楽を共有しない第三者にとっては淫乱極まりない。
当事者にとって、それは単に自身の裸を見せる以上に強烈な羞恥を感じる行為となる。
性交する当事者同士は互いに相手を信頼し互いに相手の肉体を求め合う間柄だから、理性を喪失させながら思う存分、性的興奮を高めていくことができるのだ。
破廉恥な姿で淫らな喘ぎ声を放ったとしても信頼するパートナーの間だからこそ、それが可能になるのだ。
が、それを冷静に見詰める第三者の視線を意識した途端、性的興奮は休息に冷める。
これは主に男性側に当てはまることだ。
周囲の環境や心配事など、僅かでも気になることがあると、男根は勃起しなくなる。
たちまち委縮する。
勃起のメカニズムは極めて繊細だ。
徹が勃起しなければ性交は成り立たない。
娘に見詰められる中で加奈子を女として見ることができるか。
加奈子に対して性的欲情や興奮を高められるか。
加奈子も娘に見つめられる中で徹を男として見ることができるか。
徹に対して性的欲情や興奮を高められるか。
2人で性交の快楽に溺れ込むことができるか。
ここに問題点があった。
結局、加奈子が提案した方法で実践することになった。
性的興奮を高める過程も教える。
茜に見せる。
茜が理解するかどうかは分からない。
茜が嫌がったら直ちに行為を中止する。
取り敢えずは、隠さず真の姿を見せる方向で2人は合意したのだった。
21/03/14 19:55 (uaTdnHuH)
5
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
少し早目の夕食を取り、茜を含めて風呂へ入った。
そして地下の「エクスタシールーム」へ茜を初めて連れて行った。
茜は初めて見る「エクスタシールーム」の光景に感激していた。
そして、壁際に並べられている縫いぐるみの一つを抱くと、ベッド脇のソファーに座った。
「茜ちゃん、これからパパとママ、愛し合うから見てて、茜ちゃんの弟か妹を作るところ、いい?」
そう加奈子が言うと「うん」と茜がやや緊張気味に答えた。
「まず、パパとママは裸になってお互いの躰を触わりっこするの」
徹と加奈子は並んでベッドに横たわった。
キスを交わしながら互いのパジャマや下着を少しずつ脱がせていった。
「ママ……、キス、気持ちいい?」
「ええ、気持ちいいわ、パパもママも2人とも気持ちいいのよ」
茜への刺激しすぎないよう、優しく柔らかめのフレンチキスをした。
やがて2人は互いの股間に手を入れた。
徹は指で加奈子の大陰唇を広げて陰核を優しく擦った。
加奈子も徹の陰茎を掌で優しく包み込んでゆっくりと擦る。
性器がよく見えるよう2人とも陰毛は処理してあった。
やがて加奈子の膣口は潤い、徹の陰茎は膨れて硬くなった。
「すごい、パパのおちんちん、おっきくなった」
茜の視線が徹の勃起物に釘づけになっている。
「こうやってお互いに触わり合っていると、パパもママもとっても気持ちいいんだよ、そうやって発情していくんだ」
「もう、パパもママも発情してるわ、ママのおまんこ、濡れてきてるでしょう? 」
茜は加奈子の股間を覗き込んだ。
「パパがおちんちんを入れやすくするためよ、おまんこにパパがおちんちんを入れてくれればセックスができるわ」
加奈子の呼吸が荒くなっている。
加奈子は完全に欲情していた。
徹も状況に慣れてきていた。
怒張が痛いほど漲っている。
娘に性行為を見つめられることが新鮮な興奮を齎していた。
徹は加奈子に覆い被さる。
加奈子が徹のモノを手で自らの膣口へと導く。
「茜ちゃん、見て、ほら、ちゃんと入っていくでしょう?」
「うん、ほんとだね、おちんちんがおまんまんに入ってく」
茜はじっと見つめながら縫いぐるみを抱き締めた。
徹は男根を根元まで加奈子の膣に挿入した。
腰を引いてピストンを始めようとした瞬間だった。
茜が「もう寝る」と言って部屋を出ていこうとした。
「えっ?」
茜の言葉に徹と加奈子は仰天した。
「茜ちゃん、パパとママのセックスを見るんじゃなかったの?」
加奈子が徹の躰の下から顔を出して尋ねる。
「もう見たよ、だって、おちんちんがおまんまんに入ったでしょ、これで私の妹ができるかもなんでしょ?」
茜は陰茎の膣への挿入をもって性交終了と思ったらしかった。
性交に持続性があり最後にその目的であるアクメに到達することなど茜が知るはずもなかった。
縫いぐるみをもって欠伸をしながら部屋を出ていく茜。
徹のモノは半ば委縮していた。
肩透かしを喰らっていた。
仕方なく徹も加奈子も行為を一旦中止して茜を寝かせに行くことにした。
茜はじきに眠りについた。

2人が再度「エクスタシールーム」に戻ったのは小一時間経ってからだった。
今度は2人は存分に淫交に溺れ込んだ。
加奈子の薄い2枚の花ビラを唇のように重ねた5センチほどの縦の亀裂。
白濁汁に濡れて淫靡に光っている。
亀頭がパックリと桃唇に咥え込まれる。
加奈子の淫唇に擦られながら青筋張った肉根が恥襞内に呑み込まれていく。
圧倒的な硬さと脈動を加奈子は膣内に感じて悶えた。
淫根と淫襞の擦れ合う刺激が2人の性感を高潮させる。
怒張が桃膣を撫で擦る感触に悦び戦慄く淫交の愉悦。
徹が腰をゆっくり引く。
亀頭に絡みついて中から白濁した粘液がゴポッと溢れて膣口から滴り落ちた。
「はあぅっ……くっ……ふうぅんっ」
加奈子が異様な呻き声を上げた。
女陰の内部で怒根が脈打つたびに灼熱した悦楽の炎が湧き立った。
女盛りの子宮は歓喜に燃えあがった。
「ああッ、あなたっ、あなたっ、あなたっ、……ああッ、ああッ、気持ちいいっ、いいッ」
男の卑猥汁をたっぷりと子宮に打ち込まれながら加奈子は女の官能の極みを何度も彷徨った。

茜はその後はセックスを見たいとか「ラブルーム」に入りたいとかを言わなくなった。
やはり見てはいけないものと子供心に悟ったのかも知れかった。
一方、徹も加奈子も一度茜に行為を見せたことで、茜が寝ている隣でも性交できるようになった。
無論、「ラブルーム」でのように奔放にはできない。
が、茜が目を覚ましても狼狽える気遣いはなくなった。
徹と加奈子はその後「ラブルーム」に降りて性交するか、茜の寝る和室でそのまま性交するか、半々の割合になっていた。
21/03/14 19:57 (uaTdnHuH)
6
投稿者: 彩未 ◆sPqX4xP/g6
ある初夏の午後、加奈子は茜と横浜へ買い物に行った。
茜は縫いぐるみやアクセサリーの他、図鑑や本を買ってもらった。
茜は賢い娘だった。
学研漫画「ひみつシリーズ」や「日本の歴史」「世界の歴史」をはじめとして、伝記物や子供向けの世界文学全集のなども読んでよく吸収していた。
その帰り道。
加奈子は鎌倉へ向かって相模湾沿いに車を走らせていた。
茜が突然、加奈子に尋ねた。
「ママ、昨日、リビングでパパのオシッコ飲んでたの?」
「えっ?」
加奈子は茜の突然の言葉に動揺した。
が、前夜の性交時にしたフェラチオを茜が見たのだとすぐに悟った。
その時は加奈子はソファーに座っていた。
徹が加奈子の太ももを挟むようにソファーの上に立って加奈子の口に太棒を含ませたのだった。
「ああ、あれはね、ママのお口でパパのおちんちんを気持ちよくしてあげたの」
「ふうん、おちんちんを舐められるとパパは気持ちよくなるの?」
「そう、男の人はね、おちんちんを舐められたり擦られたりすると気持ちよくなるのよ」
「女の人は? 女の人もおまんまんを舐められると気持ちよくなるの?」
茜が目を輝かせて訪ねた。
「そう、女の人も同じ、セックスは子供を作るときだけじゃなくて、愛し合う男の人と女の人が気持ちよくなるためにするのよ」
「そうなんだ……」
「逆に、愛し合ってないと気持ちよくならないの、だから、誰とでもしていいというわけじゃないのよ」
「ふぅん、昨日のパパとママ、すごく気持ちよさそうだったよ、パパとママは愛し合っているんだね」
茜は少し安心した様子に見えた。

加奈子は昨晩の営みを茜に見られていたことに気づいていなかった。
おそらく徹も気づいていまい。
茜が和室で寝ているので、起こさないよう、例によって声を控えて性交したはずだった。
茜が和室を出て廊下を進み、リビングの入り口まで来れば、リビング内での営みはほぼすべて見渡せる。
フェラチオを見ていたとすると、その後どこまで見ていたのか。
最初はソファーに並んで座ってのキスと愛撫だった。
次に徹がソファーの上に立ち、加奈子の口に男根を挿し込んだ。
徹は加奈子の頭を両手で抱えながら腰を前後させた。
茜はこれを見たのだった。
次に加奈子は躰の向きを変え、ソファーの背もたれを抱く姿勢で尻を突き出した。
徹が絨毯に膝を突き、加奈子の尻を抱えながら加奈子の尻に顔を埋めた。
徹は歯と唇と舌で顔を加奈子の性器を巧みに刺激しながら上下させた。
「ああ……いい……」
加奈子が顔を上に向けて喘ぐ。
次に徹は加奈子を床の絨毯の上に仰向けに押し倒した。
両足首を持ち上げて加奈子の両耳脇に押しつけた。
いわゆるマングリ返しの恰好だ。
今思えばこのマングリ返しは加奈子の陰部が茜に丸見えになる向きだった。
徹は加奈子の股間に顔を埋め、縦横に舐め回した。
加奈子は淫らな言葉を口にしながらたちまち昇りつめた。
その後は様々な体位で性交した。
テーブルに両手を突いた加奈子の尻を徹が後背位で抱いた。
太いのを突き立てられて加奈子は絶頂した。
窓際の月明かりの中で対面立位で交わった。
加奈子は徹に抱かれながら激しく責め立てられた。
淫らな言葉を口にしながら再び昇りつめた。
「ああッ、おまんこが気持ちいいわっ、ああッ、あなたっ、もっとおまんこしてっ、ああッ」
硬く逞しいモノで責め抜かれて加奈子は崩れ落ちた。
絨毯に仰向けになった徹の上に加奈子が跨る座位で性交した。
逞しいのを咥え込んで加奈子はアクメに達した。
最後にソファーで正常位で愛し合った。
加奈子は傍若無人なよがり声を放ち続けた。
身を滅ぼすような凄絶な快感が次から次へと襲ってきた。
「ああッ、ああッ、あなたっ、好きっ、好きよっ、ああッ、愛してるわっ」
加奈子は髪を振り乱してよがり叫んだ。
「ああッ、こんなに愛され続けたら、あたしっ、おかしくなっちゃうっ、ああッ」
徹も加奈子の破廉恥な喘ぎ声に耐え難くなっていた。
熱く滾る愛液を加奈子に勢いよく流し込んでいた……。

「セックスって長い時間がかかるんだね」
茜の問いが続く。
「うん、時間をかけて愛し合うと、お互いに気持ちよさが増えていくの」
「へぇ、もっと気持ちよくなるの?」
「そう、どんどん気持ちよくなっていくのよ」
「……それで、どうなるの?」
「もうこれ以上ムリというところまできたら、おちんちんからおまんこの中へ精子が自然に送り込まれるの」
「せいしを送るとき、パパは「えいっ」って言うの?」
「そうじゃないの、パパ自身の力じゃなくて、気持ちよすぎて自然に洩れちゃうっていう感じかな」
「おもらし……?」
「……に近い感じかな、そうすると、赤ちゃんができるの」
「ふぅん、……じゃ、昨日は赤ちゃんができたかもだね」
そう言って茜は無邪気に笑った。
21/03/14 19:58 (uaTdnHuH)
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