「どうだ、良い眺めだろ？」
健治さんがよく泊まるというシティホテルの
最上階の部屋から見る大都会の夜景は見事だった。
天上から下界を見下ろすような気分になる

「こんな高級な部屋によく泊まるなんて、お金持ちですね。」
「一生懸命働いた自分へのご褒美だよ。」
健治さんの右腕が背中に回り抱き寄せられる

「こんな素敵な雰囲気の部屋に連れて来られたら、みんな身体を許してしまうでしょうね。」
「君もそうしてくれるかな？」
健治さんの手がすっと僕の胸に伸びてシャツの上から右の乳首をつねる

（はぁﾝっ！）ピクンと反応してしまった
「身体は正直だ。」
「（僕は）男ですよ、そういうこと出来るんですか？」
「君は、そうなる事を望んでいたはずだ。」
「えっ」

「ジムで初めて君の視線を感じた時、君の眼は”僕を抱いて欲しい”と訴えていた。」
「そんな・・・」
健治さんの腕に力が入り、キュッと抱きしめられる

「自分の気持ちに嘘をつくことはできないぞ。」
そう、初めてジムで健治さんを見たとき、身体にビリっと電気が流れた
そして見かけるごとに惹かれていくことに気付いた時は衝撃だった
今まで、男に対してこんな気持ちを抱いたことは無かった

そして、今日ジムで食事に誘われた時
（抱かれるかもしれない！）という期待感がムクムクと湧き上がって来るのを感じた

されるがままに服を脱がされ全裸に・・・

健治さんを受け入れることができるように、ジムでお尻の中を綺麗にしてきたので心配はない

両手で顎を包まれた、自然に目をつぶる
唇が重なり、温かい舌先が入って来た、舌を絡める
脳の奥が痺れてめまいがしそうだ

小さな僕のペニスが硬くなって、子犬がご主人様に甘えるように、ビクンビクンと跳ねる

健治さんの愛撫に身体中が蕩けてしまいそうな快感

我慢汁が溢れて来る

いつの間にか全裸になった健治さんの股間に
天狗の鼻のように怒張し血管が浮き出たペニスが天井を向いていた

僕は、そうすることが初めから決まっていたように
ひざまづき、顔を近づけていく

カーテンが開いた大きな窓に
突き立った大きなペニスを口に含む僕の姿が映っている

近くの高層ビルに明かりのついた窓がいくつもある
誰かが、僕らの行為を見ているかもしれない

我慢汁が滴るほど溢れて来る

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