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妻の浮気
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:妻の浮気
投稿者: カフカ
ID:kafka18
賢治が妻の浮気を感ずいたのは
いまから2週間前だった。
金曜日、深夜1時。インターフォンが鳴り
受話器を取れば、モニターに男性が映る。
「○○タクシーの者ですが…」
妻が泥酔し、起きないという。
「すみません、いま向かいます。」
賢治はそう言うと、寝間着にダウンジャケットを羽織、
財布を片手にエレベーターに乗った。
35歳。3歳年下の妻と2年前に結婚した。
共働き、子はおらず、お互いの仕事、時間を尊重し
許しあう、と二人で誓い、一緒になった。
結婚後、賢治の気持ちが変わる。
子供が欲しい。
化粧をし、髪に気にかけ、色気を保ち、女でいてくれる
妻に満足していたし、自慢だった。
だが、仕事が安定し、マンションを購入し、
賢治の気持ちは変わる。家族を築きたい。
そのモヤモヤした気持ちは表情にあらわれ、
今まで通りお互いの生活、立場を維持したいという妻に
モヤモヤが伝わり、二人の間には距離ができている。
「どうもすみません、おいくらですか?」
助手席の窓ごしから料金を支払った。

タクシーの後部座席から妻の鞄を肩にかけ、
腕を引き、肩を抱き、車内から出すと、
運転手に軽く会釈して、マンションエントランスに
入った。
アルコールの臭い。
妻と出会ったのは会社の飲み会だった。
自社の顧問先税理士事務所の事務員。
その飲み会でも、妻は酔い、
帰宅経路が一緒だった賢治が介抱した。
酒に任せホテルに行き関係を持った。
そんな出会いだったから付き合う際は
誠実さを見せ、結婚する際も
「相手を尊重する」、なんてカッコつけた話をした。
時間は人の環境を変える。環境が人の気持ちを変える。
妻に「子供作ろう、仕事を辞めてほしい」
そう言えるタイミングを考える毎日だった。

「大丈夫?」
そう聞いても、もちろん妻の返答はない。
肩まで伸ばした髪が胸元に届くくらい頭をグニャリと
下げて眠っている。
出会ったころの妻は
簿記の知識がある、税理士アシスタント事務員だった。
2年以上経ち税理士の資格を取ったキャリアウーマンに
なった。おしゃれで品のある靴、鞄、アクセサリーを
身につけ、どこの取引先に行っても信用と品格を
感じさせれる女性を演じている。
この日はタイトなスーツに白いインナー、
コートにストール。いつもより硬いのは
業務請け負い先の企業への接待だったのだろうか。
エレベーター内、妻が
かろうじて立ち上がろとしてるのは
寝ているというより、泥酔して意識が
朦朧としているからだろう。
他の住民に会わないのが救いだった。妻を抱え
自宅鍵を開ける。
玄関に入ると崩れるように倒れた妻。
膝丈のコートがはだけ、タイトスカートにお尻が
浮きあがり、網タイツを履いた脚がみえた。
賢治の気持ちのモヤが大きなる。
靴を脱がせ、寝室に抱え込む、妻の身体は
温かかった。熱いといってもいい。
まだまだ細身と言えるが、抱えるために手を回した
妻の腰は肉もうっすらついている。
ダブルベッドに寝かせる。彼女はうつぶせに無防備に
倒れ込む。コートを脱がせ、ストールとり、
スーツのジャケットを脱がせると毛布をかけた。
と賢治は気づいた。ブラジャーをつけていない。
白いインナー、背中を触る。身につけていない。
タイトスカートで形が浮きでたお尻を触る。
身につけていなかった。
そのまま寝室の電気を消しリビングのソファに座る。
妻の帰りを待つ為に時間潰しに観ていた映画。
映画を観ながら飲んでいた缶ビール。
目に入る物、耳に入る音よりも、妻の事が気になった。
なぜ下着を身につけていないのか?
そんな疑問よりも相手が誰なのか気になった。

妻を一人の女性としてみていないわけではない。
少なくなったとはいえ、セックスはしていた。
就寝時、寝間着でするセックス。
楽しんでいるとは言えなかった。
賢治はソファから立ち上がり、玄関に向かう。
置きっぱなしにしていた妻の鞄。
持ち上げもう一度ソファに座る。
妻のスマートフォン。手に取り電源を入れた。
求められるパスコード。
妻の誕生日を入れる。はじかれる。
二人の結婚記念日を入れた。はじかれる。
胸がハラハラしている。妻との距離が
暗証番号でみえるようで寂しく辛かった。
賢治は恐る恐るゆっくりと賢治の誕生日を入れた。
はじかれた。
少し期待した自分がいた。
まだ愛がある、そう思っていたかった。
賢治は鼓動に焦らされながらも妻に関連した番号を
考える。
お母さんの誕生日。妻は母子家庭で育った。
なにより母を大切にし、付き合っていた時も
結婚後も妻の母の誕生日を皆で祝った。
番号を入れるとロックがはずれた。
賢治の鼓動はまた違うリズムに変わる。
妻の心に入る、そんな風に思った。
誰にも見せる事のないスマートフォン。
妻の心の底まで見れる気がした。

メールアプリ、起動すると新着メールがある。
line。トークに新着トークが届いている。
見れなかった。見てしまえば新着アイコンが
消えてしまうから、見てはいけない。咄嗟に判断した。
見れるもの。写真。すぐに思い付いた。
アルバムを開くと、真っ先に男性の写真が映っている。
顔写真、笑っている顔写真だが裸だとわかる。
ホテルの一室、卑猥な姿で鏡に映る二人。
賢治は頭を天井に背けた。
やっぱりか。
そう、分かっていた。
女の色気、男がいるその色気くらい
賢治も感じとれていた。
目をスマートフォンに向ける。
アルバム。二人でワインを飲む姿、布団にくるまる男。
出会ったばかり、愛がまだ冷めていない二人にみえる。
自分の性器を男に舐めさせている写真。
妻がこんな写真を撮るとは思わなかった。
動画もある。妻が後ろから男に突かれていた。
喘ぎ声をあげる妻。ふと思った。
二人が映る動画。誰が撮った?鼓動が早まり
動画を早送りすると、カメラ下アングルに
男の勃起した陰茎が映る。別の男にバックから
突かれている妻にそのカメラと陰茎が近づく。
「ほら、くわえて」そう聞きとれた。
妻がくわえる。手をホテルのテーブルについているから
口と舌だけで必死にくわえようとしている。
口にそれをくわえながら喘いでいる。
アルバムに妻と自分が寿司屋や映画館で映る写真もある
それが余計に辛かった。
ブラウザを立ち上げ、お気に入りサイトを確認する。
どこで出会った男たちなのか?
すぐにわかった。お気に入り登録されたアダルトSNS。
IDはログインされたままだった。
妻のハンドルネーム、プロフィールを確認する。
IDメールは既読されたものだけ読んだ。
硬い仕事をしています。既婚者です。お酒を
ご一緒できる方。そんな妻のプロフィール。
写真が自撮りの胸元だから、メールが沢山届いている。
男たちとのやり取り。妻が別の女性、人にみえた。
スマートフォンを鞄にしまうと賢治は
ソファに横になり、目を閉じた。
部屋の灯りを消すこともせず片腕で目元を覆い
眠った。

賢治のモヤモヤは頭のなかで雲になり暗く覆う。
彼は早朝に目が覚めると自分のスマートフォンから
あのアダルトSNSを開いた。新規会員登録をすませ、
妻のIDにメールをした。
同じく既婚者です。お酒特にワインが好きです。
クラシック音楽が好きで、ランニングが趣味です。
そうアピールした。全部妻が好きな事だった。
三日後メールが届く。
お返事遅れました。私はランニングしながら
クラシック音楽を聞く事好きですよ。
当たりだった。同じ趣向の共有からの縁。
賢治は上手くメールした。
もちろんSNSだからアダルトな内容も送る。
恥じらう事なく、私はMでお酒を飲むと欲情してしまう
そうメールが返ってくる。
妻はどちらかといえばSだと思っていた。
本当は複数の男から犯されたいくらいMだった。

セッティングしますよ、男友達呼びます。
そうメールした。反応は遅かった。
返ってきたメールには
主人のスケジュール次第。
そうあった。
ふと送ってみた、
お子さん、欲しくないの?
妻は即答で
いまの主人との間には作らない。
そういう返事だった。
賢治のモヤモヤの雲は頭から消えていた。
人の気持ちは変わる。喜びが起点でも寂しさが起点でも
人の気持ちは変わる。
賢治は妻のプロフィール、自撮りの色気のある写真に
興奮し、あの日みた妻のスマートフォン、動画を
思いだし興奮していた。
勃起した自分の陰茎を触り、妻でなく一人の女として
彼女を頭に描いた。

都内ホテルのバーに男がいる。
「初めまして」賢治が声をかけ、
掲示板で出会った男と打ち合わせをした。
賢治はそのバーの片隅で妻を待った。
妻を寝とってほしい。そんな要望にすぐに応募が
あった、賢治より10歳は若い男。
その男がバーで妻を迎え入れた。
カウンターでお酒、ワインを乾杯する二人。
コートを脱いだタイトなワンピース姿の妻は
セクシーだった。SNS内で妻に紹介した若い男に
大人な女性として振る舞う妻は嬉しそうだった。
「◯◯さん、まだかな?」
妻はサイト内で知り合った男を待っている、
それが賢治であるともちろん気づいていない。
「先に部屋に入りましょう」
若い男がそう言い、二人はエレベーターに乗った。

時間が経つ。長く感じた。二杯目の白ワインが
減り酔いが回りはじめた時に
スマートフォンが鳴った。メール。
用意できました、来てください。
若い男からのそのメールで腰をあげ
エレベーターに乗った。
あの日妻が泥酔し帰宅した際、
マンションエレベーター内で賢治は興奮なんて
しなかった。淫らな妻を抱えても、
下着を着けていない妻に触れても興奮しなかった。
ホテルエレベーター内。賢治は興奮していた。
身体は火照り、熱く、鼓動は早かった。
妻ではなく、一人女として彼女をみている。
複数の男から犯されたい既婚のキャリアウーマン。
部屋に入るとワンピースを脱がされ、
網タイツにヒールだけの妻が目隠しをし、
若い男の前にしゃがみ、
若い男の勃起したそれをくわえている。
賢治はスマートフォンのカメラを起動し
スーツ、スラックスを脱ぎ、勃起した陰茎を彼女に向け
「こっちもくわえて」と言った。
彼女はヒールを履いたままがに股にしゃがみ、
必死に二つの陰茎をくわえる。
頭を抑え、喉の奥まで押し込む。
抵抗せずくわえ込む彼女。
「エホッ」と嗚咽しながら陰茎を口からはずす。
ダラリと彼女の唾が絨毯を汚した。
彼女は「ハァハァ」と喘ぎながら、またくわえる。
おもちゃを扱うように、妻である彼女を楽しんだ。

その後賢治は妻の時間、プライバシーを守っている。
結婚した時の約束は守れている。
目隠しすればいつでも彼女を抱けるから。
2014/02/25 00:55:06(yinH02dT)
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