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絶倫ラヴァーズ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:絶倫ラヴァーズ
投稿者:
蒸し暑くて寝苦しい、とある熱帯夜。

簡易オートロック付きの小さなアパートの一室で、男と女が事を終えた。

女は依然ベッドの上で、張りのある大きな乳房を揺らしながら、陰部から零れ出る精液をティッシュペーパーで拭っていた。
緩やかにウェーブした黒髪が、肩から背中にかけて張り付いている。

「ミチルの体は最高だよ」

男は肩で息をしながら、火照りきった体にすばやく衣服を纏っていく。
ちらりと目線を彼女に向けただけで、落ち着いていたはずのペニスが再び下着の中で起き上がってきた。

「もっと、したい?」

ミチルと呼ばれるこの女性は、そう言ってこの男に淫猥な視線を投げかけると、そのまま艶めかしい手付きで自らの乳房を撫でるように揉み始めた。
指先を真っ直ぐに伸ばし、中指と薬指の第一関節で乳首をキュッと挟むと、ハッと小さく息を止め、少しだけ仰け反ってみせた。
そしてまた、声のような吐息を漏らしながら、時計回りにゆっくりと胸を揉んでいく。

「あぁもうやばいっ…!!」

男は途中までボタンを止めたYシャツは着たままで、下着だけすばやく脱ぎ捨てると、真っ先にその両手でミチルの胸をがしっと掴んだ。
そして亀頭から零れ出る粘っこい汁を、乳房や谷間に塗りたくると、ミチルに両手で胸を寄せるよう要求し、狂ったように腰を振り始めた。

男の野太い喘ぎ声が、小さな部屋から漏れ出ていく。
隣室では、風呂上がりの独身OLが、息をひそめて二本の指を蜜壷に埋め、男の「アッアッ」という声を盗むようにして昇り詰めていった。

ミチルは胸から伝わる男の感度に興奮し、再びシーツに染みを重ねていく。
すぐにこのチンコを突っ込んで欲しいと思ったが、あえて堪える方がゾクゾクする。
ミチルは膣を触らないまま、意識的にヒクヒクと動かして感じていった。
ハァッハァッと細かく呼吸するミチルを見て、男はおっぱいで感じているのだと思い込んだ。
そんな誤解が興奮を最高潮へと焚きつける。

「あーっやばい、もう出るっ、出るっ……うっ………」

少ない精液がミチルの顎にぶっかけられた。
ペニスが脈を打つ間、部屋は静けさを取り戻した。

男のイク声で、隣室の女性は2回目のオナニーの絶頂に達した。
彼女はパブロフの犬のように、毎晩のように隣から聞こえる男の声で欲情していた。

二人はそんなことを知る由もない。

「ねぇお願い、手でイカセテ?」

ミチルは男の眼前に、濡れてどうしようもなくなった陰部をさらけ出した。
アワビの縁を、二本指でパカーっと広げて見せる。

男は絶倫状態で再びすぐに勃起した。

「手じゃないけど、いい?」

待ち切れずにヒクヒクと腰を動かす彼女に、男は挿入しようとゆっくりと近づく。
しかし突然、男の携帯の着信音が鳴り響いた。
男は一度振り返ったが、無視して続けようとした。
しかしペニスは萎れ、もうミチルの陰部に擦りつけても立たなかった。

「奥さんでしょ?電話に出て?」

「でも…」

「いいの、電話の横でこうしたいの…」

ミチルはゆっくりと中指を沈めながら、上目遣いで首をかしげた。
ゆっくりと抜き差ししているミチルを横目に、男は電話に出た。

「も、もしもし」

浮気を疑いつつも、直接触れて来ない妻との会話の片隅で、静かによがるミチルに気を散らされる。
前以って決めていた言い訳を述べながら、チラチラとミチルを盗み見る。
この危機的状況で、男はまたもフル勃起していた。

立ったまま腰に手をあてて電話している男の方へ、ミチルがにじり寄る。
四つん這いで愉しそうな顔をして、おっぱいを揺らしながら近づいてくる。

男は危険だと思いながらも、ミチルに先を委ねて、適当に妻に相槌をうっていた。

ミチルは男の真ん前に到着すると、ゆっくりと体を起こしながら、突起したペニスを下から舐め上げた。
喘ぎそうになるのを必死で堪え、男は電話の声を黙って聞いている。

それでもミチルの淫猥な攻撃はやまず、男をベッドに腰掛けさせると、ちゅぽん、ちゅぽんと二回フェラチオし、そのまま跨ってどうしようもなくなった蜜壷をペニスで埋めていった。
ミチルの吐息が耳に触り、男は焦って電話を切った。

妻は不審がるだろうが、喧嘩に我慢して何かプレゼントすれば済む。
金に強欲な妻よりも、性に強欲なミチルの方が、男には比べられないくらい魅力的だった。

ミチルは男の耳元で吐息を漏らしながら、ゆっくりと腰を動かしている。
男の体にミチルの大きなおっぱいがぴったりと密着している。

「あぁぁーん、気持ちいぃー…」

ミチルは恍惚の顔でそう訴えた。
男は一度大きく下から突き上げ、徐々にスピードを速めていった。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっあっあっああああー」

ミチルは膣をきゅうーっと締めつけて、一気に絶頂を迎えた。
それからすぐに中でドクンとペニスが射精するのを感じた。

しばらくして、ミチルはそっとペニスから離れた。
いつの間にかミチルが潮を吹いていたらしく、男のYシャツがぐっちょりと濡れている。

「ミチル、すごかったね」

男はまだベッドから立ち上がれず、汚れたYシャツを脱ぎ始めた。

「うん、すごく気持ちよかったぁ…」

ミチルは裸のまま、予備のYシャツを取り出した。

「一緒にシャワー浴びて、これに着替えたら、帰らなくっちゃね?」
「そうだな」

それから二人はシャワー中にも駅弁セックスをした。
男がミチルの家を出る時、時刻は23:00を過ぎていた。
 
2014/02/21 17:22:46(GSx/YFW4)
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