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負け組②
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:負け組②
投稿者: trap ◆i7SpQ0yrjE
「ナベくん…好き…」

酩酊女上司の寝言…
告白?

一瞬パニックに陥るオレ。

落ち着け、ただの酔っ払いの寝言だ…
ハハハ…係長、人が悪いぜあはは…

寝言とはいえ女性からコクられるのはオレの人生の中でそうはない。

何ドキドキしてんだオレ…

ベンチに寝転んで無邪気に寝息を立てるケイコさんがなんか無茶苦茶可愛く見えてきた。


「係長…係長…」

ケイコさんを呼んでみる。

返事はない。


やっぱり寝言か…


と思った時!


「もう…女を待たす…普通。
せっかく告白したのに…」


ケイコさんは起きていた。

寝たふりしてたのか?
なんだこの状態…


「あはは…係長起きていたんですね…」

!?

ケイコさんがオレに抱きついてきた。

「ずっと誘ってるのに…気付け…バカ…」

強気な言葉とは裏腹に…ケイコさんは泣いてる…

オレはケイコさんを抱きしめた…

「ふふっ…男の人に抱きしめられるって久しぶり…」

「係長…」

「バカ…名前で呼んでよ…今日だけでいいから…」

「ケイコ…」


彼女の気持ちは一夜限りのただの気分的なものなのか…
それとも本気なのか…わからない。

けど、抱きあっているとなんかすごく落ち着く感じがした。


オレは彼女の唇にそっとキスをした。

彼女はオレの唇に吸い付くように舌を絡ませた。

……あ…

オレも深く彼女の唇に舌を絡ませ静かな公園にピチャピチャと濡れた音を響かせた。

「ふふ…美味しい…
ナベくん気付かなかった?アタシの気持ち…ずっと好きだったのよ…
仕事中もいつも側にいてくれて、愚痴も聞いてくれる貴方が…気付いてくれないから…アタシ…」


大粒の涙に嘘は見えなかった。
きっとずっと抑えていた気持ちなんだろう。

「オレも好きですよ…ケイコさんの事。

ストイックで、無器用で…なんか放っておけなくて気付いたら一緒にいましたね…いつも(笑)」

「ヨシト…くん…」


オレ達は二人の気持ちを確かめ合う。


「ケイコを欲しい…」

彼女は嬉しそうに頷いた。


歩きながら何度もキスを重ねた。

どこにでもいるカップル?
端からみればそんな感じかな。

でもオレ達はお互いのキズをなめ合うケモノ。


二人の長い夜が始まろうとしていた…
 
2013/04/26 21:01:36(2Md3MN6y)
2
投稿者: aok
続きを・・・
13/05/08 19:11 (STU69P8F)
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