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1:ペンション10
投稿者:
マルボロ
膨れた股間をN美が気付いたのか?
N美「何?、朝立ちしてんのよ~」と冗談混じりに言った。 私は焦り「えっ…いや…これは…あれ?…」とあたふたしているとN美が「こんな美人が隣にいるからでしょ~?」と私をからかう。 私は「アハハハ…」と笑いごまかす事しか出来なかった。 するとN美が私の方へ体を寄せ、顔を近付かせると「ねぇ、溜まってるの?」と言ってきた。 私は苦笑いで「まぁ…」と言うとN美が小声で「抜いてあげよっかぁ?」と言ってきたのだ。 私の勃起を勘違いしているN美にどう返していいのか迷っているとN美は「うふふ…」と言って濡れた手を私の股間に持っていきズボンの上から肉棒を触り始めたのだ。 「N美ちゃん!ダメだよ!」と驚き慌てる私にN美は無言でくっきりと浮き出た肉棒を掴むような感じで上下に摩り始めた。 N美が「固っ!…おっきい~…」と呟くと肉棒を強く握り扱く感じで肉棒を弄び、私の気持ちは「止めてほしい」から「やってほしい」に変わってしまった。 濡れた手で触った為、私のズボンには大きな染みが出来ていた。 N美がしゃがみ込むとすかさず私の肉棒を取り出し、直に扱き…舐め…そしてフェラチオが始まった。 妻以外の女性に…しかも妻の親友に…何とも言えない興奮が私の体を支配しようとしていた。 しかし…………。 N美「…ングッングッングッ…チュプッ!……気持ちいぃ?…」 私「……う、うん…」 正直、妻より全然だと思った…妻の方が断然上手いと………。 少し興ざめし、いけない過ちを侵している感が私の心を強く貫いた。 と、その時だった!誰かが来る気配を感じた。 私は咄嗟に「N美ちゃん、誰か来る!」と言うと私の声にハッと驚き、素早く立ち上がるN美だった。 何とも早い動きで何事も無かった様に食器を洗い始めるN美に唖然となる私だったがそんな時間は無いと慌てていきり立つ私の肉棒をしまい込んだ。 妻「手伝う事ある?」 間一髪だった!危うく妻に醜態を晒すはめになる所だった。 私「…あ、あぁ…こっちは大丈夫だよ!…N美ちゃんが手伝ってくれてるから…」 なるべく平然を装った私。 N美「…もぅ終わっちゃうしぃ…来るの遅いよぉA希ぃ!」 平然といつもの冗談混じりに言うN美に再び唖然となる私だった。 女は怖い生き物だと痛感した一面でもあった。 妻「…ごめんね………あぁ子供達が心配だからちょっと見てくるね?」 私は妻がこのまま立ち去る事を恐れた。 ひとつは妻がこのままいなくなればN美といけない関係に陥る事…もうひとつは妻の『子供達が心配だから見てくるね』と言う言葉が気になった事だ。 普段妻は子供達を自由に遊ばせ、見に行くなど余りした事がない。ほとんどが私の役目だった。 それが今日に限って、ましてや友達のN美をほったらかしにして行くだろうか? 『怪しい?どうも引っ掛かる?……ま、まさか!!』 私は直ぐさま「じゃ俺は買い物してくるよ!」と言ってこの場から立ち去った。 N美の「エッ!?…行っちゃうの?」みたいな表情を一瞬だけ見て悪い気がしたが、今はN美の事より…私にはやはり妻だった。 急いで車に乗り、エンジンをかけ、いかにも出るぞ!と思わせる為、ブオ~ンと空吹かしをして車を出した。 生き先は決めていた。少し先の空きペンションだ。そのペンションの建物の陰に車を止めた。 急いで誰にも見つからない様、警戒しながら私達のペンション方面に徒歩で向かった。 ちゃんと舗装されてない道無き道を進んだ。木々を避け、そして掃いながら進み、私服や靴には草や葉など付着していた。 こんな探検隊みたいな事をしてまでも今の私には妻の動向が気になって仕方がなかった。 あの時の『まさか!!』が現実であってほしい…いや、そうで無く私のとりごし苦労であってほしい…ふたつの思いが私の足を前に前にと進めた。 木々の影から正面に私達のペンションが見え、そして道のある右側を振り向くと直線の距離にして約60㍍ぐらいだろうか?妻らしき人物が歩いていた。妻にしては少し雰囲気が違う感じがした。 先程までの妻とは容姿が違っていたからだ。 遠目で見たので直ぐに分からなかったがそれはやはり妻だった。 ついさっきまでジーンズをはき、髪を簡単に縛っていた筈なのに…今歩いている妻は何故かスカートにはき替え、髪も下ろしていたのだ。 『子供達の様子を伺いに行くだけなのに何故、着替える必要があるのか?』 私は疑問に感じた。 私の『まさか!!』が現実を帯びてくる気がした。 …と同時に私の股間が熱くなり、鼓動も早まっていた。 当然ながら子供達が遊んでいるであろう小さな川とは反対方面に妻は向かっていた。 私は一定の距離を保ちつつ、険しい道無き道を進んだ。 妻を尾行し続け、約4、5分…突然、妻がフッと斜め後ろを振り向いた。 その先にはやはりS治さんの姿があった。 おそらくS治さんが「A希ちゃん!」等と言って妻を呼び止めたのだろう。 S治さんが山道の脇から出てくると妻はS治さんの方へ歩いて行く。そして2人が向かい合うと何かを少し話し…妻が私の居る斜め前の方へ指差した。 すると2人は妻が指差した方へ歩きだすとその場から消えていった。 妻が指差した所…私は直ぐに場所を理解した。 私達がよく山菜を取りに行く途中にある休憩場所だ。 それはもちろん山中にあり平面になっていて少し開けた場所でそこには腰掛けるのに調度よい岩が三つ並び休憩するにはもってこいの場所だった。 私は妻達よりも早く行かなくてはならないと木々を避け、薮の中を急いでそこに向かった。 今思えば『よくあんな道無き道を進んだもんだなぁ』と関心してしまう程この時の私はがむしゃらに進んだ。 その場所から少し離れた雑木林に身を隠し、様子を伺ったが妻達はまだ来て居なかった。 「ふぅ~…何とか間に合ったな…」その時、思わず口に出た言葉だった。 身を隠して妻達を待ってる間、辺りの静けさ故の孤独感の中で私のあの病気が始まった。 2人がこの場所で淫らな行為をする妄想が脳裏に浮かびあがったのだ。 あの『まさか!!』が現実に成ろうとしている…妻とS治さんの情事を見たい気持ちと止めたい気持ちが私の中で葛藤し始めた。 少しして『ガサガサ…』という物音と人の気配を感じた。一瞬に身が固まり無の境地になった私は耳を研ぎ澄ました。 S治「この辺かい?」 妻「えぇ…もうすぐ…」 2人の話し声が聞こえ、ほんの数分もしない内に2人が姿を表した。 「どうするんだ俺?」自分に自分で問い質した。 しかし…結論が出る筈もなく、私はこのまま身を隠した状態で2人をじっと見ていた。 S治「…ふぅぅ…やっと着いた!……ん~いい所だね?」 大きく背伸びをするS治さん。 妻「…えぇ…そうね…」 何時もより元気がない妻。 S治「…此処に座ろうか?」 妻「………」 三つ並んだ岩の真ん中にS治さんが座ると妻が左側に座った。 静粛の中、S治さんが口を開いた。 S治「…後悔してるの?」 妻「……わ、分からない?」 S治「…分からない…って?」 妻「…自分でも自分が分からないの…」 S治「…どういう意味?」 妻「…私があんな事するなんて…自分が信じられないの…」 S治「…やっぱり後悔してるんだ?」 妻「…朝起きてからふと思えば…あの時の事ばかり思い出して…」 S治「………」 妻「…主人はもちろん…N美の顔も…まともに見れなくて…」 妻の言葉を重く感じたのか?S治さんは何も言えなかった。 …しばらく沈黙が続いた。 S治「…あれは夢だったんだよ!」 静まり返った中、突然のS治さんの声が響いた。 妻「…ゆ、夢?」 S治「…そう、夢!」 妻「………」 S治「…A希ちゃんが酔っていつの間にか寝ちゃったんだよ!そして夢の中で…て、やつさ!」 妻「…夢の中?」 S治「…そうだよ!夢だったんだ!」 妻「…あれはすべて夢の中の出来事だった…と?…」 S治「…そうさ!A希ちゃんのストレスが溜まった中での夢物語さ!」 妻「…無かった事に?」 S治「…A希ちゃんがそうするんだったら…俺も夢にするよ…無かった事に!」 妻「……う…うん…」 S治「…じゃそうしよう」 2人はこの場所で昨夜の続きを始めるのかと思い込んでいた私。 私は自分で自分が恥ずかしかった。 私はとんでもない勘違いをしていた。 妻があんなにも悩んでいたなんて…自分の事しか考えていない私が情けなく感じた。 S治「…あれは…夢かぁ…」 S治さんが急に立ち上がると腰に手をやり仁王立ちして言った。 妻「…えっ!?」 S治さん「…俺にとっては凄い夢だったからね…今の俺の宝物さ!」 妻「…まぁ、S治さんったら……クスッ(笑)」 今日初めて見る妻の笑顔だった。 S治「…正直言って夢にしとくのは…少~し残念だな~…」 妻「…少~しだけなのぉ?」 2人「アハハハハ…」 2人の笑い声は辺りに響いた。S治さんの思いやりでいつもの明るい妻に戻った気がした。 S治「…あっ…これ飲む?」 S治さんが缶ビールを取り出し、妻に差し出した。 妻「…あ…ありがとう…」 2人が美味しい空気の中で美味しそうに缶ビールを飲む光景に私は生唾を飲み込んだ…無性に喉が渇いたが我慢するしかない私だった。 2人がたわいもない話しをしながら缶ビールを飲み干すと妻が言った。 妻「…そろそろ戻りましょうか?」 S治「………」 S治さんは何か考え込んでいる様子で何かを妻に言いたい様子だった。 妻「……S治さん?」 S治「…あ、あのさぁ…」 妻「…う…うん…」 S治さんの様子の変化に少し戸惑っている妻。 私も『急にどうしたんだ?』と思った。 そんなS治さんが急に妻に背中を向けた。 S治「…今から言うのは独り言だよ?…一人の男の独り言…いい?」 妻「…は、はぁ?」 妻もだが私も『えっ?何?何だ?』という気持ちで戸惑った。 そんな妻の様子をS治さんは背を向けている為、分かる筈もなく…淡々と喋り始めた。 S治「…この場所いいなぁ…気に入った!」 妻「………」 S治「…夜は星も出て綺麗なんだろうなぁ…」 妻「………」 S治「…今夜、来てみるかなぁ……」 妻「………」 S治「…楽しみだ…」 妻は終始無言のままS治さんの独り言を聞いていた。 私はS治さんのこの『独り言』を聞き直感した。 S治さんは独り言と言いつつも妻を遠回しに誘っているんだと…自分から夢だと言い出した以上、妻を直に誘う訳にもいかず…自分の独り言として自分の思いを妻に伝えたのだ。 ましてや今夜にだなんて…おそらく家族(N美や子供達)が寝静まる深夜にだろう…深夜にこんな所に妻を誘って何を………。 S治さんは忘れられないのだろう……妻の乳房…妻のフェラチオ…そして妻のアソコ…妻の躯すべてを! 妻も馬鹿ではない!気付いた筈である。 その証拠に妻は黙ったまま顔を俯むかせ、さっきまでの表情は何処かへ飛んでしまっていたのだ。 S治「…じゃ…先に帰ります…」 そう言うと足早に立ち去っていくS治さんの姿。その姿はみるみる小さくなり、そして消えていった。 私は一人取り残された妻に駆け寄り「どうするんだ?…行くのか?」と問い質したい気持ちで一杯だった。 …が、そういう訳にもいかず、私は後ろ髪を引かれる思いだったが妻を取り残す形でこの場を後にした。
2009/05/18 04:28:48(rXrRe6lw)
楽しみにしてました。
これからどうなるんでしょうね。 結末も気になりますが、終わって欲しくない気もします。
09/05/18 06:50
(B4jvnKiL)
投稿者:
しゅん
マルボロさん
すごく興奮します。 これからの展開に期待しちゃいます。
09/05/18 06:55
(vaKwCofN)
4
削除済
2009/05/18 07:30:51(*****)
投稿者:
(無名)
早く 続き読みたいです。お願いします。
09/05/18 08:52
(Di6Tmop6)
投稿者:
(無名)
今までで一番読みがいがあり、うずきますどんな展開かたのしみ!
09/05/18 13:04
(RwCZ6WK9)
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