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最近のわたし‥
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:最近のわたし‥
投稿者: 美由紀 ◆cXTwkfn09g
わからない‥
「わかりません。ヒントとか‥」
「ヒントか~妹だよ。嫁さんの妹。」
「あ‥」
一番の理解者‥
悲しませる事はできない‥
すべてが納得できました。
私の入り込んだりする余地もない事も。
「そうなんだ。」
「そうですか?」
重い沈黙‥
「K村さんはその‥」
「ん?」
「妹さんとその‥」
「ん?」
「何?」
「あ‥何でもないです。」
「ダメだよ。」
「あ‥すいません‥その‥付き合ってるって事は‥」
「ははは‥俺も彼女も健康な身体だし,普通にセックスもするよ。嫁さんの妹ってなるべく思わない様にしてる。彼女に失礼だから。でも亡くした嫁さんの事を誰に隠さず悲しめるのも彼女の前でなら許されるよ。彼女も仲の良かった姉を亡くして悲しむ気持ちは一緒だからね。」
「そうですね。」
「彼女は,嫁さんが亡くなって3年した位かな‥精神的に参っちゃって離婚したんだよ。」
「そうなんですか?」
「うん。本当に仲が良かった。普通だったら一緒に悲しんでくれるはずの旦那のはずなんだけどね。」
「そうなんですか‥。」
K村さんの‥抱えているモノが私なんかと比べものにならないほど大きいのに気づかされました。
「どうしたの?」
「え‥」
「そんな男だよ。俺は。だから美由紀ちゃんとは‥」
「わかりました。ありがとうございます。でも‥勝手に想うのは私の自由ですよね。私,K村さんの事好きな気持ちは変わらないです。お話し聞かせてもらってますます好きになりました。」
「うん。自由だけど‥迷惑だからヤメて欲しい。」
「迷惑ですか?」
「うん。迷惑。ごめんな。」
優しいK村さん‥
突き放す事で,応えてあげれない私に対して諦めさせようとする優しさ‥
K村さんの気持ちが伝わってきます。
人間って深い悲しみを経験すると,ヤケになる人もいれば,K村さんの様に‥うまく言えません。
こんなに亡くなってからもK村さんに想ってもらえる奥さまが羨ましくも思えて,K村さんがいつまでも想ってあげれる奥さまだから素晴らしい人だったんだろうな‥って思いました。
「死にたいって考えましたか?」
「え?うん。子供がいなかったらたぶん‥」
「そうですよね‥」
「子供さん‥」
「うん。かわいそうだよ。お母さんも親父もいなくなったら。どんな事しても子供だけは‥嫁さんの残してくれた‥生きてた証だからね。」
「そうですね。」
昨日,みんなでショッピングモールへ行った時を思い出しました。
2009/02/21 11:33:52(dXVCknF0)
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