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1:雨あがりに②
投稿者:
かち
◆6RjG3cHSIU
朝、颯爽と風を切る自転車…
端麗な顔だちにしなやかな躰をスーツに包み時おりみせる白肌の内腿、すれ違うひとが振り返るほど朝日に負けない輝きを放つ真奈 しかし、彼女の気持ちは曇っていた。 あれからも雨の日と生理以外は毎日自転車通勤で下着を着けずに行っている。 始めた頃から一ヶ月ほどは日々高揚感でサドルに糸をひくほどの滲みを付けていた。 だが人間とは欲深いものでだんだんと強い刺激を求めてしまう… 今の真奈がそうだった 『物足りない…私は何を欲しがってるのだろう…』 そんな漠然とした思いを現在の状況も絡めてとある成人向けのサイトにかきこんでみた。 反響はあった。が… どれも (会いませんか!?) (見せてください!) などありきたりかつ性欲丸出しのレスばかりで真奈の苛立ちを増やすだけであった。 サイトを閉じ 苛立ちを追い払うかのように自慰をはじめようとするものの妄想が浮かばず躰だけの慰めに余計もやもやをつのらすだけであった… 『駄目だ!!』 そう思い慰めを止め再びサイトを開く ありきたりなレスが数件新しくカキこまれているなか他とは違う文を見つけた。 (はじめまして。玩具屋と申します。私はアダルト玩具の改造が趣味の男です。貴女の希望に合うかわかりませんが自転車のサドルに玩具を仕込むものを作りますので試乗していただけませんか?) 長くはない文だが真奈の指先が自然とその者のIDにすいこまれていった。 彼のIDの中にある画像を見てみると様々な玩具が写されており丁寧に改造部分の説明までされていた。 真奈の指は堰をきったように彼へのアドレスをクリックし本文を一気に書き上げた。 【はじめまして。画像拝見させていただきました。 おもしろそうな玩具達に興味津々です。 あなたがカキコミしてくださったサドルへの改造玩具を金額等も含めてもう少し詳しく教えていただけませんか。】 送信ボタンを押し送信完了の画面に切り替わるわずかな間に真奈の下腹部の熱が一気に上昇し冷める間もなく受信を知らす表示が 慌ててメールを開く真奈の姿は恋に落ちたばかりの乙女のようであり上気した顔で文を口に出して読んでいた。 「連絡ありがとうございます。興味持っていただき嬉しいです。 早速ですが改造サドルはクリトリスを三点の突起で囲み刺激をあたえる物を作ってみようと思います。 もちろん振動の強弱スイッチ装備で。 金額のことですが、こちらの趣味ですし試作品なので無料でかまいませんよ。 ただし、あなたのIDで使用状況の画像と感想を書いていただければですが。」 恋に落ちた乙女に迷いはなかった。 真奈【是非お願いします!!】 玩具屋《わかりました。 では自転車の車種を教えていただきたいのと採寸をお願いしたいので サドルに股がりクリトリスへの距離を測っていただけませんか?》 真奈は慌てて定規を手に 自慰の途中のパンツ一枚の姿のまま玄関にある自転車に股がった。 不安定な自転車の上でほぼ全裸に近い状態で定規を当てる姿は滑稽だが真奈にとっては真剣であった。 「あっ…!!」 定規の角がクリトリスをかすめた 一瞬電気が走るかのような感覚に痺れ 二度三度とかすめ気をやろうとしたが 今は早く採寸し彼に報告したい気持ちが勝ち自分を保てた。 結果を素早くメモ書きし 再び彼とのやり取りが始まる。 サドルには黒く光沢を放つ滲みを残しながら…
2011/12/14 14:45:11(SBdcZ1od)
投稿者:
かち
◆6RjG3cHSIU
一週間後
玩具屋から完成を知らせるメールが届いた。 送り先を聞かれたが顔も知らない男に住所を知らせるのは怖く悩んでいるとその迷いを見透かしたように彼から 《幸い隣県なので指定いただけた場所にお届けしますよ》 会うのは仕方ないが お礼も言いたいとホッとし 【そこまでしていただけるのですか!? 非常にありがたいです。お言葉に甘えさせていただいて〇〇市のショッピングモールでお願いできませんか?】 と返事をし、その後日時のやり取りを終え真奈の胸は高まった。 受け渡し当日 自宅から離れた目的地へ電車とバスを乗り継ぎ少し早めに到着。 お礼のお菓子をつめた赤い紙袋を目印に緊張した面持ちでセンターコートへたっていると彼も目印に例のモノを入れた青い紙袋持って近づいてきた。 「はじめまして。」 お互いの声が重なり一緒に近くのカフェへ 挨拶や日常的な会話をし 『ごく普通のひとだなぁ』 想像していた機械オタクの風貌からかけ離れた姿や言動に心の中で安心した真奈であった。 そして彼から 「これがアレです。中に手書きですが簡単な説明書をいれてますから試してみてください。」 と青い紙袋を差し出された。 プレゼントを貰った時のように、すぐ開けたかったがグッとこらえ 「ほんとにありがとうございます。 本来ならちゃんとしたお礼をすべきですが結構ということでこんなものですが…」 と真奈が焼いたクッキーが入った赤い紙袋を渡した。 その後、小声でお互いの性癖などを話し席を立ち礼を言い合いながら別れた。 真奈は帰りの電車の中で何度も開封したい気持ちと戦いながら家路につき玄関を開けると早速箱からモノを取り出した。 サドルにはビー玉程度の突起が三個ついており電源は電池、スイッチは裏側にONーOFF、強ー弱と別々についておりメカに弱い真奈でも操作方法は簡単に理解できた。 しかもカバーまでついており駐輪中にバレることがないよう心遣いまでしたあった。 自転車に装着されたサドルに高まる真奈であったが、いきなり外で試すのは躊躇し玄関での試乗となった。 玄関で下半身を露出する女 この異質な空間が真奈をますます高める。 「ごくりっ…」 黒いサドルに怪しい突起 これから自分が身を預け翻弄されると思うと淫美な輝きを放っているようにしか見えず強烈に引き寄せられハードルを急いで飛ぶ陸上選手のごとく美脚を大きく持ち上げ跨がった。 「はっ…!」 自分自身で正確に採寸しただけあり 座り直すことなく的確にクリトリスを包み込む三個の突起に思わず声を漏らす真奈 『外に聞こえてないかな』 この時点ではまだ冷静な真奈だが… 好奇心が集中した指先はサドルの裏にあるスイッチをONにしてしまう。 “カチッ☆”の音とともに “ヴィィィィィィ~ィィィィィ” 「はぁーぁー!!!!!!!」 機械的な音と淫らな声が共鳴した。 玩具の強弱も自分の声の音量も調整する間もなく爪先立ちの震える脚、強くハンドルを握る手は一気に紅く染まり呆気なく絶頂を迎える 「はうぅ!!…ダッ!!めぇ~イクぅー!!!!」 確実に外に聞こえたであろう悲鳴に自覚することなく小刻みに震えながら陶酔した顔で微笑む真奈 「これ…ヤバい…」 そう呟きながら自転車の隣に崩れ落ち自分の蜜液にまみれ怪しく輝くサドルにそっと指を走らせ自らの口に絡めた… 「美味しい…」
11/12/15 15:30
(crQ7xO0q)
投稿者:
天狗
続きをお願いします。
11/12/16 07:07
(t8.JyIpH)
投稿者:
かち
◆6RjG3cHSIU
あれから5日
いまだ外での試乗ができていない… 我を失った夜 玩具屋へお礼のメールは済ましたが約束のIDでの感想、写真のUPも手つかずのままであった。 もちろんその間も玄関先で日々サドルを怪しく黒光りさすことは欠かしていなかったが。 『よし!!明日は休みだし早起きしてロードしよう。そして写真を…』 そう決意するとなにかにかりたてられたように少し履き古した自転車用のスパッツと裁縫箱を引っ張りだし大事な部分を覆う場所に布をあてがい器用に針を泳がし布が重なった部分にハサミを入れた。 翌朝早く玄関から周りを窺いながら自転車を押す真奈が その姿は上下とも肌にぴったりとフィットしたロード用のウェア 胸にははっきりとわかる二つの突起。大事なところを隠すであろう場所は昨夜の裁縫作業により露になっていた。 『こんな姿を見られたら…』 そう思うだけで胸の突起はますます固さを増し下腹部は熱さで痺れ潤いを与える。 通りまででると意を決し自転車に跨がる。 「あんっ…」 思わず声が漏れたが人気はなく まずは慣れるまでとスイッチを入れないままペダルを踏みだした。 「はっ…ぁぁん…」 脚を回転さすたびにサドルの三個の突起の中でクリトリスも回転し弾かれるパチンコ玉のように踊った。 あれだけ乗りこなしている自転車なのに初心者の子どものようにふらつく。 『これでスイッチなんか入れたら私…』 そう思いながらもつい手を伸ばしてしまい…“カチッ☆”“ぅぅぅぅぅ~…” 「ぁあん!!」 艶めかしい声とともによろめく自転車 初日いきなりスイッチが強だったため短時間で尽きたことを教訓に弱で設定していたものの外で行われている自分の淫らな行為に快感が増し全身を赤く染める真奈。 このままでは転んでしまうと思いなんとか停車し肩を震わせ俯く真奈だったが前からジョギングをする男性の気配を感じ顔をあげ 「おはようございます!!」 となにかを誤魔化すようなハキハキとした声で挨拶をするが眉間に皺をつくり潤んだ瞳と弛んだ口は明らかに不自然であったため男性は立ち止まりその場でジョグをしながら 「なにか苦しそうですが大丈夫ですか?」 と問いかけた。 真奈はなんとか誤魔化そうと 「少しオーバーペースで走ったためですが大丈夫ですよ」 とひきつりながらも笑みを返した。 「そうですか…あまり無理なさらずに」 そう言い終わると男性は頭を下げ再び走りだそうとしたが目線に黒い布から僅かに見える赤く染まった肌色を見つけ驚いたものの慌てて真奈から離れていった。 『あぁっ…気づかれたかも… でも、もっと見て欲しかった…』 そう思いながら手はサドルの裏に… “ぅぅぅぅ~ヴィィィィィィ!!!!!!!!!” 「はぁぁぁぁぁ!!やだぁ!!ぁぁあっ!!」 スイッチを強にした途端に躰中に走る電気に身を竦めたがそれも僅で 「はっ!!いっ…イクぅ!!はぅっ!!」 の声とともにサドルから滝のように勢いよく逆噴水をし足元に水溜まりを作りハンドルに突っ伏しながら全身の力が抜けていくのを感じていた…
11/12/16 12:03
(jKz/VCqj)
投稿者:
かち
◆6RjG3cHSIU
どうやって帰ったのか記憶が曖昧だがシャワーを浴び段々と我に帰る真奈。
汚れたウェアの洗濯が終わる頃には髪も乾かし終え全裸でパソコンの前に “カタカタカタ…” 手慣れた手つきて例のサイトのマイIDにさきほどの行為や感想を書き込み修正を加えた写真をUP どのようにして撮ったのかあまり覚えがないがシャッター音に興奮してしまったことだけははっきりと覚えている。 黒く光るサドル 乳首を立てた胸元から肌が見える下半身まで写した自分 太ももから足元までびしょびしょになって水溜まりを作った姿 の三枚の写真ととても淫らな文に真奈のIDは一気に閲覧者を増やす。 伝言板には様々な欲望たっぷりのカキコミがされ真奈はそれを見ながらまるで自分が視姦されているかのような錯覚に陥り大きく脚を広げ両手で割れ目を開き溢れる蜜と吐息を漏らし始めた… とその時、スマホがメールの受信を知らせる爽やかな音を響かせた♪ 少し気だるい顔を見せた真奈だったが相手の名前を見て顔がほころぶ。 《ID見させていただけました。 すごく楽しまれたようで嬉しいです!玩具屋》 相変わらず短い文だが真奈は喜び慌てて返信をする。 【ありがとうございます。すごく興奮しました!!病み付きになりそうだし朝から服を汚してはいけないので通勤にはなかなか使えそうにないですが休日の楽しみに大事に使わさせていただきます!!】 《えっ!?通勤には使われないのですか?残念ですね(笑)でも、それだけ気に入っていただけると作り甲斐ありますよ。》 【さすがに朝からはベビーすぎますよ(照)ほんとわたしのツボに嵌まる作品です↑】 メールは途切れることなく続き真奈がさきほどIDの感想に書けなかったもっと男性に見て欲しかったことや写真を撮る時に興奮したことなど事細かく彼に話した。 すると暫く間があいて彼から 《なら貴女の快感をもっと引き出す改良型のサドルを作りましょうか? もちろん前回同様の条件でかまいませんよ。》 ドクンッ!! 真奈の中でまたなにかが動き出す。 【いいんですか!?わたし欲深いですからお言葉に甘えまくりますよ(笑)】 なんとかおどけた文を打ったものの真剣な願いであった… 《甘えてください(笑)貴女の反応が今の僕の嗜好を刺激しまくりでたまりませんから》 小躍りしたけくなるほど喜び暫くメールを続け完成まで二週間ほどかかることや受け渡しも前回と同じようになどいくつかの確認事項を済ませ短めのワンピースに着替えた真奈は再び自転車に跨がり街へ駆け出した。 もちろんサドルを怪しく輝かせながら…
11/12/16 15:46
(h26fH5LN)
投稿者:
天狗
興奮します!!続きお願いします。
11/12/17 18:39
(hvt3tbUI)
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