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あのこの思い出
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:あのこの思い出
投稿者: りゅういち
ID:ryu4249
愛されることだけを望んでいた礼子が好きだったのは翔一の激しいほどの愛撫だった。
二人だけの部屋、二人だけの時間。濃密な思いが行き交う二人の距離はすぐに短くなり、
礼子の翔一に対する愛情はさらに高まってゆく。出会った頃のよそよそしさは薄れ、今で
はただ抱かれていることに幸せを感じてゆく。同じ気持ちを翔一にも持ち続けていてほし
いと願うばかりであった。
 悲運なのではない、取り立てて不幸な生い立ちを背負って今日まで来たわけではない。
ただどんな状況にも居場所がなかっただけであっただけだ。年齢相応の恋愛もあったわけ
だが、終わってしまうことが最初から見えていたようなそんな出会いばかりだったのかも。
それって俺のことだと云うのは翔一だ。愛しても憂鬱なだけだという言葉に青いと思った
ものだが、彼の心の寂寥は本物なのだろう。愛してはいけない相手を選んだ?だからさび
しいのか?と詰め寄った私はなんと浅はかな言葉を口にしたのかと後悔した。私の気持ち
をそのまま先に言われたせいか。愛されたいと思ったことを人から責められたわけではな
かったがいきなり罪なことのように思えてならなかった。
 私と同じ人なのか、ならば私と結ばれることは絶対にないのだろう。
 私が去れば、人目もはばからず号泣するのだろう、この人は。
 だから…。
 背中から抱かれた姿勢で首だけが右を向く。深い口付けを交わしたまま翔一の指は包み
込みように、時には激しく食い込むように礼子の胸の弾力を味わう。
 いつの間にか、礼子の下着の中に居場所を見つけて翔一の指先である。瞬時に硬くなっ
て礼子の乳首をびんびんとはじいている。ときに強いほどにねじられ、ぱっと放されると
今度は甘いほどにゆったりと乳首全体が愛撫されている。礼子は舌を翔一に吸われながら
も息をもらさずにいられない。くぐもったあえぎが部屋に響くと礼子は自分がみだらな色
に染まっていくような気がしてきた。
 いつの間にか二人は全裸である。礼子は股間をさらけだすようなポーズをとらされてい
る。触れられてもいないはずなのにとろりと潤いを感じる。確かめてみるまでもない、じ
っくりと視線による愛撫にさらされている。恥毛を撫でられる。それだけで直接肌に触れ
てほしいとじれったい気持ちになる。翔一は年下のくせにこんなふうに女を扱うのかと思
うと、それまでの過去がとても知りたくなるのだが、今この瞬間確かに私を愛してくれて
いるのだと思うとそんなことはもうどうでもよくなってしまう。「ああっ、あん。」やっと
男の舌が望んでいた場所を這ってくると一気に体温が上がってゆくような気がした。ベッ
ドの仰向けに寝かされた体、丹念に性器全体を舌で愛撫され、同時にわき腹、胸にも熱い
ものを感じている。ただ快楽の歓喜が高まってゆく。
 翔一は手を後ろにと云う。言葉だけで従順に従った。その指示だけで自分が翔一に欲望
に応えられるようにしてみたいと思った。礼子は腰の後ろに手を回すとそのまま腰を上げ
翔一の目の前に突き出した。思いのほか大きく怒りを連想させる動きで開脚されると今度
は、必要以上にスロウな動きで翔一の舌先が入ってきた。上下左右丹念に動き続けると礼
子の腰はたちまち震えだす。触れるか触れないかというくらいのソフトな指先が礼子の膝
と尻、つま先まで駆けていくと知らずのうちに嗚咽していた。
 愛情表現に手順を添えるものだと考えたら翔一の場合はその手順にある意味反するとこ
ろがあるかもしれない。圧倒的な威圧感をもち自分勝手に果ててゆく男を見てきた礼子の
目には丹念以上に執拗にさえ思わせる愛撫はときに驚きでもあり、悦びでもあった。揉み
しだかれる全身、もういいと思うとすぐにこの上ない快感を味わってしまうことを知って
しまうとああ、愛されているのかという感情が芽生えてきた。足の指先から髪を撫でられ
ながらの深いキスに涙した。そう思うと翔一が実にいとおしく思えてきてならない。そん
な気持ちを察してか、翔一は大きく膨れ上がったものを握らせる。
 礼子の目の前は暗くなった。バスローブのベルトで目隠しをされたのだ。もともと明る
い部屋での抱擁には恥ずかしさを覚えていた礼子であった。ボディラインにはあまり自信
の持てない普通の女の子だから。それゆえの大胆さも欲望の開放の手助けになったのこと
は事実だが、さらに視界をさえぎられると興奮の指数はさらに上がってゆく。絵で見たよ
うな痴態を演じることになるんだろうということは想像するまでもない。翔一の望むこと、
それはわかっている。さっさと口で愛撫してほしいのだ。目の前にそれが見えなくてもそ
の異形さは理解できる。強く握ると感じる体温、ひときわ大きく膨らんだ亀頭。礼子は翔
一全体に頬ずりすると、一呼吸して唇で迎え入れた。くるりと体勢を四つんばいにさせる
と翔一はすぐに注文をつけてきた。舌全体で舐めろ、手を休ませず動かせ、下のほうまで
しっかり可愛いがれ、決して命令口調ではなかったがまとめればそういうことだ。淫らな
視覚の刺激と突き抜けるような快感を求めているのだ。もちろん礼子はそれに呼応するよ
うに舌と指をさらに強い刺激で絡めてゆく。硬度を増し、怒張を続けながらもドクドクと
脈をうつ若さ。翔一の手は礼子の肌から離れることなく愛撫を続けている。クチュリと音
を出し吸われ続けて翔一はうっとりした声で悶絶し、今度は礼子を押し倒すと遠慮なく大
きく脚を拡げ自らも舌先を押し当ててきた。いや、むしろぶちこむといったところか。舌
をぶちこむというのも動作からするとおかしいのかもしれないが、それほどの勢いを感じ
た礼子だった。女体はすぐにでも受け入れてあげられるつもりでいたが、舌の愛撫で攻め
続けられ焦らされた気になってしょうがない。ああんと悶絶しつづける自分に気づきなが
らたまらず「欲しい」と声に出してみた。お決まりの男の焦らしの言葉遊びも余裕の気持
ちで受け入れられるようにもなった。翔一は自分を礼子の体のあちこちに押し付けその存
在を誇示するばかりだ。熱い棒を感じる。ようやくそれを受けいれる瞬間がきたとき、礼
子は背中から抱かれる側臥位で右脚を大きく上に上げていた。指先で中心の敏感な部分を
なぶられつつ、翔一の亀頭は入り口でもっとも潤滑に入れる位置を探していた。数ミリ単
位でゆっくりと入ってくる。熱と疼痛。亀頭部が埋没すると一呼吸おいてさらに深く入っ
てきた。結合部はさらに熱くなり、痛みは瞬時に快感となった。力をこめた腰の動きとと
もにグッと奥まで突き刺さる。陰茎の根元を礼子は触れてみた。硬く、濡れている。目隠
しをしたまま自分の姿を連想す。この愛液が自分のものかと思うとさらに興奮した。

 
2011/08/31 22:16:05(Nx9F45VM)
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