2020/01/08 01:50:37
(IO5zG5Tu)
俺はそのメールを確認するとすぐにアプリを開いた。するとトップメニューに
「脅す」「強制淫語」のボタンが追加されていた。
俺はいまいち理解できなかった、脅すための情報ならプロフィールからいくらでも見ることができるし、淫語だってこれで操れば簡単に言わせられる。まさかハズレか…?
部屋に帰り、次に犯る人妻を検索していると、ある一人の女が目についた。昔俺のことを低能な邪魔者と罵った同級生の母親だ。こいつは自分の息子を第一に考え、悪影響だと判断した奴には罵声を浴びせるような、いわゆる教育ママだった。次の相手はこいつにしようと決め、当時の屈辱を思い出しながらプロフィールを確認する。
「立石真子、49歳、〇〇県●●市19-2、夫、息子28歳」
「経験人数:1人、性感帯:クリトリス、性癖:興奮時に声が大きくなる、最終SEX日:1か月前(夫)」
俺は愕然とした、この女は面白みもない性遍歴で、脅迫のネタがなかった。だが、「この人妻を使う」を押せばこの女だって…。そう思った俺は新しい機能を思い出した。
「脅す」
こんな面白みのない女をどうやって脅すのか気になった。こいつは屈辱的な方法でSEXに持ち込んで犯りたいと思った俺は、そのボタンをタップした。すると、メールが送られてきて、画像が数枚添付されていた。画像を開くと、そこには信じられないものが写っていた。
「なるほど、こういうことね・・。」その機能を理解した俺はさっそく明日、真子のもとへ向かう決意をした。あの女が俺に従う様子が目に浮かび、昼間あれだけ射精した肉棒は、もうすでに真子を犯したいという欲望でまた固くなっていた。
次の日、俺は目的の家の前に立っていた。そして、沸き立つ欲望を抑えつつ、チャイムを鳴らす。目的の女、真子がドアを開けた。昔見た時よりやはり年を取った印象を受けたが、それでも整っている、神経質そうな女をまじまじと見つめる。女は不快感を含ませた表情と声で「何か御用ですか?」と声をかけてきたが、何も答えずにただニヤニヤする俺を見て、イラついた表情を浮かべ家の中へ戻ろうとする。そこでようやく俺は口を開いた。
「息子さん、下着泥棒なんてやってるんですね。昔は優秀だったのに、歪んだ性癖を持ってたなんて、お母さんも残念ですね。」
その女、真子はこちらへ振り返り、怒りで声を荒げて言う。「ふざけないで!あなたみたいな気持ち悪い男の妄言に付き合ってられないの、今すぐ消えないと警察を呼ぶわよ!」
俺は余裕を崩さずに「いいですよ別に。警察を呼ばれたところで、あなたの息子の悪事が明るみに出るんだ、俺は正義のヒーローになれますね」と、スマホで昨日送られてきた画像の1枚を表示し、真子へ見せる。
そこにはアパ-トの一階のベランダに身を乗り出し、手を伸ばして洗濯物をつかんでいる真子の息子の姿が鮮明に映っていた。
画像を見た真子の顔は、一瞬で固まり、理解できなかったかのようにヒステリックに叫ぶ。
「何よこれ!こんなの合成か何かに決まってるわ!うちの子がこんなこと…」
「じゃあやっぱり警察を呼びましょうか、これを見れば警察が捜査してくれますからね。」俺の言葉で真子の顔はさらに強張った。もう一押しだな…、そう確信した。
「でも、俺だって旧友のことを悪者にしたくないですから、お母さんにチャンスをあげますよ。それはそうと、ここでこれ以上話を続けますか?」
真子はようやく自分の置かれた状況を理解したようで、かすれるような声で「早く入って」と俺を家の中へと招き入れた。
俺はいやらしく満足した顔で「おじゃまします」と、家へ足を踏み入れた。(続)