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Mオトコの心理
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:Mオトコの心理
投稿者: はじめ ◆kTPphSuNUQ
もう何年も前の話でございます。僕は当時二十歳、学生で狭いアパートに一人住まい。通学路に一軒のお好み焼き屋さんがありました。店を切り盛りしているのは歳は10歳から15歳位年上の女性、お好み焼きはほとんど店頭渡し。奥に申し訳程度に小さな椅子テーブルがあるだけでした。
「いつもありがとうございます。ゆっくり召し上がって下さい」
「はい、ではビールを一本」
「はい、おビールですね」
飲み物と言えば清涼飲料水とビールしかない。
その女性は噂では未亡人だとか離婚したとか、確かなことは分からずじまいでした。
「では、そろそろ支払いを………」
「ありがとうございました。…○○円のお返しです」
僕は彼女と手を触れ合うのも楽しみでもありました。手を触れる時は必ず何秒間かその女性の手を握りしめます。
「叩きますよ」。ピン!最初の頃は笑ってましたが、片方の手で僕の手の甲を叩くようになりました。
「すみません」と言って店を出る。もうこれを何回繰り返したことか。
アパートへ帰ると、それを思い出してはオチンチンが膨らみます。仕方なく自分の手で慰めます。
 そんなことを続けていたある日、その店に小さなカバンを置き忘れてしまいました。その晩に思い出して翌日受け取りに行き、カバンは戻りましたが、実は中にとんでもない物を入れてたのです。マゾ向け雑誌です。女性がオトコを辱めている写真集です。それだけならいいのですが………。
「あっ、きのうお忘れ物があって、預かっていますよ」
「あっ、すいません。あのぉ、中身は見ましたか」
「ええ、どなたのか知る必要があって、ちょっとだけ。すみませんでした」
しばらく沈黙の時が過ぎましたが、
「あのぉ、日記みたいなのが本に挟んでありましたけど。入ってたご本は特殊なもので、私もついつい。日記に書いてあったのは私のことかな」
実は僕が毎回手を叩かれて、それを思い出しながら自分の手で慰めてたとか、彼女のが胸やお尻に触れたいとか、数々のことを書いてありました。
「はい、捨てましょうか」
「うーん、何を妄想しようとひとの勝手ですよ。せっかく書いたものだから大切にとっておいたら?」
 僕は救われた様な気持ちになり、その場は終わりました。それからもお好み焼屋さんに通っいましたが、ずっと叩かれていました。でも今では胸やらお尻を、さらにはキスもできます。
「はい、舌出して!上手にしないと叩くわよ」
「お気に召さなかったら、どうかご遠慮なく叱って下さい」
「きょうは安全日だから、たまにはね」
「でもその前に私を楽しませて!はい、ピシャン」
 やがてその店はたたんで更に大きなレストランに変身したのですが、僕は長いこと性のお相手をして下さったお礼として、開店資金の一部を出したことは言うまでもありません。
ー終わりー
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2016/08/27 17:02:29(DBLyRdi/)
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