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得た力
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:魔法使い体験告白
ルール: 私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白
  
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1:得た力
投稿者: 秋男
84歳になる母が、人生を終えるための準備を始めたのが4ヶ月ほど前。『余命半年。』と医師から命の期限を言い渡されてのことでした。
その頃はまだ普通に生活が出来ていた母も、最近では布団の中で過ごすことが多くなり、体力も衰えとともに身動きも取れなくなるのだろう。
昼間は姉家族が、夜になれば仕事を終えた僕が母の面倒をみるという生活が続いている。その頃だった。僕がある力を手に入れたのは。

『アキちゃ~ん!起きなよ~!』と一階から母の声が聞こえる。今年52歳になる僕は、子供の頃からずっとこの声に起こされ続けてきたのだ。
一階へ降りると、朝食を作る母の姿がそこにあった。昨夜まで、寝たきりの生活を続けていたとはとても思えないほどに元気な顔をしています。
僕が、あの力を使ってしまったからです。

僕の得た力。それは肉体を若返らせるという能力です。寿命が延びるのではなく、単に若かった頃の身体を手に入れられるというもの。
しかしその代償として、一回使用する度に僕は寿命の1年を失ってしまうのだ。

母は、80歳の頃の身体を手に入れていた。最近の衰えてしまった母を知っているだけに、身内の僕には劇的な回復を感じました。
翌朝、姉が姿を現します。この状況をごまかそうと、『母ちゃんが突然、』といろいろと説明する準備をしていた僕。
しかし、現れた姉は、『おはよぉ~!』と元気な母の姿を見て、驚く素振りも見せず、いつも通りの母娘の会話を始めたのだ。
この力には、肉体を若返らせるだけではなく、その劇的な変化に周りを順応させてしまう効果もあるようだった。

翌日。会社に出勤をした僕。いつもとは違い、周りの目を気にしての出勤となっていた。
『係長。おはようございます。』、一番に挨拶をくれたのは後輩の吉田だった。僕よりも4つ年下の彼だが、肉体的には僕が6歳若いことになる。
あの力を使い、僕は10歳の若返りを見せていたのだ。社員、会社関係者、誰もが僕を自然に受け入れてくれていた。

そして一週間後。僕達家族は、劇的な変化をすることになる。母は40歳、私は20歳。そこに、25歳の姉が、21歳の自分の娘を連れて遊びに来るのだ。
そして、トイレの棚には長年目にしなかったアレが置かれ始める。『多い日も安心。』、40歳の身体になった母に、これは必要なのである。

僕は40歳の母との生活を始めていた。医師の言葉が確かならば、母の寿命はあと2ヶ月程度しかない。元気な母を見て実感は出来ないが、現実はそうなのだ。
部屋干しされる母の下着は派手になり、20歳の若い僕の身体には毒である。その下着に刺激をもらうと、何度でも自分の手で自分を慰めてしまうのだ。
今の母は、僕が子供の頃の姿なのだろうが、そんな記憶などとっくに薄れていて、普通のお姉ちゃんに感じてしまう。だって、私は54歳なのだ。

ある日、母の左手に『30』という数字が浮かび上がった。僕にしか見えないのか、母は気づいていないようだ。
よく朝には、『29』と数字が減っていて、それがカウントダウンであることは、容易に想像が出来ました。そして、物語は動き始めるのです。

母の身体から、ボディソープの香りがします。それは、うちのお風呂に置いてあるピーチの香りとは違うのもの。
数日後には、助手席から降りてくる母の姿を見掛け、男が出来たことを確信します。40歳の若い身体は、男を欲しがってしまったのです。
しかし、次の日からその車が現れることはありませんでした。顔も見てませんが、その男は母に興味がなくなったのだと思います。

『アキちゃ~ん!起きなよ~!』、今日も母の声に起こされました。朝食を取りながら、母の左の数字を確認をします。
『9』、いよいよ一桁になりました。しかし、その左の手の幼さに驚きます。肌はもっちりとしていて、潤いがあります。
そうです。あの男を近づけさせないために、母の身体を40歳から、14歳へと若返らせてしまったのです。





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2018/05/31 10:12:47(Ji1K7h4l)
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