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不思議な指輪
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:魔法使い体験告白
ルール: 私は魔法使い、そんな私の空想H体験告白
  
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1:不思議な指輪
投稿者: エース ◆rgC2yxB9uU
俺は22の会社員だ。
これといって取り柄もなく、会社では毎日のように上司に怒れている。

そんな俺にも転機が訪れた。

==========

いつものように外回りでお客さんの自宅を訪問しているときに、道端にやたらと目の引く指輪が落ちていた。


(誰かが落としたんだろう。でも、めっちゃ高そうな指輪だな。)
自分は指輪とか宝石類にはぜんぜん興味がない、でも、なんとなく高い指輪かなと思うぐらいシンプルなのに、ものすごいオーラが出ていた。


交番にでも、届けるか。そんなことを思いながら指輪を手にとって見ると無性にはめてみたい衝動にかられてしまい左指の薬指にはめてみた。

(なんじゃこりゃぁぁぁ)

その瞬間ブカブカだった指輪が自分の指にピッタリになるようにちっちゃくなって行った。

慌てて外そうとしてもぜんぜん抜けない。

(どぉしよう。自分のじゃないのに抜けなくなってしまった。てか、この指輪へんじゃない?)

以外にも頭の中は冷静でモノマネをする余裕はあった。





指輪が抜けなくなって翌日、朝から30分の寝坊をしてしまった。

「やばい。このままでは会社に遅刻してしまう。」
慌てて準備を済ませて車に乗り込み会社に向かっていると信号機がちょっと多い為か毎朝信号に時間を取られる。

(ヤバい。遅刻してしまう。信号機よ青になれ。)

すがるような気持ちで願うと…

(えっ……)

いつもなら、3分以上は待ってないと青にならないのが今日は願いを込めた瞬間に青になった。

(ラッキー。)
そんなことを思いながら車を走らせていると信号機の近くに来るたんびに願いを込めていたら全ての信号がすぐ青に変わって行った。
さすがに鈍い俺でも気づいてしまった。

試しに歩道を自転車で走っているサラリーマンに

(滑れ!)と念じると、ホントに滑って転んでしまった。


(これは絶好指輪の力だ。)

そう思った俺はこの力でどんなことをしようか会社までの通勤時間で一生懸命に考えた。
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2011/05/29 16:59:40(XrH5rsu9)
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