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美人代議士の秘密
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:美人代議士の秘密
投稿者: 団泰二
長年辛辣を嘗めさせられてきた政敵の石川冴子に漸く一矢、、どころか二矢も三矢もこれで報える。
さすが浜中先生だ。田中勉は40歳のまだまだ未熟な国会議員だ。42歳になる石川冴子の政敵と呼ぶにはまだまだ及ばない。
むしろその差は開いて行くばかりだった。

美人だが冴子は独身だった。自分の体は国に捧げるとまで宣言して絶大な人気を誇った。
田中は国会の場、或いはテレビの討論会などでことごとく冴子に論破され公の場で恥を掻かされてきたのだ。
浜中は保守党の国会議員だったがセクハラ疑惑を冴子に告発され議員辞職をして裁判中であった。

また浜中は時代遅れとも言える女性蔑視の発言も繰り返していた。
「女は黙って男に従っていればいいんだよ。」冴子に向かっても発言したが彼女の反論に返す能力は持っていなかった。

所詮、右翼ややくざものの力を借りて伸上がって来た成り上がりものに過ぎなかった。
裁判所の前でも報道陣のカメラに指を立て「冴子、必ず満座の席で恥を掻かせてやるからな。」
そんな行為は益々裁判に不利なのにこの男は自重することが出来なかった。
ヤクザを使った脅迫や嫌がらせもあった。
誘拐して素っ裸にして晒し者にしてやる、そんな脅しもあった。

独身と言っても冴子にも当然性欲はあった。月に一度か二度ほどオナニーもする。
冴子の潜在意識に弱気の心が芽生えたのは事務所の秘書や男性たちの淫らな視線を感じた時からだった。
どうやら事務所の連中まで浜中の手が及んでいる様だ。女性陣が次々と辞めていくとそれに拍車がかかった。

事務員の女が辞める前に言った。
「先生、男性陣買収されています。それと、、、盗撮も。」
冴子は改めて自分の弱さと権力の恐ろしさに気づいたのだった。
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2024/07/12 11:44:18(bnTinUWV)
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