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Sと絵夢の扉
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:Sと絵夢の扉
投稿者: 陸男 ◆1DwMtkIsos
プロローグ

ビシッ! あぐっ、、、 ビシッ! イッ(痛い・・・)

臀部に打ち降ろされたバラ鞭の衝撃と痛さで、哲夫は目を覚ました。
今、自分の身に何が起きてるのか哲夫は全く理解できなかった。
頭はぼんやり、胃がムカつき、尻だけが熱く痛かった。

ビシッ ビシッ バシッーン!

アギッ(アギャーーー)
あまりの痛さに大声を上げたが、ボールギャグに遮られ、
くぐもった声にしかならなかった。
打たれる度に尻は赤く腫れあがり、額にうっすらと汗が滲んだ。

フッフッフッ ようやく目を覚ましたな。
今日から十日間みっちり調教してやる。
病みつきになるような経験したこともない快楽を味わせてやる。

やっ(やめろー)
グッ お(お前誰だ。なぜこんなことする)

ビシーンと乳首に強烈な一撃が見舞われた。
哲夫は悲鳴を上げたが、くぐもるだけで声にならなかった。
快感とは程遠い痛みだけしかなかった。

肩、背中、腰、臀部、腹部、胸と体全体に満遍なく鞭が飛んだ。
太もも、ふくらはぎ、腕にも容赦なく鞭の雨が降り注いだ。
乳首は鬱血して腫れあがり、小豆大の大きさになった。

哲夫の体は痛さで、どこもかしこも敏感になった。
汗でひかる体が鞭に反応する様は、どこかエロチックにさえ見えたが
本人はただ苦痛に顔を歪め、呻いてるだけだった。

責めを受けてから何時間過ぎただろう。
鞭の打撃音と自分のうめき声と、
上の方から微かに聞こえるBGM以外何も聞こえなかった。

住宅地や街中ならエンジン音や人の声がしても不思議じゃない。
ここはどこなんだ?
目隠しされてる哲夫は暗闇で場所も方角も分からない、
もがく生き物と同じだった。
今まで経験したことのない恐怖に慄いた。

調教と言っても初体験の哲夫には拷問に等しい。
こんな酷い仕打ちをされる覚えはない。

胃のムカつきは少し収まったが乾きと空腹感が出てきた。
体力は落ち声も出ずもう限界だった。

ビシッ ビシッ ビシッッ
ビッシーン ビッシーン
哲夫は遠くに鞭の音を聞きながら、意識が薄れていくのだった。

調教してる男はこの世界で男爵と呼ばれ、かなり有名でだ。
ビジネスマンや学生、若者を調教しマゾに落とすのを得意としてる。
調教後はウリ専とか、秘密クラブの見世物とか噂されてるが、
嘘か誠か誰も知らない。

地位も金もあり男を奴隷にしたいと考える人も少なからずいる。
しかし一般の交流でそう言う人と巡り会えるチャンスはそうない。
男爵は需要と供給の中で生まれたのかも知れない。

哲夫と男爵の出会いは「Sと絵夢の扉」という会員制のバーだった。

男爵との出会い

哲夫は大学を卒業するとすぐ商社に就職した。
指折りの某有名商社である。
デフレは続いてて就職難は変わらなかった。
就職出来たことは運が良かったとつくづく思う。

3ヶ月の基礎研修後、現場で半年間みっちり教え込まれた。
語学力のお陰で海外研修も経験できた。
そして入社から3年、2015年の3月に辞令が出た。
四月から営業三課に配属し、晴れて独り立ちする。

この3年間仕事一筋だった。
大学からの女友達はいつのまにか離れていった。
独り身の開放感はあったものの、どこか寂しかった。
同僚に誘われて飲みに行ったのはそんな時だった。

大衆酒場の後、連れて行かれたのが「Sと絵夢の扉」だった。
女性厳禁の会員制で明朗会計の面白い店と評判らしい。
10人位のカウンターに、テーブルが2つ、こじんまりした店だった。

マスターとスタッフ二人で店を切り盛りしていた。
多い時でお客は20人位、この日は10人前後だった。
カラオケ演ってる人、隣同士で芸能人の噂話してる人、
マスターに話しかけてる人、和やかな楽しい雰囲気が漂っていた。

ここによく来るの?
と哲夫は同僚に聞いた。
今日で3回目だよ。

アットホームな暖かい雰囲気があり、
手頃なお金で飲めるのがいい。
隣のおじさんが同僚の話に頷きながら、
お兄さん一曲歌ってとマイクを向けてきた。
歌は得意ではなかったがノリでサブちゃんの祭りを演った。
歌の中盤になると手拍子や掛け声で盛り上がり、
終わると拍手で大いに讃えられた。
哲夫にとって初めてのバーだったが、
まるで常連のように扱われいい気分だった。

そんな時一人の男が入ってきた。
マスターがチラッと見るとすぐおしぼりを出し、
久しぶりねと言った。
哲夫の2つ隣の空いてるカウンター席に座ると、
マスターはボトルを出してきた。
ラベルに白く男爵と書いてあった。

あまり見かけないボトルだったので、
よく見たらオールドパースーペリアとかいてあった。
焼酎ボトルと違い高そうだ。
そして男爵という名前も気になり、つい横顔を見てしまった。
目は切れ長で、口髭と顎髭が短く刈り込んであり、
年の頃は40代半ば。
紳士然としてるが少し危険な雰囲気があるように見えた。

男爵は視線を感じゆっくりと頭を回し、哲夫と視線が合った。
哲夫は少し慌てて頭をコクリと下げて視線を外した。
その時男爵の目は一瞬妖しく光ったが哲夫には見えなかった。
男爵はマスターに頼んで哲夫とその同僚に水割りを奢った。

哲夫達は男爵を見てお辞儀した。
男爵の顔は微笑んでおり、先ほどの顔と全く雰囲気が違っていた。
優しく包容力のある顔つきになっていた。

それが男爵と初めての出会いだった。

2度目に来た時は一人だった。
ご馳走になったこともあり男爵の横に座った。
話してるうちに、すっかり打ち解け、
カラオケを歌い、雑談後店を引き上げた。
ストレス解消にも丁度良いバーだった。

そして3度目の金曜日も一人で来た。
男爵もいてマスターと談笑していた。
明日からゴールデンウィークで10日間の休みだ。
男爵はボトルを新しく開けて哲夫に薦めて来た。
炭酸割りがとても美味しかった。
薦められるままに飲んでいたら、酔い潰れていた。
閉店の時間だった。
男爵は住所を聞いてるから送っていくとマスターへ告げ、
タクシーを呼んでもらった。

哲夫が目を覚ましたのは男爵の別荘だった。

2018/09/19 09:55:25(gvzn6I/c)
2
投稿者: 陸男 ◆1DwMtkIsos
調教一日目

喉の渇きで目覚めた哲夫はベッドの上だった。
ふー、あれは夢だったか。
飲みすぎて酔い潰れたみたいだが、
どのように帰って来たのか覚えていない。
起き上がろうとしたら足がベッドに手錠で拘束されてた。

なんだこれは!

夢ではなかった。
体のあちこちに鞭の痕が付いてる。
乳首も腫れあがり敏感になってる。
目隠しもボールギャグも無いが縄の縛り跡は残っていた。

ドアが突然開いた。
誰が来るのか目を凝らすと男爵が笑顔で入って来た。
水の入ったコップとハンバーガーをお盆に乗せて。
哲夫は驚いたが渇きと飢えが一気に蘇りお盆を凝視した。

「気がついたようだな。」
「始まったばかりで気を失うとはだらしない、フッフッフ。」

「だ、男爵、これは一体どういうことですか?」

「見ての通りだ。」
「今日から10日間みっちり調教してやる。」

「やめてくれ、何故こんなことするんですか。」

「俺の趣味だ、観念するんだな。」

「頼むからやめて、今やめれば警察沙汰にしません。」

「別に構わんよ。」
「終わったらお前の気の済むようにしたらいい。」
「喉が渇いただろう。」
「水と食べ物を置いとく、終わったら調教再開だ。」

男爵はベッドの上にお盆を置き部屋を出て行った。
哲夫はまだ何か言いたかったが飢えと渇きを我慢できなかった。
喉を鳴らして水を飲み干し、ハンバーガーにむしゃぶりついた。
男爵は別室で一部始終笑みを浮かべながら見てた。
これから繰り広げられる光景を思い浮かべてた。

哲夫は亀甲縛りされ、穴空きボールギャグを噛まされ、
ブルーシートの上に転がっていた。
拘束され身動きできない格好は屠殺前の豚のように見えた。

もう小一時間くらい経ったような気がする。
まるで人買いに囚われた奴隷のような惨めさだった。
部屋は空調が効き暑くはなかったが、体は熱かった。
哲夫の体は汗ばんでた。
唾液は穴からブルーシートへ滴り落ち、シートは濡れてた。
手足の関節が軋んだ。
10日間も続いたら気が狂ってしまうと哲夫は思った。
なす術のない己の無力さに嗚咽を漏らした。
一時間、二時間と過ぎていくと哲夫にある変化が生じた。

哲夫の変化を男爵は見逃さなかった。
時折見せる腰の震えや太ももを擦り付ける様子をじっと見てた。

「ふっふっふ、効いて来たようだな。」
「後30分くらいか。」

男爵はその時を待っていた。
屈服させる第一段階、人前で決して見せられない姿を晒す。
羞恥が体全体に広がり自尊心が砕かれ諦めへと変わり屈服に至る。
その序章が今始まろうとしている。
男爵はゆっくりと立ち上がり部屋へ向かった。

「うーーーあーーーぐあーーーーーーんんんーーー」

哲夫は切羽詰まっていた。
無理もない二日近くトイレに行ってないのだ。
自然現象でトイレに行きたくなっても不思議じゃない。
なのに一服盛られてるのだから我慢の限界に達してた。

「ト」(トイレに行かせてくれ、頼むもう限界だ)

脂汗で哲夫の体は光ってヌメヌメとしてた。
顔は苦痛で歪み漏らさまいと体は丸くなり、
太ももだけが必死に動いてた。

ガチャリとドアが開いて男爵が入って来た。
手にバラ鞭と蝋燭が握られてた。
足で体を仰向けにすると太腿へバラ鞭が飛んだ。

「んぐあー」と哲夫は呻いた。

熱い蝋燭が体に落ちた。
(熱いーーー)
腹や太ももにも情け容赦なく降り注いだ。
(ヒーーー熱いいいーーー)

敏感になってた乳首にもポタリポタリと落ちた。
哲夫は悶えて身をよじったが次々と蝋燭が襲い掛かった。
その度悲鳴をあげた。
鞭も飛んでくる。
バシッと腹部に飛んだ。

「んも」(もうだめだ、トイレに行かせてくれーお願いだ)

男爵へは呻き声しか届いてなかった。
呻き声も哀願の涙目も無視され、
容赦なく鞭が2度3度と飛んだ。

「ぎー、ら」(ぎゃーらめーーー)
大きな擬音とともに哲夫は破水した。

一度堰を切ると出し切るまで止まらなかった。
そして止まるまで鞭の音は鳴り響いた。
哲夫の目は虚ろになり、口から涎を垂らし放心状態になった。

人前で裸のまま小便を漏らし、脱糞などしたこともない。
男爵に全て見られて屈辱と恥辱は限界を超えた。
精神は幼児退行し何をするかも忘れてしまった。

男爵はゆっくり哲夫を起こしボールギャグを外した。
そしてシャワー室へ連れて行き隅々まで洗った。
放心状態の哲夫はされるままだった。

18/09/20 16:34 (0c6I0kka)
3
投稿者: 陸男 ◆1DwMtkIsos
調教三日目 鞭と蝋燭と浣腸

哲夫はエックス柱に括り付けられていた。
両手両足に枷を嵌められ、鎖で柱に繋がれていた。
首に鎖のリードが垂れ下がり、飼われた犬のようだった。

違う点は目鼻口が開いた全頭マスクを被り、
穴開きボールギャグを咥えている点だ。

腰には黒のレザーパンティを着けていた。

使い込まれ鈍く黒光した麻縄が体に食い込み亀甲縛りされ、
目の前に置かれた等身大の鏡に哲夫が写っていた。
レザーパンティの前が張らみ、肌はほんのり朱をさしていた。

哲夫は鏡に映った己の姿を見て恥ずかしかった。
自分でいて自分でないような不思議な感覚だった。

ついこの前はスーツに身を包みお客様の前でプレゼンしていた。
自信に溢れ、将来に希望があった。

まさかこんなことになろうとは夢にも思わなかった。
被虐の喜びに目覚めようとしている自分に戸惑っている。
調教後に逝かされた昨夜の快感がしっかり刻み込まれていた。
あの時、はしたなくも男爵に身を任せていた。

あんなに嫌がっていたはずなのに。
気持ちよくなると嫌悪感や理性より性の欲求が優った。
そしてとうとう行き着くとこまで行ってしまった。
一度覚えた快楽は忘れない、それが哲夫は怖かった。

男爵は黒い褌をキリリと締め白足袋を履き部屋に入ってきた。
胸板は厚く上腕二頭筋は盛り上がり、腹筋は六つに割れてた。
太腿やふくらはぎも筋肉が盛り上がり、
ボディービルダーのような体躯をしている。
締込みから溢れた尻肉は締まってボリュームがあった。

褌の前のシルエットは太く長く、
カリのくびれも薄っすらと形が浮き出ていた。

男爵は何も言わずに鞭で哲夫の胸を打った。
哲夫は呻き声を発した。
腹、腕、胸と打ち、太腿へ強烈な一撃を見舞った。
激痛に大声をあげたがくぐもった声しかでなかった。
男爵は一切手を緩めずに鞭を振るい続けた。

涎が滴り胸や腹を濡らしレザーパンティに滲みを作った。
哲夫の体は汗を噴き熱を持ち熱かった。
鞭打ちが一時間くらい続き、最後の一撃が股間を襲った。
哲夫は絶叫とともに失禁し意識が飛んだ。

哲夫の意識が戻る間に浣腸の準備をした。
アヌスに管を挿入し浣腸液を注入した。
500ccを2本注入した所で哲夫は意識を戻した。
哲夫は下腹部の張りと苦しさに呻いた。

更に500cc入れたところでアヌス栓をはめた。
哲夫は苦しいと呻いた。
鎖を外し哲夫をシートの上に横たえた。
便意を堪えても呻き声を止めることはできなかった。
苦痛に歪む哲夫の顔を見て笑みを浮かべ蝋燭に火をつけた。

蝋を右の乳首へ垂らしていく。
(ひー、熱い)
左の乳首へ
(あひー、あつっ)
胸からお臍、下腹部へ蝋燭の花びらを咲かせた。

蝋燭に、奇声ともつかぬくぐもりを発し、身を捩った。
ボールギャグから涎が滴り床を濡らした。
哲夫の便意は熱さに打ち消されていった。
体から汗が吹き出し輝き、体臭もきつくなってきた。
鞭の刺激に加え蝋の熱い刺激も体に刻み込まれた。
男爵は下腹部から太腿へ蝋を垂らした。

「もう」(もうやめてお願いっ)

太腿から内腿へ、そして敏感な亀頭へ何度も垂らした。
哲夫は甲高い擬音を発した。

「ギイー」(ギャーーー)

哲夫の脳内で多量のエンドルフィンが分泌された。
苦痛から解放されたくて働いた生理作用だった。

男爵はここで手を休め、体に張り付いた蝋を剥がし
ベビーオイルを手に塗り哲夫の体をマッサージし始めた。
突然の変化に哲夫は戸惑ったがその行為に優しさを感じ
胸に何か暖かいものが込み上げてきた。

乳首を抓られ引っ張られ、グリグリされ、捩られ、擦られ、
優しく撫でられると乳首が感じ勃起した。

「あ」(あんーー)

ペニスもアナルも疼き出した。
反応を見て乳首からスッと下腹部へ移動しペニスを摩り始めた。

「い」(いいーー)

亀頭を擦られるたびに歓喜の声をあげた。

逝きそうになると男爵は手を止めた。
そうすると哲夫の便意が息を吹き返し苦しさが蘇る。
繰り返しに哲夫は我慢できなくなり哭き叫んだ。

限界を悟り縄を解きギャグを外しトイレでアナルプラグを外した。

「見ないでー」

叫びながら一気に腹の中の物を全てひり出した。
哲夫は泣いた。

痴態を晒した恥ずかしさとひり出した快感が混じり合い
男爵の優しさを感じ今までにない快感からかも知れない。
それが哲夫の独りよがりでも構わなかった。
哲夫は今そう感じたのは事実だった。

男爵は何も言わず哲夫を見透かしたように
便座に座った哲夫の頭を引き寄せ胸に抱いた。
哲夫は男爵の腰を抱いて顔を押し付けたまま嗚咽した。

頭を抱きながら「頑張ったな」と言って頭を撫でた。

哲夫は男爵の優しさが身に染みて嬉しかった。
ずっと顔をつけたままでいたかった。
分厚い胸板、優しく抱いてる腕の温かみが伝わってきた。

男爵は哲夫を促しバスルームに入った。
褌を着けたまま哲夫の体を隅々綺麗に洗った。
最後は洗腸しローションを注入しアナルを揉み解した。

乳首を抓り引っ張り撫でさすり、ペニスを扱いた。
扱いては亀頭をローションで撫でさすった。
哲夫は性感が増すに連れアナルがヒクつきペニスが反り返った。
乳首も更に勃起し男爵にしな垂れかかった。

アナルに指が三本も入ると倒錯の呻き声を発した。

「あーー、いいーーー、あん」

ペニスを扱かれ亀頭を撫でさすりながらのアナル責めは
腰が蕩けそうに気持ちよかった。

哲夫は男爵を抱きしめ分厚い胸板の乳首に吸い付き
舐めてしゃぶって吸い続けた。
男爵の褌が張ちきれんばかりに膨らんだのがわかった。
アナルは解れ腸液とローションでグジョグジョになっていた。
指三本すんなりと飲み込み奥へ奥へと引きずり込もうとした。

哲夫はもう逝きそうだった。
しかし男爵は哲夫を逝かせなかった。
逝きそうになると手を止め指を口にねじ込んだ。
哲夫は堪らず指を舐めしゃぶり吸い付いた。
吸い付いては外され乳首を弄られた。
その繰り返しを何度もされた。

男爵は哲夫を離し体を洗いタオルで拭いた。
哲夫は逝きたかった。
しかし叶わなかった。
茫然自失の状態だった。
男爵の強張りは張ちきれんばかりになっていたのに。
何故途中でやめたのかわからなかった。

三日目はそうして終わった。

18/09/21 10:52 (pI.NPMoE)
4
投稿者: 陸男 ◆1DwMtkIsos
調教三日目

鞭と蝋燭と浣腸

哲夫はエックス柱に括り付けられていた。
両手両足に枷を嵌められ、鎖で柱に繋がれていた。
首に鎖のリードが垂れ下がり、飼われた犬のようだった。

違う点は目鼻口が開いた全頭マスクを被り、
穴開きボールギャグを咥えている点だ。

腰には黒のレザーパンティを着けていた。

使い込まれ鈍く黒光した麻縄が体に食い込み亀甲縛りされ、
目の前に置かれた等身大の鏡に哲夫が写っていた。
レザーパンティの前が張らみ、肌はほんのり朱をさしていた。

哲夫は鏡に映った己の姿を見て恥ずかしかった。
自分でいて自分でないような不思議な感覚だった。

ついこの前はスーツに身を包みお客様の前でプレゼンしていた。
自信に溢れ、将来に希望があった。

まさかこんなことになろうとは夢にも思わなかった。
被虐の喜びに目覚めようとしている自分に戸惑っている。
調教後に逝かされた昨夜の快感がしっかり刻み込まれていた。
あの時、はしたなくも男爵に身を任せていた。

あんなに嫌がっていたはずなのに。
気持ちよくなると嫌悪感や理性より性の欲求が優った。
そしてとうとう行き着くとこまで行ってしまった。
一度覚えた快楽は忘れない、それが哲夫は怖かった。

男爵は黒い褌をキリリと締め白足袋を履き部屋に入ってきた。
胸板は厚く上腕二頭筋は盛り上がり、腹筋は六つに割れてた。
太腿やふくらはぎも筋肉が盛り上がり、
ボディービルダーのような体躯をしている。
締込みから溢れた尻肉は締まってボリュームがあった。

褌の前のシルエットは太く長く、
カリのくびれも薄っすらと形が浮き出ていた。

男爵は何も言わずに鞭で哲夫の胸を打った。
哲夫は呻き声を発した。
腹、腕、胸と打ち、太腿へ強烈な一撃を見舞った。
激痛に大声をあげたがくぐもった声しかでなかった。
男爵は一切手を緩めずに鞭を振るい続けた。

涎が滴り胸や腹を濡らしレザーパンティに滲みを作った。
哲夫の体は汗を噴き熱を持ち熱かった。
鞭打ちが一時間くらい続き、最後の一撃が股間を襲った。
哲夫は絶叫とともに失禁し意識が飛んだ。

哲夫の意識が戻る間に浣腸の準備をした。
アヌスに管を挿入し浣腸液を注入した。
500ccを2本注入した所で哲夫は意識を戻した。
哲夫は下腹部の張りと苦しさに呻いた。

更に500cc入れたところでアヌス栓をはめた。
哲夫は苦しいと呻いた。
鎖を外し哲夫をシートの上に横たえた。
便意を堪えても呻き声を止めることはできなかった。
苦痛に歪む哲夫の顔を見て笑みを浮かべ蝋燭に火をつけた。

蝋を右の乳首へ垂らしていく。
(ひー、熱い)
左の乳首へ
(あひー、あつっ)
胸からお臍、下腹部へ蝋燭の花びらを咲かせた。

蝋燭に、奇声ともつかぬくぐもりを発し、身を捩った。
ボールギャグから涎が滴り床を濡らした。
哲夫の便意は熱さに打ち消されていった。
体から汗が吹き出し輝き、体臭もきつくなってきた。
鞭の刺激に加え蝋の熱い刺激も体に刻み込まれた。
男爵は下腹部から太腿へ蝋を垂らした。

「もう」(もうやめてお願いっ)

太腿から内腿へ、そして敏感な亀頭へ何度も垂らした。
哲夫は甲高い擬音を発した。

「ギイー」(ギャーーー)

哲夫の脳内で多量のエンドルフィンが分泌された。
苦痛から解放されたくて働いた生理作用だった。

男爵はここで手を休め、体に張り付いた蝋を剥がし
ベビーオイルを手に塗り哲夫の体をマッサージし始めた。
突然の変化に哲夫は戸惑ったがその行為に優しさを感じ
胸に何か暖かいものが込み上げてきた。

乳首を抓られ引っ張られ、グリグリされ、捩られ、擦られ、
優しく撫でられると乳首が感じ勃起した。

「あ」(あんーー)

ペニスもアナルも疼き出した。
反応を見て乳首からスッと下腹部へ移動しペニスを摩り始めた。

「い」(いいーー)

亀頭を擦られるたびに歓喜の声をあげた。

逝きそうになると男爵は手を止めた。
そうすると哲夫の便意が息を吹き返し苦しさが蘇る。
繰り返しに哲夫は我慢できなくなり哭き叫んだ。

限界を悟り縄を解きギャグを外しトイレでアナルプラグを外した。

「見ないでー」

叫びながら一気に腹の中の物を全てひり出した。
哲夫は泣いた。

痴態を晒した恥ずかしさとひり出した快感が混じり合い
男爵の優しさを感じ今までにない快感からかも知れない。
それが哲夫の独りよがりでも構わなかった。
哲夫は今そう感じたのは事実だった。

男爵は何も言わず哲夫を見透かしたように
便座に座った哲夫の頭を引き寄せ胸に抱いた。
哲夫は男爵の腰を抱いて顔を押し付けたまま嗚咽した。

頭を抱きながら「頑張ったな」と言って頭を撫でた。

哲夫は男爵の優しさが身に染みて嬉しかった。
ずっと顔をつけたままでいたかった。
分厚い胸板、優しく抱いてる腕の温かみが伝わってきた。

男爵は哲夫を促しバスルームに入った。
褌を着けたまま哲夫の体を隅々綺麗に洗った。
最後は洗腸しローションを注入しアナルを揉み解した。

乳首を抓り引っ張り撫でさすり、ペニスを扱いた。
扱いては亀頭をローションで撫でさすった。
哲夫は性感が増すに連れアナルがヒクつきペニスが反り返った。
乳首も更に勃起し男爵にしな垂れかかった。

アナルに指が三本も入ると倒錯の呻き声を発した。

「あーー、いいーーー、あん」

ペニスを扱かれ亀頭を撫でさすりながらのアナル責めは
腰が蕩けそうに気持ちよかった。

哲夫は男爵を抱きしめ分厚い胸板の乳首に吸い付き
舐めてしゃぶって吸い続けた。
男爵の褌が張ちきれんばかりに膨らんだのがわかった。
アナルは解れ腸液とローションでグジョグジョになっていた。
指三本すんなりと飲み込み奥へ奥へと引きずり込もうとした。

哲夫はもう逝きそうだった。
しかし男爵は哲夫を逝かせなかった。
逝きそうになると手を止め指を口にねじ込んだ。
哲夫は堪らず指を舐めしゃぶり吸い付いた。
吸い付いては外され乳首を弄られた。
その繰り返しを何度もされた。

男爵は哲夫を離し体を洗いタオルで拭いた。
哲夫は逝きたかった。
しかし叶わなかった。
茫然自失の状態だった。
男爵の強張りは張ちきれんばかりになっていたのに。
何故途中でやめたのかわからなかった。

三日目はそうして終わった。

18/09/21 12:31 (pI.NPMoE)
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