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過去の記憶
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:過去の記憶
投稿者: 貴之
えーと・・・

ここって男性が書く女性視点て、アリでしたっけ?

・・・もしもNGだったならすいません、教えて下さい。

以下は女性の自伝です。

------------------------------


私がはじめて快楽を感じたのは、毎朝の通学に使っていた電車でよく同じ車両に乗っている、名も知らぬ男の指でした。
190くらいありそうな身長のせいか、太っているとゆうより巨漢とゆう印象を受ける男でした。

男の指は、その性格からか私の地味な見た目が侮られたのか、遠慮のない傲慢で自己中な動きでした。
私は、自分の乗る最寄駅から大きなターミナル駅で大勢の乗客が降りるまでの37分間、太くて長い指に揉まれ、弄られるのを耐えていました。

もちろん、私は男を避けていました。
乗る時間を変え、車両を変えて逃げていました。
しかし、もともと選択肢の多くない私の逃避は、1回目は3日で、2回目は次の日に男に見つけられてしまいました。
そして私は、そのたった2回で絶望したのです。
男が私を探す事がいかに簡単なのかを、少し早く来て駅のホームで私を待つだけで簡単に私を見つけられるのだと、駅のホームでキョロキョロとしていた男が私を見つけた時のいやらしい笑顔を見て思い知ったのです。

次の日からは、私は毎朝同じ時間に駅に行きました。
男はそのうち私の腕を引き、電車待ちする場所まで指定するようになりました。
男が好むのは座席のないスペースのある車両の先頭で、そこに行くと私は車両の角に立たされ男の体の陰で全てを好きに触られていました。
そこに行きたくなくて、振り返って男の顔を睨んだりもしましたが、怒ったような欲情した男の目を見た瞬間に怖くなり、そうなると私は全てに抵抗できなくなるのです。

あの目は私のトラウマです。
性欲が露わになった、男の乱暴な視線。
熱のこもった、まるで怒っているみたいな目。
自分勝手で、粗野で、自己中な男がよくする目。


その頃の男の触り方は、最初よりも乱暴で露骨になっていました。
私を車両の角に立たせ、私を隠すように私の正面に立つと、電車が動き始めるのも待たずスカートの中に手を入れてくる。
右手の指は下着の上から、それまで何度も探って熟知した私のクリトリスを人差し指の腹で押し潰すようにしながら左右に弄り、左手はまるで当然のように服の上から胸を揉む。
何分経っても執拗に繰り返され、時間が進むにつれ指が下着をズラして下着の中に、左手の指が下の3つだけボタンを外した制服の中に入ってきました。

冬などは最悪でした。
私も男もコートを着ていて隠れる場所が多いからか、コートの中は全てのボタンが外され胸が露出し、スカートは捲ったまま腰に差し込ませられ下着は膝まで降ろされました。
・・・その頃、私は自分で自分が嫌いになるほど、男の指に体が反応していました。

嫌悪感は変わりません。
心からやめて欲しいと願っている。
けど、触れられて数分も経つと、私はもうイキそうになるのをガマンしている。
そして、男の言う「調教」が始まる。

男は私の限界を感じると右手の指をクリトリスから離してしまう。
そのかわり乳房を弄る左手の指で、それが制服の上からでも容赦なく的確に乳首を痛いほど抓る。
痛くて痛くて泣きそうになっていると、またクリトリスが押し潰され始める。

最初は下着や制服の上から、時間が経つにつれ直接触れられて、痛みも快楽も強くなっていく。
電車が駅に到着する時間が近づいてると思うほど、イキたい、イカせて欲しいと願い初めてしまう。
指を離されたくない。
イキたい。
イキたい、イキたい、イキたい、イキたい、、
そうして最後に、男は満足そうに笑みを浮かべながら左手で私のアゴを上げ、私に口づけをしながらクリトリスへの刺激を強めていく。
口の中に進入してくる男の舌を感じながら、私は頭の中でイキたいと願う。
男は私の口の中に溜めた唾液を流し込みながら、私がそれを飲み込みながらイクのを楽しんでる。

それが何度繰り返されたのかは、正確にはわかりません。
冬服になる前には逃げるのを諦めていたと思いますが、それからコートを着る時期になり、それが終わる頃・・・平日の数だけでもゆうに100回を超えていたと思います。
その頃、電車を降りた後に呼び止められました。
私が降りる駅は男が降りる駅ではありません。
だから私は軽くパニックになり、振り返ったまま固まりました。
男は逆に、私の反応に驚いた顔をして、その後少しキョロキョロと周りを警戒するような仕草をしながら私の手を引きました。
自動販売機の裏に私を入れ、道を塞ぐように立ち、少し考えてから「明日は6時2分の鈍行に乗れ」と言いました。

私は固まったままでした。
パニックは少しも解消されず、むしろ深まって何も考えられませんでした。
そんな私を見て、少し困ったような、怒ったような表情で男は私に近づいてきました。
怖い!・・・が、最初に感じた感覚でした。
けれど男は、口を少し左右に、モゴモゴと動かしていました。
私はそれが何かを知っていました。
毎朝の、唾液を溜めている男の仕草でした。
私にとって、1番気持ちいい瞬間の合図でした。
私は本当に無意識に、男の左手もないのに、、、少しだけ口を開いていました。


その日の夕方、私は母に嘘をつきました。
明日は早く学校に行かなくてはいけないと。
「いつもより1時間以上も?」と聞かれたと思います。
私は適当な言い訳が見つけられず「しょうがないじゃん、そうゆう事だから」とごまかした、、、、、、、、はず。
頭の中では「私、何やってるの?」と考えていました。
「なんで言いなりに」と、家を出て駅に向かいながらも考えていました。
そして駐輪場に自転車を停め、改札を通り、ホームに上がると男はもう待っていました。
いつものコートを着て、寒そうに背を屈めていました。
そして私を見て、満足そうに、少し嬉しそうに笑顔になりました。

私の、2つ目のトラウマ?です。
・・・その表情を見て、嬉しくなったのです。
して良かったと心から喜びが湧いたのです。
男性が、私がお尻の穴を舐めた時の、あの表情です。
とても恥ずかしくて屈辱的な事をしたときに向けてくれる表情。
私の膣の中に精液を出した時にする、あの表情です。

私は男に駆け寄りました。
なぜか待たせたと感じて「ごめんなさい」と言いながら男の目の前に立ちました。
男はキョトンとして「ごめんなさい?」と聞き返しました。
「ちゃんと来たのに?」と聞かれても説明の方法がわからず、何も言えずにいると、口をモゴモゴと動かして唾液を溜め始めました。
私は唾液をもらう準備をしました。
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2016/11/30 21:03:19(wKxUvnbR)
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