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スクリーン越しの曲線
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:スクリーン越しの曲線
投稿者: はり
東京・清澄白河の古い倉庫を改装したシェアアトリエ。
ガラス張りの壁から午後の柔らかい光が差し込み、コンクリートの床にコーヒーの匂いが漂う。
ここで活動する中国人アーティスト・林薇(リン・ウェイ)は、30歳。
中央美術学院を卒業後、北京のギャラリーで注目されたが、今は日本に拠点を移し、身体の「境界」と「流動性」をテーマにした油彩とデジタルを融合させた作品を発表している。
ある日、インスタのDMで連絡が来た。
「モデルをさせてください。あなたの絵に、自分の体を預けたいです。」
送信者は日本人・佐藤美咲、26歳。インディペンデントなダンサーで、時々ヌードパフォーマンスもするアンダーグラウンドな存在。
プロフィール写真は、スポットライトの下で背を反らしたシルエットだけ。
「興味ありますか?」という一言に、薇は即返信した。「来てみて。」
初対面の日。
美咲は黒のタンクトップとレギンスで現れ、脱ぐと予想以上に白く滑らかな肌が現れた。
現代的なスタジオ照明の下、彼女の体はまるでスクリーンに投影されたCGのように完璧で、しかし温かみがあった。
薇はキャンバスに向かい、最初はスマートフォンのカメラでスナップを撮りながらスケッチを始めた。
「ポーズ、自由に。自然な呼吸で。」
美咲はゆっくりと床に座り、膝を抱えて首を傾げた。髪が肩から滑り落ち、鎖骨の影が深くなる。
筆が動くたび、薇の視線が美咲の体をなぞる。
画面越しではなく、直接。
距離が近い。
息が聞こえる距離。
「あなたのライン……デジタルで補正したみたいに綺麗。でも、生きてる。」
薇がつぶやく。
美咲は小さく笑って、
「林さんの目が、熱い。まるで触られてるみたい。」
作業が進むにつれ、薇は筆を置いてタブレットに切り替えた。
指で直接画面をなぞりながら、美咲の曲線をトレースする。
時々、指先が空を切るように美咲の腰や背中に近づく。
触れはしないのに、肌がざわつく。
美咲の乳首が硬くなり、微かな吐息が漏れる。
「これ、SNSに上げてもいい?」
薇が尋ねると、美咲は首を振って微笑んだ。
「これは、私たちのものだけにしておきたい。」
夜が更ける頃、完成した作品は油彩とデジタルレイヤーが重なったハイブリッドな一枚。
タイトルは付けず、ただファイル名に「us_2026」とだけ。
二人はキャンバスを挟んで座り、ワインを傾ける。
言葉は少ない。
ただ、互いの視線が絡み合う。
翌朝、美咲は静かに服を着て出ていった。
薇は一人残り、昨夜の写真を眺める。
美咲の背中、腰のくびれ、首筋に落ちる髪。
そして、自分の指先が触れたかもしれない幻の感触。
数ヶ月後、その作品は上海のグループ展に出品された。
誰も知らない。
あの夜、二人の間で起きた「触れなかった触れ合い」を。
でも、絵を見た人は皆、息を飲んだ。ん
そこには、ただのヌードではなく、二人の視線が溶け合った「何か」が、確かに息づいていたから。
 
2026/02/07 10:51:16(wIk6I1dH)
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