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加奈子ちゃん
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:加奈子ちゃん
投稿者: (無名) ◆8OwaNc1pCE
僕は、高校を卒業して英語教材の訪問販売の会社で働いていました。
インターホン越しに、まだ相手をしてくれる方が多くいた時代です。
土曜日の午前、幸先よく、香川さんというお宅に上がることが出来て、奥さんと娘さん、三人で教材の聴き取りゲームを始めます。
奥さんの景子さんは、若くて昭和の美人女優といった雰囲気で、契約書を書く時に年齢がわかったのですが、30歳になられたばかりでした。
娘の加奈子ちゃんは、12歳、僕と同じ18歳の時には、加奈子ちゃんを産んだんだ、とちょっとびっくりでした。
加奈子ちゃんは、顔をすぐに伏せる恥ずかしがり屋の女の子でしたが、お母さんに似て、目鼻立ちのはっきりした大人びた雰囲気の美少女でした。
まだ教材の説明にしどろもどろで、二人を意識してなかったのですが、ゲームで打ち解けてリラックスしてくると、何だか急にモヤモヤした気分になっていました。
景子さんは、クイズに間違えると、あぁーーっとか、もうーと艶っぽい声を上げて、床に伏せて残念がるのです。
大きく開いたブラウスの隙間から見える豊満なバスト、レースがほつれたベージュのブラジャーがだらしなく厭らしい感じで、気がつくと股間が膨らんでいました。

背筋の伸びた清楚な雰囲気からは、想像もしていなかった姿にドキドキしました。
加奈子ちゃんも、あーお母さんまた間違えた、楽しい、あーあついと言ってブラウスの首もとをパタパタしたり、そのうち靴下を僕の前で脱ぎ始めます。
18歳の自分には、靴下とはいえ、眼の前で美少女が服を脱ぐ、かかとから、ふくらはぎに向かって伸びる薄いアキレス腱と靴下の跡が付いたふくらはぎ、気がつくと自分の順番なのにそっちのけで加奈子ちゃんの足ばかりを見てしまっていました。
そのうちお母さん同様にオーバーアクションで悔しがったり喜んだり、スカートが捲れ上がってもお構いなしで、細い太ももの奥、白い下着が何度も見えていました。

そのうち景子さんが、加奈ちゃん、ちょっと、まあ、すごい汗、ちょ、ちょっとほら、といってハンカチを取りに席を外した時です。
加奈子ちゃんが、お兄ちゃん、あのね、お名前はなんていうの?と聞くので、コウタだよと伝えると、ちょっと目を瞑って、はやく。といいます。
目を瞑っていると、頬に何かが触れました。
え?え?
加奈子ちゃんは、また、はにかんで下を向いていました。
景子さんが言うには、加奈子ちゃんは、凄い人見知りで、この子が家族以外の人前でこんなに興奮してゲームをするなんて、と普段と違う、大はしゃぎする加奈子ちゃんにびっくりしていました。
おかげで、その日のうちに契約書を書いて貰うことが出来て、納品の再訪を約束しました。
家に帰ってからも、加奈子ちゃんや景子さんのこと、別れ際に、早く戻って来てね、待ってるからねという言葉がずっと残っていて、その日以来、加奈子ちゃんのことばかり、特にお兄ちゃんと呼んで貰った事が初めてだったので、ずっとそのことを繰り返し思い返していました。
気がつくと夢に出て来るくらい加奈子ちゃんのことを意識していました。

納品日の事は、今でもはっきりと覚えています。
玄関を開けると出てこられたのは、景子さんでも加奈子ちゃんでもなく、おじいさんでした。
真っ黒に日焼けされて、身体も大きくまるで大御所俳優のような雰囲気に緊張しました。
ひょっとして契約破棄なのかと一瞬脳裏をよぎりましたが、どうぞと僕を家の中に招いてくれたのでホッとしました。
開口一番、若いね、18歳だって。
君くらいの年齢の子は、みんな遊んでいるのに偉いね。
地方から出て、一人暮らしをしていると伝えると、そうか、掃除も洗濯も炊事も自分でしてるのか、そりゃ大変だろう、そうかそりゃ俺には無理だ、18だろ、偉いねと言われ、恥ずかしいながらも頑張っている自分が認められて嬉しく感じました。
娘の加奈子がね、今日君が来るのをとても楽しみにしていてね、人見知りする子なんで、どうか一緒に遊んであげて欲しいと言われ、娘?=孫だよな?と軽く混乱します。
話をしていると、香川さんは、今年80歳だと話されます。
教材は、お孫さんへのプレゼントなのかなと思って話をしていると、なんと加奈子ちゃんは、実の娘で、奥さんの景子さんとは68の時に18歳の景子さんと結婚という何とも凄い方でした。

今日は、商品のお渡しと加奈子ちゃんに遊び方とテキストの進め方を説明するつもりで来ましたが、いつまで経っても現れません。
香川さんは、更にどういう家庭で育ったのかなどを尋ねてきます。
さっき来るのを楽しみにしていると話してたのに、おかしいな。
あの、加奈子さんは?と聞くと、支度しているんだろう、もうすぐ来ると思うよ、と何か含みのある感じで、ところで、加奈子の事、正直どう思う?と僕に聞いてきます。
当たり障りのない返事をすると、最近の人はスマートに話すなあ、男同士、遠慮せんでもかまわんからな。と僕の心の奥底の劣情を暴露するよう、促してるような感じがしました。

最近の若い人がどういう事を考えているのか知りたいんと、僕は今の奥さん、景子ちゃんと知り合ったのは、加奈子と同じ12の時で、そんとき僕は62歳やったからな。
まだ小もうて、もっと若い男を好きになれ言うたんやが、あのくらいの年のおなごん子は、一途でな、尽くしてくれるんよ。
さすがに籍は入れられんから、18歳になるのを待って一緒になったんよと凄いことを言い始めました。
軽く混乱する僕に、唐突に女衒(ぜげん)という仕事は、知っているかと僕に聞いてきます。
女衒というんは、農村の娘を女郎屋に売る、いわば最低の仕事でな。
女衒が来たいうだけで子どもたちは震えあがってた。
かつてこの周辺一帯は、東海道の宿場町で、街道沿いの旅館や料亭には、飯盛女(めしもりおんな)という女郎が沢山おってな、その世話でここに落ち着いたんよ。
俺の親父も女衒で、親父に習って、秋田の大館を中心に農家を廻ったな。
あのあたりの女は、目鼻立ちがすっと際立って、背も高い、色も雪のように白い上玉の娘が多くいたんで、町の庄屋を廻って借金で首が回んねえ所を教えてくれたら、金にして持って来てあげますと言えば、美形の娘がいる家まで教えてくれたね。
そこに言って、針仕事、東京で仕立て屋で働かないかと言えば、殆どの家が判を押した。
間違いなく親は勘づいていたと思うよ、なんせ歯並びや腰回り、初潮の有無もしてた奴も多くいたから。

で大館から連れて来た11歳の澄子って娘が、その後、ここいらでは知らないものがいないくらい、カフエーの人気嬢になった。
アルバイト料亭とか戦後流行ったりもしたが、澄子の子どもが景子。
で更に時間は進んで、俺と景子の間に出来た子が加奈子ってわけだ。
加奈子が18になるまでには、俺は生きていねえかも知れねえからな、加奈子が気に入った男とちゃんと話をしとこうと思ったんよ。
昨日、加奈子にお兄ちゃん明日来れんようになったと嘘言ったら、もう泣きだしてしまってな、あのくらいの年の子は、一途やから、あんたも本当に好いてくれるんなら、俺は応援するけど、どうなんかと聞いてきます。
 
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2025/06/15 06:31:26(udRyzJz4)
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