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新・妻の浮気
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:新・妻の浮気
投稿者: 茶川
どの夫婦も結婚当初はアツアツでも、結婚して3年も経てば新鮮味が失われ、セックスの
回数が減るという。ましてや俺たち夫婦のように高校時代からの付き合いとなれば
なおさらだった。俺と妻の結衣は高校の同級生だった。当時結衣にはバスケットボール部
に片思いの相手がいたようだが、文化祭をきっかけに俺と急速に仲良くなった。
俺は大学、結衣は美容師の専門学校へと進んだがその後も交際は続き、俺の卒業と同時に結婚した。
俺の名は塚原健太、結衣と同じ25歳だ。結衣はパーマ店に勤めていて、子供はもう少し後で
作ることにしている。だがその前に、セックスそのものが疎遠になったのでは話にならない。
それに若い者同士、ほかの相手との不倫に発展しても困る。そこで、俺は一度危ない
遊びをしてみるのもいいかな、と思い始めた。それは、結衣を誰か信用のおける
相手に寝取らせてみるということである。ひとたびそのアイデアが浮かぶと妄想が妄想を呼び、
俺はどうしてもその計画を実行に移したくなった。問題は寝取らせ相手の選別である。
結衣がその気になれる相手で、しかも秘密が守れる必要がある。そう考えると、なかなか
俺の周りには適当な人物がいないのに気が付いた。ネットで募集してみる以外に方法が
ないのかな、と思っていると、突然候補者がむこうからやってきたのだ。彼の名前は
溝口隼人、結衣が片思いだったというバスケットボール部の同級生だ。それが偶然にも
俺が乗ったタクシーの運転手をしていたのだ。溝口は派遣社員をしていたのだが、景気が
傾いて派遣切りされ、今はタクシー運転手をして次の就職先を探しているらしかった。
一度焼鳥屋でも行かないかと誘ったところ、明日は非番だという返事が返ってきたので、
早速一緒に飲みに行く事にした。生ビールで溝口が酔い始めたとき、俺は結衣のことを
切り出した。俺の嫁の名前を教え、高校の同級生だと言ったのだが、まったく覚えていないという。
どうやら結衣の完全な片思いだったようだ。溝口は独身で結婚の予定もないという話だった。
俺の家で宅飲みしないか?と誘うと、二つ返事で行くという。俺は結衣に携帯で電話して、
今溝口と焼鳥屋で飲んでいること、これから家に連れて行ってもいいかと聞いた。結衣は少しびっくり
した様子だったが、まんざら嫌でもないらしく、あり合わせのものしかないけど、どうぞとの事だった。
家に着くとワインを飲みながら高校時代の思い出話や、同級生の消息や噂話で盛り上がった。
夜中の0時まで3人で飲んでいたが、溝口に今夜は泊まって行けよと俺が言うと、最初は遠慮していたが、
じゃあソファーの上で朝まで休ませてもらうよ、ということになった。結局、俺も翌朝仕事が
あったので、先にシャワーを浴びて寝させてもらった。結衣は2時ごろまで溝口と話していたようだが、
翌朝目覚めると俺の隣に寝ていた。溝口は昼過ぎから仕事だと言っていたので、俺は先に起きて
出勤したのだった。出勤の道すがら、これで妻の寝取らせ計画の下ごしらえができた、と俺は思い
ほくそ笑んだのだった。

それから時々夕食の時に溝口の話を切り出してみるのだが、結衣は関心なさそうな表情しかせず、
なかなか俺は寝取らせ計画を切り出せなかった。順序としては、まず結衣の同意を得て、次に溝口に
話を持ちかける必要があった。このままでは話が進まないので、ある夜思い切って結衣に言ってみた。
「溝口て、いい男だよね。結衣は一度抱かれてみたいと思わない?」
「えっ?どうして・・・どうして急にそんなことを言うの?」
「うーん、だって、君の片思いの人なんだろう? そう思ったりしないのかな、と思って・・・」
「しないわよ。」
厳しい表情と口調に俺はすっかり意気消沈してしまった。ちょうどその頃、有名タレントの不倫報道が
しきりにされていた時期だった。その報道を妻は見ていて
「こういうことをする人は何度でも同じことをするのよね。嘘ばっかり言って、相手をだましているのよ。」
と言っている時期でもあった。俺はそれ以上妻に寝取らせ計画を話すことができなかった。
計画失敗の文字が脳裏に浮かんで、高まっていた怪しい性欲も減退する気がしてしまった。もう計画を完全に
あきらめかけていたある日、想定しなかった事が起こったのだ。俺は居間でテレビを見ながらピーナッツを
つまみに缶ビールを飲んでいた。ピーナッツのひとつが床に落ちてソファーの下に転がった。俺はソファーの
下を覗き込んでピーナッツを取ろうとした時だった。破れた小さなビニール片を発見したのだ。
それは紛れもなくコンドームの袋の一部だった。開封した時に切れたのだろう。しかも俺が一度も
使ったことのない製品だった。俺はネットでどの会社の製品かを確認した。〇〇オリジナル、Lサイズ。
いつ??誰と??どんなふうに??
思い当たる相手は一人しかいない。俺は心臓の鼓動が速くなるのを感じていた。
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2020/10/21 17:57:29(SoBkiBCE)
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