ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
節操のない者達 Ⅰ ③
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:節操のない者達 Ⅰ ③
投稿者: ルコック
節操のない者達 Ⅰ ③


「工藤課長と備品庫いってきまぁす。」
大声で皆にそぅ告げた沙織が 事務所出入口の壁に備え付けられたKEYBOXから備品庫の鍵を取りだしていた。

備品庫の鍵を開け [ガラガラ]と大きなハンガードアを開けると 壁際の台車には大小2つの[洗濯籠]が乗せられていた。

沙織は その台車を押しながら 手際よく まずは文房具類からカゴに入れてゆく。
さながら ホームセンターか何処かで買い物をしている様だった。

外鍵だけで内鍵のない この備品庫には、文房具類や手袋等 現場と事務所で使う全ての備品が入れられている。
その中に鍵の掛かった事務戸棚が二段重ねて置いてある。
綿棒を半分にした位の 1つ2万からする流量計の先端やSDカードなどといった 1000円以上/個のものが納められていて、この戸棚の入出庫も含めて鍵の管理は朱美さんが任されていた。ので、今は茜さんといぅ事になるのだろう?。

[これでしょ、これでしょ、あっこれも…。]
と俺の前になって ブツブツ言いながらも手際よく籠に入れてゆく沙織が 背中を向けたままで
「ねぇ、俊さん?。悦子さんとは此処でも[した]んですか?」
と、突拍子もなく聞いてきた

「えっ?、なに?、してないよ、ここでは。」
突然の質問に 答えにつまってしまった俺に

沙織
「もぉお!、ヤッパリここでも[した]んですね?」


「してないって、ここでは。」

沙織
「ホントですかぁ?」
沙織は そぅいいながら 備品棚をクルッとまわった。

出入口からは 台車 沙織 俺の順になった時だった。

「じゃあ、私が最初なんですね?、ここでは。」
そぅ言いながら 俺と台車の間にシャがんだ沙織が 俺の上着(作業着)の裾を手の甲であげながら ズボンのファスナーを指でつまんだ。

「大丈夫です、ここは(カメラに)映りませんから。」
片手は上着の裾をおさえ もぅ片手をファスナーの中に入れ もぅすぐ引っ張り出される そんな時だった。
「工藤さぁん、沙織ちゃぁん、居るう?、どこぉ?」
と、茜さんの声がした。

「こっちですよぉ、茜さぁん。」
俺は一瞬[ビクッ]っと狼狽えてしまったが、沙織は 流石にファスナーからは手を抜いたものの、立ち上がりもせず むしろ しゃがんで何かを探してる素振りで答えていた。

「工藤さんの事だから、『手遅れかもしんないけど…』って悦子さんが…。」
と、笑いながら言う茜さんに

「もぉお!、これからだったんですよぉ。」
「いいとこ だったのにぃ。悦子さんたらっ。」
と、沙織も笑いながら立ち上がった。

茜さん
「デジカメなら私の所にありますけど、SDカードは各々だし、USBだって必要ですよね?」
「なんで、追いかけてきました。」
と、事務戸棚の鍵を揺らして見せていた。
「揃った沙織ちゃん?、どぉお?」

沙織
「えぇ、だいたいは。」

だいたいの必要な物を揃え、事務所に戻って 机の中に仕舞った。
ノートPCを開いて電源を入れると [自社]の(といっても親会社のものだが)ロゴが浮かび上がってきた。

沙織にパスワードだの何だのを聞こうとした時、工場長につれられて 親会社に行っていた新入社員達が戻ってきた。
と、すぐに社長が[新入社員の今後]を改めて説明し終わると 12:00のチャイムがなった。
午後は安全教育のあとに ウチの工場を一通り見てまわって、現場へは明日から らしい、俺は3人のうちの1人を預かる事になった。


午後、俺が課長として みる事になったラインに 改めて挨拶にまわった。
完成品に組あげる 俺が居たラインと 各パーツを組み立てる下請けさんのラインか2つ 計3つのライン。
下請けさんの内 1つのラインは とんでもない社長夫婦なのだが それに関しては また改めて…。
総勢45名といった ところだろうか?。


翌朝、4月4日。
俺が駐車場に着くと 既に朱美さんの車があった。

車を降りて見渡すと タイミング良く 悦ちゃんの車が入ってきた。俺は そのまま悦ちゃんをまった。

「おはよー、ダーリン。」
そぅ言って手を振りながら降りてきた悦ちゃんが、不思議そぅに朱美さんの車を見る俺に
「(朱美ちゃん)現場なんだって。」
「ドライバー1本持った事のないオバチャンが現場よぉ、酷くない?」
「『現場作業なんて私 何ンにも知らないからさぁ…』って、相当 気ぃ使ってるみたいよ、朱美ちゃん。」
「どぉにかならないモンかしらね?」

俺は一瞬[晴男さん]の事を言ってるのかとも思ったが、返す言葉が見つからなかった。

そんな話しをしながらの出社だった。

2018/04/25 10:05:57(BVMS6zlS)
2
投稿者: ルコック
節操のない者達 Ⅰ ④


打刻をして いつもの様に守衛さんの所の喫煙所にいた。
俺に気付いた守衛さんが「おはようございます」と、顔を覗かせて「課長さんですって?、おめでとうございます」


「めでたいかどぉかは分からないですけど…。」
「まだ暫くは此処で お世話になりそぅです。あっち(事務所横の喫煙所)だと何だか落ち着かなくて、スミマセン。」

守衛さん
「どぅぞ、いつでも。じゃ。」
と、戻っていった。

「おはようございます」と事務所に戻ると 悦ちゃん達が 俺の机の所で何やら盛り上がっている。

悦子
「聞いたわよぉ、俊くん、昨日 茜ちゃんに邪魔されちゃったんですって。」

沙織
「ねぇぇ、もぉチョッとだったんですよねぇ(笑)」


「でも あれ、悦ちゃんの差し金でしょ?」
「怪しい事してないか見てこい って。」

悦子
「私 そんな事言ってないわよ?」

茜さん
「私ただ、USBとか必要だろぅなぁ、って。」
「ちょっと盛ったつもりだったんですけど、ホントに[そぅ]だったんですか?」

沙織
「おかげで ゆうべは眠れませんでした!(笑)」

茜さん
「もぉお!、ホントに 何処までが冗談なんだか、???さっぱりですッ(笑)」

そんな話をしていると[ラジオ体操]の音楽が鳴りだした、これも親会社に習っての事だが、事務所ではラジオ体操はせずに朝礼となる。
朝礼が終わるとすぐに新人を連れて もと居たラインに向かった。
皆に新入社員をしょうかいして、長老と俺の後を引き継いだ中堅社員に預けた。
が、新ラインリーダーも まだ不慣れな事もあるらしく、結局 午前中いっぱいかけて ざっくりとした流れと当面やってもらう仕事等の教育に終わった。

昼食は悦ちゃん達と食堂にいった。
移動に伴って『皆が同じ物を食べましょう』も、新事業所の方針らしく、妻が弁当を持って行かなくなったので 俺も食堂にする事にした。

食堂で昼飯なんて何年ぶりだろう?。
以前は窓に面した1人用の長いテーブルで たそがれながら食べていたが、昨日 今日と 茜さんも交えて4人で食べている。
時折 悦ちゃんや沙織が、なに食わぬ顔で会話をしながら スネをスリスリしたり 膝に手を乗せたりしてくる。

沙織
「俊さん、午後は?。また現場ですけ?」


「…たぶん。」
「下請けさん達のラインも覚えておかないと。」

悦子
「そぉよねぇ。あそこも工藤課長の管轄ですもんね?(笑)」


「…その言い方(苦笑)」

悦子
「だって そぅでしょ(笑)?」


「まぁね。」

悦子
「でも どぅなんだろ?、Bラインの社長夫婦。」
「『課長』ったって前任者が居たわけでもないし、いきなり『工藤課長』にみてもらう事になりました。って事でしょ?、大丈夫?、俊くん。」

茜さん
「聞いた話ですけど、あのご夫婦がいた派閥の誰かがミスって 派閥ごと出世争いに負けちゃって…、で 辞めて立ち上げた会社だとかって…。」

悦子
「そぅそぅ。派閥のNo2だった人がね。」
「で、この時と はがりにトップが吊るされちゃって。って話しよね?」

沙織
「えっ?、流石の悦子さんも よく知らないんですか?」

悦子
「てか、この4人は その頃は まだ誰も この会社すら入ってない頃の話みたいよ。」
「そんなふぅな事 朱美ちゃんがね…。」
「何だか[晴男さん]も一枚噛んでる とかって。」


「…らしいっすね。」
「俺には サッパリ???っすけど。」
「まぁ、どぉにかなんでしょ。」

悦子
「私 どっち(BラインとCライン)にも届け物があるから 一緒に行ったげよぅか?」

沙織
「またぁ、そんな事言って『ぬけがけ』はダメですよ!、悦子さん!」

悦子
「ぬけがけ はアンタでしょ!?」
「昨日 茜ちゃんが行かなかったら 何する気だったのよ!?」

茜さん
「えぇぇっ、ホントに そぅなんですか?」
「もぉ、ホント 全然(本当か冗談か)着いてけません、私には。(困)」

「『本当なのか冗談なのか』それが分かる様になりにはね、ねぇ沙織ちゃん?」
と、沙織に目配せした悦ちゃんが妖しく笑っていた。

午後①、出掛けにも沙織に釘を刺されながら、悦ちゃんと2人 下請けさんのラインに向かった。
18/04/27 18:11 (BFJym9lC)
3
投稿者: まさ ◆zEGpD4VZDY
続きが楽しみです!宜しくお願いします。
18/04/30 18:50 (arbqEnGv)
4
投稿者: ルコック
まささん、ありがとうございます。
長い前置き だけが、延々と長くて(ペコリ)。

18/05/02 08:07 (fz1zj4bG)
5
投稿者: セブン
何時も楽しく読ませて頂いてます。続きをよろしくお願いします。
18/05/04 23:19 (U9H9JvOF)
6
投稿者: ルコック
セブンさん はじめ 皆さん、ありがとうございます。

連休と連休明けの忙しさも 幾らか落ち着いたので そろそろ…。(ペコリ)
18/05/10 08:07 (joQbNcMS)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.