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引明けに咲く花
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:引明けに咲く花
投稿者: ◆t3t4fyDiJo
第1章 桜

ーーー早く高校生になりたいーーー

幼い頃からそんな風に思っていた。
頭上に咲き誇る花に春の香りを感じながら新品のローファーをコツコツと鳴らして歩く。
数日前に高校の入学式を迎えた彩香は桜が満開に咲く通学路をまだ慣れない足取りで学校に向かう。
彩香の入学した照星高校。地元では照高(てるこう)と呼ばれるこの高校の偏差値の高さは市内でも三本の指に入るほど高い。
彩香がこの高校を選んだのにはある理由があった。
杉崎彩香。成績優秀、スポーツは中学でテニス部に入り、3年生の時は部長を務めた。明るく優しい性格は皆に好かれ、160センチの身長からすらっと伸びる手足、端正な顔立ちでセミロングの髪をなびかせ、つい最近着始めたはずの照高のセーラー服も完璧に着こなしている。
しかし、彩香は決して完璧な天才というわけではなかった。
田島健人。彩香が見つめる先には常に彼の存在があった。長身だが程よく筋肉が付き、髪は短いが無造作にボサッと立っているのが印象的な健人は、成績はそこそこだったが、バスケットボールで選抜チームにまで選ばれ、健人はバスケットボールが盛んな照星高校に推薦入学することが決定していた。
彩香と健人は小学校の頃から幼なじみで家が近かったため、小学校の頃はよく一緒に遊ぶ仲だったが、中学に入学した後、クラスが一緒にならなかったこと、またお互い恥じらいなどがあったため、次第にすれ違った時に挨拶を交わす程度になってしまった。それでも彩香はずっと健人に想いを寄せていた。
(オレ、高校は照星に行ってバスケやるんだ。)
小学生の時に健人が何気なく言ったこの言葉から、彩香は健人を追いかける一心でスポーツ、勉学共に努力し、照星高校へ入学を果たしたのだった。

入学式の日には彩香は飛び跳ねるほど喜んだ。幼なじみの健人と同じクラスだったのだ。
彩香は今日も健人に会えることを楽しみにして学校に向かった…。

授業終了のチャイムが鳴る。
彩香の席から斜めに4席ほど前に座る健人の後ろ姿を見ながらまだ授業とは言えないオリエンテーションを終えて放課後になった。

真希「彩香!じゃあね!」

彩香「うん!また明日!」

入学式の日から仲良くなり始めた友達の真希と挨拶を交わし、彩香は教室で健人の姿を探すが、すでにその姿は無かった。

彩香「いるわけ…ないよね…。」

部活動が始まっていない今だったら健人と一緒に帰れるかもしれない。そんな淡い期待をしていた彩香は少し残念な気持ちで教室を後にする。

新入生が次々に下校して行く中、彩香も昇降口に行き靴を履き替えようとすると、遠くから聞き覚えのある音が聞こえてきた。
それは体育館に響くボールの音だった。

彩香は靴を履き替えるのをやめると足早に体育館に向かった。おそるおそる覗き込むと、そこには一人でバスケットの練習に励む健人の姿があった。

180センチの長身から放たれたスリーポイントシュートが見事に決まる。隠れて覗き込んでいた彩香だったが、思わず健人に見とれてしまい、ただ見つめてしまっていた…。

何本目かに健人が放ったシュートがリングに弾かれ、まるで彩香に向かうかのように体育館の入口へと転がった。ボールを追いかけた健人は自分を見ている彩香の姿に気づく。

健人「あ、杉崎…。」

少し照れ臭そうにしながら健人が会釈する。

彩香「ごめんなさいっ!…覗くつもりはなかったんですけど…。」

久しぶりに想いを寄せる健人と話したことで敬語になってしまう。

健人「なんだよかしこまって。昔からの仲だろ。」

笑顔で答える健人と目が合い、彩香は平静を装いつつも耳が真っ赤になるほど照れてしまう。

彩香「ご、ごめん…バスケット、頑張ってるね。」

健人「え?…ああ、このまま帰ってもやることなかったし…。そろそろ帰ろうかと思ってたんだ。

彩香の「あ…そうなんだ…。」

彩香は勇気を振り絞って一緒に帰ろうと言おうとするが、どうしてもその一言が言えない。

健人「…あのさ…良かったら…一緒に、帰るか?」

彩香「え…?う、うん!」

思ってもみなかった健人からの誘いに彩香は全力の笑顔で答えた。

帰り道…。2人は自転車を押しながら横並びに歩く。

健人「そういえばさ、杉崎は高校でテニスやるの?」

彩香「どうしようかな…。あたし、本当は運動って得意じゃないから…。」

健人「元テニス部の部長が何言ってんだよ。杉崎ならいいところまで行けるって。」

彩香「そ、そうかな…。」

彩香は高校でテニスを続けることはもちろん視野に入れていたのだが、高校の部活にはマネージャーという役職があることも知っていた。

彩香「テニス部もいいけど…あたし…バスケ部のマネージャーになっちゃおうかな。」

いたずらっぽく笑いながら健人に答える。

健人「ちょっと勿体無い気がするけど…杉崎がそうしたいなら…オレはいいと思うよ。」

彩香は健人の返答を聞き、健人の夢を応援したい…その気持ちからバスケ部のマネージャーになるという選択肢も視野に入れるようになっていった。

会話は弾み、いつの間にか自転車を押す2人の距離も近づいていった。彩香はずっとこの時間が続けばいいとさえ思ったが、とうとう彩香の自宅前に到着する。

健人「それじゃあ、また明日!じゃあな!」

彩香「うん!健人くん、またね!」

彩香が手を振ると健人は自転車に乗りながら手を上げて答える。彩香は自転車をこぐ健人の後ろ姿をしばらく見つめていると、健人が急に自転車を止めた。

健人「また一緒に帰ろうな!」

振り向きざまに彩香に向かってそう言い放つと健人は再び自転車を漕いで帰っていった。
2018/04/15 02:04:20(fCAdmIyP)
7
投稿者: 溯 ◆t3t4fyDiJo
次の日。

レロォ…ニュ…ちゅぷっ…ジュるっ…。

体育館裏の倉庫に卑猥な音が響く…。今日の昼休みも彩香は佐野に呼び出しに出向いてペニスを奉仕させられていた。

彩香は佐野のペニスに舌をゆっくり這わせたり、柔らかな唇で挟んで優しく吸ったり、様々な方法で佐野を刺激していた。

佐野「なかなかいいぞ…彩香ぁ…!」

佐野は彩香にペニスをいやらしく舐めるよう、舌の絡ませ方やスピードに至るまで細かく指示し、いつも以上に卑猥な音が立つようにしゃぶらせていた。
(早く…終わって…!)
身体は奪われようと、心は絶対に売らない!
そう強く心に決めて、彩香は無心で佐野の指示に従っていた。

(ちっ!なんか気にくわねぇ…。)
彩香が従順になるほど佐野はなぜか物足りなさを感じていた。
実は佐野は4人で彩香を犯した後、彩香を自分だけのものにするために、同級生の山本、先輩の飯塚と増田には嘘をついていた。
犯したことで彩香が訴えようとしているが、金輪際一切手を出さなければ今回のことは水に流すと飯塚と増田には説明して彩香に手を出させないようにさせ、撮影した山本には彩香がデータを全て渡さなければ訴えを取り下げないと言っていると伝え、データを奪い独り占めしていた。そうして佐野は彩香を本当に自分の彼女にしたつもりでいた。しかし、当然そんな自分勝手な方法で人の心まで手に入れるなど出来るはずもなかった。
だが佐野の歪んだ独占欲は、彩香への苛立ちからさらに行為をエスカレートさせていった。

佐野「おい!このままマットの上で仰向けに寝ろ!」

佐野は彩香の口からペニスを引き抜くと、肩を掴んで寝かせようとする。

彩香「な、何…するんですか…?」

佐野「何だっていいだろ!やってからのお楽しみだ!」

マットの上に彩香を寝かせると、佐野はズボンとパンツを完全に脱いで裸ワイシャツ姿になった。

彩香「ひッ…やだぁ!!」

彩香は挿入されると思い、本能で脅えた声を出した。

佐野「おい!!大人しくしねーとどうなるか忘れたのか!!」

一度レイプされてしまっていても、好きでもない男と繋がることは、健人を想う彩香にとって最悪の行為だった。
だが、彩香は再び自分の状況を考えて、涙を堪えて仰向けに寝た。

(やっと大人しくなりやがった…!…安心しな…とりあえずヤル気はねーよ。)
倉庫での輪姦…あの後、彩香は妊娠の恐怖に苛まれていたが、実は佐野も同じく恐怖していた。彩香が妊娠すれば、否が応でも強姦の事実がバレると思い数人で中出ししたことを後悔していた。
そのことから佐野はある意味では彩香とのセックスに慎重になり、主にオーラルセックスをさせていた。

佐野「これからやることを少しでも嫌がったりしたらマンコに突っこむ!分かったな!?」

彩香「わ…わかりました…!」

佐野「じゃあ、目をつむって上を向いたまま顔を絶対に動かすんじゃねぇぞ!」

彩香は目を閉じてコクリと頷いた。
彩香は暗闇の中左右に気配を感じた。
(何…?次は何するの…?)
そう思っているうちに、何か毛の様なものが彩香の顔をくすぐったかと思うと、一瞬何か独特な悪臭を感じた瞬間ら彩香の口と鼻が何かに潰される!

彩香「んグゥッッ!」

彩香は思わず目を開けると、目の前には茶褐色の世界が広がっていた。彩香は息苦しさの中、状況をようやく理解した。目の前にあるのはペニス…この男は顔の上に跨っており、今自分の鼻と口には押し付けられているのは陰嚢と肛門であるということを!

佐野「おい!舌出して舐めろ!!じゃないとこのまま窒息するぞ!」

(嫌っ!!苦しいっ!…汚い!!)
そう思いながらも彩香は息苦しさから舌を出すと、佐野のアナルを舐めた。
ザラリとした感触と共に舌に変な苦味が広がった。
佐野は彩香が舌を出したことに満足すると少しだけ腰をあげた。

佐野「舌を突き入れて念入りに舐めろ!」

とんでもない嫌悪感の中、彩香は言われた通り舌をとがらせて佐野が癇癪を起こさないように舐める。舌を出している為、呼吸をするたびに蒸れたような股間の匂いが鼻をつく。
佐野は排便時と同じように肛門に力を入れてなるべく肛門を拡げ、彩香に奥まで舐めさせる。

(臭いっ…!…なんでこんな汚いものを舐めさせたがるの…?)
顔に股を押し付けられる屈辱感と、肛門を舐めるという行為、鼻に付く男の股間臭、視界を覆う視界を汚い男性器…彩香は味覚、嗅覚、視覚にいたるまで佐野に犯されていた。
しかし佐野は、女子高生の顔に跨るという背徳的行為と、肛門の入り口を這いずり回る柔らかく粘っこい舌の感覚から征服欲を満たしながら自らペニスをしごき始める。

佐野「よぉし、次はこっちだぁ…!」

佐野は彩香の頭を掴むと玉袋や蟻の門渡り、肛門に擦り付けるように自由に動かして彩香の舌の感触を楽しんだ。
彩香の顔面は自分の唾液でベトベトになり、佐野の尻と顔が擦れるたびにピチャピチャと粘っこい音が立つ。

(汚い…あたしは…物じゃない!!)

佐野は尻をあげると、息苦しさから顔を赤らめて唾液まみれの彩香の顔をペニスでペチペチと叩く。

佐野「おい…しゃぶれ!」

彩香が口を開けるとすぐにペニスが口内に入ってきた。
肉棒を咥えたのを確認すると、佐野は彩香の頭を掴んで無理矢理上下に揺さぶりペニスを出し入れする。

グぷっ…ぐ暖ォ…ぶゥッ…グりゅっ…じゅポォ!

彩香の意思とは関係なくペニスが口、そして喉に無理矢理挿入される!
(オェッ…く、苦しいッ!…息が…出来ない…!)
彩香は苦しさから、顔に跨る佐野の太ももを手で押し退けようとするが、佐野はそんなことに構わず出し入れを続ける。

佐野「ぐっ……おらぁ……そろそろ…イクぞォ!」

佐野は彩香の口からペニスを引き抜くと、彩香の唾液でドロドロになったペニスをニチャニチャと音をさせながら素早くしごく!

佐野「う……オォッ!!」

佐野が雄叫びをあげると、彩香の顔に熱い液体が降り注がれる!

彩香「きゃっ!!」

彩香は目を閉じて顔を逸らそうとするが、佐野はガッチリと彩香の頭を掴んで顔面に汚液を迸らせる。
鈴口から勢いよく飛び出した精液は、鼻や瞼、額に付着し、彩香の端正な顔は無残にも白く汚されていく…。

佐野「ハァ……すっきりしたぜ…!」

佐野はトイレで尿の雫を切るように、彩香の顔の上でペニスを振った後、再び彩香に咥えさせ、お掃除フェラをさせる。

佐野「次からはケツ穴舐めんのも自分からやれ!いいな!それじゃあな!」

吐き捨てるように言いながらパンツとズボンを履き直すと、彩香をそのままにして倉庫から立ち去った!

彩香「くっ……グスっ…うぇぇん…。」

佐野に見せまいと我慢していた感情が涙となって溢れ出した。
彩香の顔は唾液と精液と涙で見るも無残な様相を呈していた。
精液が制服や髪に着かないよう腕だけを動かすとポケットの中からティッシュを取り出して顔を拭いた。ベトつく体液はなかなか拭き取る事が出来ず、乾燥してカピカピにこびりついて栗の花のような匂いを放つ。
彩香は最悪の気分であらかた拭き取ると、倉庫を飛び出して人に会わないよう女子トイレに入り、すぐに水で顔を洗った。
冷水で指先が冷え切り、顔が切れそうに痛くなるまで何度も洗っても綺麗になった気がしなかった。
ハンカチで顔を拭いてトイレを出ると、授業開始のチャイムが鳴った。彩香は歯磨きをすることも出来ずに急いで授業に向かうしかなかった…。

授業終了後。

真希「彩香最近どうしたの?授業もギリギリだったじゃん!昼休みもどこか行っちゃうし…。」

彩香「ちょっと昼休みに先生に仕事頼まれちゃって…。ごめん、ちょっと歯磨きしてくるね!」

苦し紛れの言い訳をするしかなかった。
そんな彩香の姿を健人は心配そうに遠目で見つめていた…。

その日も部活が終わると、健人と一緒に帰るために彩香はマネージャーの片付けをしながら部室で待っていた。

ガチャ…
健人が来たと思い表情が緩む。しかし、部室のドアを開けて入って来たのは佐野だった。

佐野「マネージャーの仕事、頑張ってるかー?」

彩香の表情が一気に曇る。

佐野「今日もさ…パンツ、洗ってもらうかなー!なんせ昼間にお前の唾でベトベトになったしきったねぇんだよ!」

(なんなのこの男…もう…限界…!)

彩香が目を潤ませながら俯いていると、佐野は意気揚々とズボンのベルトを外してズボンを下ろそうとし始めた。

ガチャ!

部室のドアが勢いよく開いた。

?「ん?お前、何やってんだ?」

後ろから佐野に声をかけたのは健人だった。

佐野「あ…田島くん!いやぁ、着替えて帰ろうと思ってたんだよ!」

健人「ふーん、そか。そんな場所でか?」

佐野「いや…急いでたから…。」

健人「まあいいけど。お前自主練してたっけ?こんな時間まで何やってんだ?」

佐野「いや、忘れものしただけだよ…これで帰るわ!」

佐野はそそくさと帰って行った。

健人「彩香!あいつになんか言われたのか?」

健人は彩香が俯いて目を潤ませていたことを心配していた。

彩香「ううん…。何でもないから大丈夫!それより健人くん…ありがとう。」

健人はこの時は恥ずかしがったりせず彩香を抱き寄せた。

健人「なんか午後の授業もギリギリだったし様子おかしかったから…なんかあったのか?」

彩香はいっそ本当のことを打ち明けたいとさえ思った。健人なら全てを受け止めてくれるかもしれない…。でも、だが、まだ始まったばかりの恋愛…そんな勇気は無かった。

彩香「あれは…ちょっと昼休みゆっくりしすぎちゃっただけ…!」

健人「なんだよそれ…!」

健人は彩香を笑ってやる。

健人「何かあったら…オレに言ってくれよな!」

そう言うと、健人は彩香にキスをした。
優しく、暖かいキス…。健人は勇気を出して彩香の唇を舌でノックした。

彩香「……!……ん…。」

彩香はゆっくりと唇を開き、健人の舌を受け入れた。
健人に応えるように、彩香は積極的に健人の舌に自分の舌を絡ませた。
甘くねっとりとしたディープキス。
しばらくして健人が唇を離した時、彩香はもっとしていたかったとさえ思った。

健人「彩香…急に……ごめん!びっくりした…よな?」

彩香「…うん…ビックリ!……でも…健人くんなら…嬉しい…。」

健人は顔を真っ赤にしながら、彩香に再びキスをした…。

帰り道…。雨がシトシトと降ってきたため、健人がさした大きめの傘に二人で入り、身を寄せながら歩いた。

彩香「部室で…しちゃったね…。」

健人「ご、ごめん……彩香。」

彩香「ううん…健人くんとなら…。」

恥ずかしさから二人の会話は途切れ途切れのまま、家に着いた。

健人「あ、あのさ…!もし良かったら明日…どこか行かないか?」

明日は土曜日…珍しく部活も休みだった。

彩香「え?…うん…もちろん…!」

健人は傘を持つ手を下げると、傘の中で彩香と唇を優しく交わした。

健人「それじゃあ帰ったらまた連絡するから明日のこと、決めよう!またな!」

彩香「うん…じゃあね!」

健人は別れを告げて歩いていく。

彩香「あ、健人くん!…今日は…本当に…ありがとう。…嬉しかった…よ?」

彩香の言葉を聞いた健人は満面の笑みを浮かべながら手を振り帰っていった。

(健人くん…ありがとう…本当に…大好き!……でも……本当にあたしって…最低だ…。)
彩香はこの時は佐野との行為など忘れるほど幸せを感じていた。しかし、幸せを感じれば感じるほど、自責の念にかられていた。

一方佐野は…
(くそっ…田島め…邪魔しやがって…!)
健人への身勝手な怒りを抱きながら部室を後にして自販機に立ち寄る。
佐野はコーラを買って一人飲みながら、明日彩香へどんな行為をしようか考えていた。
(畜生!…素っ裸にさせて素股でもさせてやる!…今日のこと、後悔させてやるからな!)

佐野は妄想を繰り広げながらコーラを飲み終え帰ろうとした。その時、校門から出て行く2つの影を発見する。

相合傘をして仲睦まじく寄り添うよう二人…よく見ると、それは紛れもなく彩香と健人だった。
(ぐ…あいつらァ……彩香のやつ…!!)
無理矢理レイプして強要したことではあるが、佐野にとっては自分の彼女である彩香が実は健人と恋人のようになっていたことに、佐野は嫉妬心は燃え上がらせた。
(ただじゃおかねぇぞ…!明日は素股なんかじゃ済ませねぇ…!!)

佐野は怒りを爆発させながらスマホで様々な鬼畜プレイを検索しながら帰り道を歩いた。
すると、いじっていたスマホが鳴り、ラインが届いたことを知らせた。
(誰だっ!こんな時に…!)

イライラしながらラインを開くと、上級生の飯塚からだった。

飯塚(おい佐野、ちょっと聞きてえことがあるから今から学校近くの橋の下に来い。)

飯塚から佐野を呼び出すラインだった。
嫉妬と憤怒、信頼と裏切り…。彩香の高校生活はさらに波乱の渦に巻き込まれて行く…。
18/04/24 08:19 (AcWsr7JB)
8
投稿者: 溯 ◆t3t4fyDiJo
第三章 紫陽花

雨がジトジトと降る日が増え、紫陽花の花が顔を出し始めていた。

佐野はラインを見て慌てて橋の下に向かうと、飯塚、増田、山本の三人が待っていた。

飯塚「おう!佐野…てめぇ何かオレに黙ってることねーか?」

佐野「なんもねーっすよ!」

増田「ホォ…じゃあ昼に杉崎彩香を呼び出してんのは…なんでだ?」

佐野「いや…それは…。」

ボコォ!!

増田は佐野の腹にパンチをすると、佐野は痛みから崩れ落ちて腹をかかえている。

飯塚「おめぇ言ったよなぁ!訴えようとしているから手は出すなって。お前だけ抜け駆けしてヤッてたってことか…。いいご身分だなぁ!」

バキッ!

佐野「グエェ!!」

佐野は腹を蹴られて情けない声を上げる。

佐野「すいませんっ!…すいません!」

飯塚「ただで済むと思うなよ!明日は土曜日でたまたま部活も休みだ。お前、杉崎を呼び出せ。場所は…そうだな…原田さんの家だ。原田さんの家までなんとかして連れてこいや。」

佐野「原田さん?…あの人はやばいんじゃ…!」

増田「オレ達もこうなっちゃ容赦出来ねぇんだよ。お前明日連れて来なければどうなるかわかってんなぁ!」

佐野「はぃぃ!わかりました!」

佐野は情けない声で返事すると、腹を抑えながら帰っていった…。

佐野は家に帰ると早ると、早速彩香に連絡した。

佐野(明日一日オレとデートすれば、オレの持ってる全てのデータを渡す!来なければバラまいてやる!)

彩香はラインを見て最悪な気分になった。
(健人くんとデートだったのに…あの男とデート!?…冗談じゃない!!…でも…行くしか…ない…!)

彩香(本当に…本当に終わりにしてくれるんですね!?)

佐野(ああ…本当だ!その代わり来なければ…全てバラ撒いて終わらせる!)

彩香は佐野の話など全く信じてはいなかったが、当然選択肢など無く、一縷の望みに賭けるしかなかった。

(健人くん……健人くん…!…本当に…ごめん!)
彩香は不本意にも健人のデートの誘いをどうしてもの用事が出来てしまったと断った…。

次の日…。
彩香は制服で学校の近くにある駅で佐野を待っていた。

(制服で来い!最後の思い出作りだ!)

佐野のラインを見返して気分はさらに落ち込んだ。
(あんな男のことは信用できない!!でも…どんなことがあっても…今日で…終わらせる!)
彩香は刺し違える覚悟で今日の日を迎えていた。

佐野「彩香!…待たせちまって悪かったな!そんじゃ、行くか。」

彩香「は……はい……。」

彩香はやけに優しい佐野を見て一層疑い警戒していた。

彩香「ど、どこに…行くんですか…?」

佐野「男と女が行くところなんて1つだろ!」

そういうと佐野は彼氏気取りで彩香の手を引き電車に乗った…。

電車に揺られながら、不安な時間が過ぎて行く…。
男女2人で行くところ…。まだ15歳の彩香には買い物やファミレスなどのデートをすることしか予想出来なかったが、この男の最後の思い出作りがそんな生易しいものではないことは分かっていた。
[今日は挿入される]想像したくもなかったが覚悟をせざるを得なかった。

隣の駅ですぐ降りると、町から少し離れた閑静な住宅街が広がっていた。

彩香「ここ…ですか?」

佐野「まあ大人しく付いて来いって!」

彩香の手をぐいと引っ張ると住宅街を進んで行く。気のせいか佐野の顔も引きつっているように見えた。
やがて路地を曲がって行くと、しばらく山沿いを歩いたところで林の中に一軒家が見えてきた。

彩香「え…?ここ…?」

佐野は何も言わずに早歩きに進み、すぐに家の前までたどり着いた。

彩香「いや……怖いっ…。」

彩香が直感で恐怖を感じた時にはすでに遅かった。
急に家の周りから数人の男が飛び出してきて佐野と彩香を取り囲むと、彩香はあっという間に腕を掴まれて拘束された!

飯塚「おっ!マネージャーお疲れ!」

増田「杉崎~!待ってたぜ~!」

彩香「いやあぁぁ!!!!…………佐野さん!!?」

飯塚と増田意外にも3人の男が待ち構えていた。どう見ても高校生では無かった。

「ははは!こんなヤツのとこ信じてたのかお前!」

「こいつは自分のためにお前を売ったんだよ!なぁ佐野ォ!」

1人の男が佐野に蹴りを入れる!

佐野「ぐぁっ!すいません!!もう隠れてやったりしませんから…!」

(サイテー…。)

彩香は一瞬でも佐野を信じたことを後悔した。だが、そんなこと考えられないほどこの暴力的な男たちに恐怖していた。

「お前は見学だ!指しゃぶって見てな!」

男達が一斉に取り囲むと、胴上げでもするように彩香を抱き抱えて家の中に無理矢理連れ込む!

彩香「いやあぁぁっ!やめてぇぇ!やめてよぉぉぉ!」

一軒だけ山沿いに佇むこの家で彩香がいくら叫ぼうと誰の耳にも届くことはなかった。

彩香は家の中にあった綺麗に真っ白なシーツが敷かれたベッドに放り投げられると、すでに数台のカメラが三脚にセットされていた!

彩香「やめてぇぇ!やめて下さいぃぃ!!」

佐野にレイプされた時にも見せなかったほど号泣する彩香。だがそれは男達を興奮させる材料にしかならない。

「いい加減うるせぇんだよ!黙れや!」

1人の男が容赦なく彩香の身体に蹴りを入れる!

彩香「ぐっ!……げほっ…ゲホ!…」

彩香は恐怖と痛みから大人しくなりすすり泣くしか出来ない。
すると、部屋の奥から大柄の男が現れた。
すると、男達は一気に静かになり彩香から一歩離れた。

?「おいおい…殴ったら可哀想だろ…。こんな年端も行かない女の子を。」

彩香はその男を見ると、ワイシャツにスーツのズボンを着た体格のいいオヤジが立っていた。明らかに年齢は10以上離れている、下手すれば彩香の父親ぐらいの年齢ではないかと感じる。

彩香「ひっ……!」

「お前原田さんに失礼だろ!ちゃんと正座しろ!!」

男達にどやされ、彩香は啜り泣きながらベッドの上でちょこんと原田という男に向き直り正座した。

原田「まぁまぁ恐がるのも仕方ないだろ。可愛い顔して可哀想に…若いのが失礼したねぇ。」

彩香は先ほどの男達の態度から一変、この男からかけられる優しい口調に少し警戒心を解いたが、焼けた茶色の肌に坊主頭のこの男が明らかにまともな人間であるとは思えなかった。

原田「それで…そこの佐野というやつに何やられてたんだ?」

彩香「………………。」

原田「話さなくちゃわかんないだろ?」

原田はたむろするようにしゃがみ、彩香の顔をギラつく目で覗き込んでくる。

彩香「…昼休みに……ちんちんを……舐めたりしました…。」

原田「おい…佐野とやら…本当かい?」

佐野「はいっ!…すいませんでした!」

原田は謝る佐野をつき飛ばすと思いっきり蹴りを入れた。

バキィィ!!

佐野「ぐおぉぉぉぉ!」

彩香「きゃああああ!!」

佐野が蹴りを入れられ苦しむ姿に彩香は思わず悲鳴をあげる。

原田「彩香ちゃん…とりあえず…一本は折れたかな?…これで…ケジメつけさせるけど、不服かい?」

彩香「も、もう…い…いいです…!」

彩香は恐怖に声が震えてしまう。

原田「佐野とやら、優しい彩香ちゃんに感謝しろよ!……それでだ、この佐野ってやつが勝手に出しゃばったせいでこいつらが収まりつかないって言うもんでな…。」

彩香はガクガクと体を震わせる。

原田「大人しく言うこと聞けば、悪いことはしない…わかるねぇ?」

彩香は震えながらコクリコクリと頷いた。

原田「彩香ちゃんが可愛くていい子で助かったよ…彩香ちゃんがみんなの為にやってくれるってよ。感謝しろよ!」

男たちからは拍手と喝采が巻き起こる。
彩香は今までの人生で二度目の最悪の日を経験しようとしていた。
18/04/26 08:13 (71XMG2tC)
9
投稿者: (無名)
良い展開ですね♪
続きはいつになりますか?
18/04/26 09:07 (e2q4sx6P)
10
投稿者: (無名)
続き待ってます!
18/04/29 14:36 (ZuJVvGJA)
11
投稿者: 溯 ◆t3t4fyDiJo
ID:xxxxxl
コメントありがとうございます!観てくれてる方がいると励みになります。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
では続きをどうぞ…。
18/04/30 21:13 (Nxo8/D9g)
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