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彼の秘密と私の秘密①
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:彼の秘密と私の秘密①
投稿者: sayuri ◆lyJZzhuvUQ
午後8時30分を回った所で彼が席を立ってエレベータホールに向かって歩いていった。残業時間に入って2時間以上過ぎるとフロアの人はグッと減る。開発部の殆どの人は20時辺りでお役御免と帰路につくのは月30時間の残業制限が一応効いてるらしいからだ。開発助手の派遣で来た私は、残業代はカットされる事はないけど、それだけに無駄に残るわけにはいかないので帰りの支度をしてから彼を追いかける。昼間のピーク時なら100人程はいるのではないかという巨大な開発室を出てガラス扉で仕切られたエレベータホールに向かう。ホール側からは見えにくいように廊下の端をゆっくりと彼に追いつかないように歩き、人影がエレベーターに乗ったのを確認してから足早にホールに到着して階上へのボタンを押す。彼が乗ったであろうエレベータが最上階の8階で止まったの確認してから対面のもう一基のエレベータに乗りこんだ。幸い誰も乗っていなかったが、乗り込んでから首を傾げる。8階の最上階は大食堂や研修室、会議室等があるフロアだが、残業時間は人がいなくて静まり返ってるはずである。8階に到着すると彼に出くわさないよう慎重に降りた。ガラス扉の向こうに人影がないか確認してからカードを当てて扉を開ける。この時間にこのフロアに来る理由などトイレ以外にないと思うのだけど、左側の先にあるトイレの自動照明は点灯していない。正面の食堂は真っ暗で扉もしっかり施錠されている。右側しか選択肢はないけども奥に休憩室があるので、誰もいない休憩室が目的地かなと思いながらゆっくりと近づいていくと廊下の途中にある非常階段と書いてある鉄の扉の向こうから微かに物音が聞こえた気がした。私は音が出ないようにゆっくりと扉を開閉し非常階段に出て更に耳を澄ます。上の方で扉が開閉する音が響き、ようやく私は彼の目的地がわかった。屋上である。私は行った事がないが、テニスコートなどがあり、天気の良い昼休みには割と多くの人が休憩していると聞いた事がある。私は少し間を開けて静かに屋上へ向かう。屋上への扉は上部分が中に網掛けの補強があるガラスになっていたので、屋上の様子を覗いてみた。正面には2面のテニスコートがありその周囲をコンテナのような建物がぐるりと囲んでいてあまり明るくはないが外灯が何ヵ所か点いていた。何度見ても人の姿は見当たらず、かなり迷ったが、せっかくここまで勇気を出してきたのだからと言い聞かせて、静かに屋上に出てみる。テニスコートの角のコンテナとコンテナの間に通路のようなものがあり、そこを抜けると屋上の外側というか外景色側に出れるようだった。そちらに近づくと微かに高周波の音声が聞こえる。そっとコンテナの壁から覗くと、30m程先に胸の高さぐらいの格子のフェンスがありその前に外向きで立ってる赤城君の姿が見えた。心臓の音が聞こえそうなぐらい高鳴る。微かに聞こえる高周波の音は手に持って観ているスマホから聞こえる音のようだ。ふと、このまま引き返してきたら見つかると頭に浮かんで変な汗が出てくる。少し遠くなるがコートの反対側のコンテナの切れ間に慌てて移動する。そして壁から目だけを出して覗いてみる。高周波の音は離れたせいで聞こえなくなったが、さっきなんとなく聞こえてきたのは女性の喘ぎ声のような音声だった。見る角度が変わった事で彼の横側も少し見えるようになったのだが、彼の右手はどうやら股間に添えられていて、しかも前後に動作しているようだ。もうこの歳だからなんとなく何をしようとしてるのかは想像できたが、私の心臓も、いや子宮も高鳴りしているようだ。屋上の外側の外灯は社名を照らす電飾看板以外は暗く、手に握っているであろう赤城君の性器はよく見えなかったが、私は性器よりもうっすらと確認できる、見た事のない赤城君の表情が堪らなく愛おしくて、ずっと見ていたいと思うぐらい我を忘れて凝視しているのだった。
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2023/03/01 11:33:12(YNPWdFn2)
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