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八月の熱く熟れた夜15
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:女性向け官能小説
ルール: 女性目線のエロス、恋愛要素を含むなど、女性向けの小説をご投稿下さい
  
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1:八月の熱く熟れた夜15
投稿者: 七海 航
第15章 - 衝撃


手で口を押さえられた瞬間に噴水のように吹き出した潮を見たことはあまりにも衝撃的だった。アメリカのポルノ雑誌も日本の写真投稿誌でも潮を吹いている写真は無かった。女性が潮を吹くことも高校1年生の童貞の少年の知識を遥かに超越していた。例えば、あまりの恐怖に失禁することと同列に考え、何が起きたのかも正しく理解はしていなかった。部活の仲間であり、夏休みの童貞卒業を競い合うライバルたちに質問してみようと思った。

『あいつらに、どう切り出せばいいかな? 掃除のバイトをすることは伝えたときには、時給が少し良くてもやりたくないって言ってたけど、バイト中にこんな体験をしたと知ったら何人かは、オレもバイトするって言い出すだろう』

「佳代子、今の何? おしっこを漏らしたの?」

「ああん、恥ずかしい。あんなになったの初めてなの。わたしもよくわからないんだけど、気持ち良くなるとああなる女性もいるの」

『初めてなんだ。でも、床がやばいことになってる。ホースで流さなきゃダメだな』

衝撃的な光景を目の当たりにして、なお冷静な自分自身がおかしかった。

「恥ずかしいくらいに感じちゃったの。わたし変になっちゃいそうよ」

かよさんは、まるで言い訳をしているかのような口調だった。彼女自身も初めてのことで何が起きたのかわからなかったのだろうと感じた。

「ぼくも気持ち良かったです。それに佳代子の感じる姿に興奮しました、写真投稿誌よりも・・・・・」

『いけね、つい余計なことを。口を滑らせてしまった槌』

「えっ写真ってなぁに?」

「ああ素人が写真を投稿する雑誌です。そのどの写真よりも佳代子がセクシーで綺麗です」

「本当? そう言ってもらえると嬉しい、こんなおばさんなのに」

「佳代子は、おばさんじゃないですよ、キスしたいと思ってます」

「だめよ、ファーストキスは一生の大切な思い出になるんだから」

「大切な思い出が佳代子でいいと思ってますよ。簡単な話ですよ、キスしたいと思わないならしないし、遠慮してるだけならします」

『ファーストフェラやファーストパイずりも経験したから、この際ファーストキスも一緒でいいじゃん、女子は知らないけど、男はこだわらないよ、それほど』

「本当にわたしでいいの?」

かよさんを抱き寄せ唇を重ねると、舌を口の中に押し込んだ。一瞬の躊躇の後、ようやくかよさんも舌を絡め始めた。初めてのキスは唇が少しだけ触れるなんて子供じみたものではなく、呼吸のタイミングがわからずに苦しさを伴った。それでも次第に絡みつく舌の感触やお互いの舌を吸い、そして歯を立てる。いきなり高度な技術を身につけた、というよりかよさんにリードされた。

『初めてのキスの味って、レモンの味だとかロマンティックに言われるけど、これってカルピスの味か? と言っても別のカルピスだけどな』

「初めてのキスの感想は?」

「キスって気持ちいいですね、また勃起しちゃいましたから」

「あなたのキスは刺激的だったは、初めてだったなんて信じられないくらいね」

「知識はあるけど経験するチャンスがなかったということですね、それにうまく合わせてくれたと言うかリードしてもらったと言うか」

「これからは、あなたの望むことはなんでもしてあげるわ。なんでも言ってね」

「はい、ふたりだけの秘密が出来て嬉しいです、なにも隠さずに恥ずかしいこともお願いすることにします」

女子トイレの個室という密室で繰り広げられたかよさんとの淫靡な行為は童貞の高校1年生の少年にとっては余りにも刺激的であリ衝撃を伴うものだったと言える。かよさんにとってもそれは同じで、自分自身の半分の年齢の少年に自分自身の欲求をぶつけ、少年の欲求を受け入れる背徳感がより一層の快感を呼び起こしたようだった。

「明日も気持ち良くしてくれますか?」

「もちろん、あなたが望むなら何でもしてあげるわ。あなたのファーストキスを奪った責任があるんだもの」

『かよさんは、やけにファーストキスに拘ってるけど、おれにとってはファーストフェラやファーストパイずりが自慢になるんだけどな』

「明日は、佳代子のおまんこ舐めさせて」

「ああん、舐めてくれるの? その言葉だけで感じちゃう、早く明日になって欲しいわ」

そう言うと、かよさんは全裸で胸元に紙テープを巻かれたままの姿で抱きついて来た。その姿を思い起こすだけでオナニーが出来ると思った。

「佳代子、テープを剥がさないとね。紙テープだから痛くないと思います」

「あなたに剥がして欲しいの、お願い」

ビニールテープほどの粘着力はないようだが、それでも勢いよく剥がすと皮膚が引っ張らて若干の痛みを伴うのかかよさんは時折声をあげた。

「痛いですか?」

「うん、ちょっと。でも、痛いのにも感じてしまってるの」

『痛いのにも感じる? かよさんは、もしかしてマゾヒストなのかな? 明日はビニールテープを使うか用具倉庫のロープを借りて縛ってみたいな』

かよさんの発言は自分の中にあるサディスティックな感性にダイレクトに届いた気がした。写真投稿誌で見掛けた数々の緊縛された女性の姿がスライドショーのように頭の中を巡って行った。そして、その女性たちが見せる刹那ない表情が写真の黒く塗り潰された目張り越しにも伺えた。かよさんは、縛られるとどんな表情をするのだろうと思った。さっき、潮を吹いた直後の表情は紙テープを剥がさした時と同じだった。

『羞恥心と痛みを感じる時に同じ表情をするってことは、かよさんにとって同列のことなんだ。辱められて、痛みを感じる時に感じるなんて、かよさんはマゾヒストで間違いないな。そっか、だから呼び捨てで呼んでとか、命令して欲しいと言ったのか』

「少し接着剤が残ってしまったけど、ボディソープで落とせると思います」

「じゃあ、一緒にシャワーを浴びて洗ってくれる?」

かよさんは冗談で言ったのか、本気で言ったのか声のトーンからは判断出来なかった。それでも、高崎さんが仕事の後に事務所で缶ビールを飲んでいることを心配してしまった。

「高崎さんが居ますよね? ビールを飲みながら新聞や週刊誌を読んでるんでは?」

「もし一緒にシャワーを浴びてくれるなら・・・・・わたし事務所のスペアキーを預かってるの」

「それなら、高崎さんが帰るのを待ってればいいですね」

「帰りが遅くなっちゃうけど大丈夫?」

「はい、それに今日はシャワーを浴びて帰るつもりだったので着替えも持って来ました」

「ああん、一緒にシャワーを浴びれるなんて嬉しいわ。じゃあ早くお仕事終わらせちゃいましょう」

「はい」

「ここはわたしがやるから廊下と階段をお願いね」

「はい、わかりました」

「終わったら事務所に戻っててね」

女子トイレの個室という密室で繰り広げられた行為やこれからのシャワーのことを考えると、廊下や階段の掃除も無意識に行ったようだった、まるで夢遊病のようだと思った。担当するフロアの掃除を終え事務所に戻ると、ボス猿おじさんこと高崎さんが冷蔵庫から缶ビールを取り出しているところだった。

「お疲れ様、童貞くん、何か問題あったか?」

「もう、その呼び方は恥ずかしいからやめてくださいよ。問題なく業務終了です」

「ビール飲むか? あっ高校生に進めちゃダメだったな。お茶があるから適当にやってくれ」

「ありがとうございます、じゃあお茶をいただきます」

「おう、そう言えばおかよちゃんは?」

「5階のトイレの掃除が終われば直に来ると思います。高崎さん、女性って感じるとおしっこ漏らすんですか?」

「なんだよ、やぶから棒にどうした?」

「いえ、部活の仲間たちと話題になったんで」

「お前ら本当にスケベでませたガキどもだな」

「高崎さんにいただいたエロ本で教育されてますからね」

「あれは、厳密に言えばおしっこじゃなくて潮を吹くってことなんだよ。クジラの潮吹きみたいだから、そう言うだよ」

「高崎さんは見たことありますか?」

「いやいや、実際には見たこと無いよ。女がヒーヒー泣きながら、いくいくって言わせたことはあるんだがな。潮を吹く女にはお目に掛かったことはない」

「じゃあ珍しいんですか、潮を吹く女性は」

「ああ、そう思うよ。快感の限界を超えてから吹くって言われてるからな。お目に掛かってみたいもんだよ」

『ボス猿おじさん、あなたのすぐ身近にいるんですよ、クジラみたいに潮を吹く女性が』

「お疲れ様でぇす」

かよさんが缶コーヒーを二本携えて事務所に入って来た。

「はい、藤田くんコーヒーどうぞ。高崎さんのは無いわよ、どうせビール飲んでると思ったから」

「ありがとうございます、いただきます」

缶コーヒーを受け取る時に指先が触れると、かよさんは少しだけ照れたような表情を見せた気がした。

「あれ? おかよちゃん、顔が赤くないか? 何を照れてんだよ」

「えっ顔赤くなってる? 暑いからよ」

ボス猿おじさんに指摘されると余計に意識してしまったのか、かよさんは一層顔を赤く染めてしまった。

「高崎さん、佳代子さんは乙女なんだからからかっちゃダメですよ」

「んん? 佳代子さん? さっきまで鈴木さんって呼んでなかったか?」

「おかよちゃんじゃ変でしょ? だから、わたしが言ったのよ、佳代子さんて呼んでって」

「なんか怪しいな佳代子さん、童貞くんを勃起させちゃったんじゃないだろうな?」

「もう高崎さん変なこと言わないでよ。藤田くん、ごめんなさいね、もう酔っ払ってしまったみたい」

『ボス猿おじさん鋭い。勃起どころじゃ無く二回も射精させてもらいました』

「高崎さん、だからその呼び方は」

「そうよ、高崎さん、そんなこと言って藤田くんをからかっちゃダメよ。もう早くビール飲んでさっさと帰りなさい、奥さん待ってるでしょ」

「わかったよ、ふたりきりにしてやるよ、邪魔者みたいだからな」

『やばいな、なんか感じてるのかな? でも、一旦帰った振りしなくていいからラッキーだ』

「おかよちゃんは人妻なんだから誘惑するなよ。じゃあお先、戸締まり頼んだぞ、あっ頼まれてたエロ本はロッカーにあるから持って仲間たちと楽しんでいいぞ」

『もう高崎さん、今言わなくてもいいじゃん。でも、すでにかよさんにはバレてるんだけどね。それに既に誘惑されてますよ』

「お疲れさまでした、じゃあ仲間たちのために貰います、ありがとうございます」

「おう、歯磨いて寝ろよ、マスかいて寝ろよ」

『加藤茶かよ、本当にスケベ親父だよな。でも、気を利かせてくれていい人だ』

「高崎さん簡単に帰っちゃったわね、何か変なこと想像してるのかしら?」

『何を言っちゃてるかなおかよちゃん、あんなことしたなんてボス猿おじさんだって絶対に想像しないでしょ』

「さっきは嬉しかったわ」

「え? 何がですか?」

「佳代子さんは、乙女だからって言ってくれたでしょ? 胸がキュンとしちゃったの」

二重人格なのか、かよさんの天然な性格なのか本当に乙女がときめくような表情を見せた。さっきのマゾヒストのような刹那さを含んだ表情とは別人のようで、ある意味で衝撃だった。ボス猿おじさんがくれるエロ本からSMの写真を見せて、かよさんの反応を見たいと感じた。
レスを見る(1)
2019/01/30 21:17:14(HvBnrpgx)
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