紺のチェックのスカートに紺の無地のベスト
地元高校の制服で会社の面接にやってきたのは小井美玖瑠ロングヘアの美少女だった
色白の肌にムチムチとした体つきには年老いて定年で会社を去っていく男の心を一瞬輝かせるものがあった
会社の案内係として配属されたのは奇遇にも同じ部署
たいして面白いこともなく過ぎてきた職歴の中で最後にきてこの僥倖
男ばかりの職場で紅一点独身でやってきた今までのあれこれが報われる一瞬でもあった
美瑠玖ちゃん
その日からもう舞い上がって晩のおかずにしたのは美瑠玖ちゃんの見えそうで見えないミニスカートの奥だった
白いティッシュペーパーに吐き出された濃くて温い白濁液を無造作にゴミ箱に投げ捨てた
十月の日も暮れた退社時刻にその日は残業もなく帰ってまたいつものルーティーンワークをと顔もにやけたそのとき
聞き覚えのあるいやな気分がこみ上げるその声は同僚の鎌瀬健だった
ちょっとこちらへ
社員の休憩室でもあったその和室の部屋に鎌瀬と二人座っていたのはその日休暇を取っていたはずの部下美瑠玖ちゃんだった
美玖瑠
上司様のご指示をいただくんだ
これからも長く同じ職場でうまくやっていくために
お互いのな
鎌瀬の言葉にいつもきゃぴきゃぴとたわいのない笑顔で応える美瑠玖ちゃんの表情が真顔になった
わかりますよね
先にやっていただかないと後もつかえておりますんで
美久瑠
とりま手とお口でして差し上げろ
あ、
差し支えなければ目をお閉じになさっていてください
上司様
ここは物分かりよくズボンのファスナーを開け未だ立ちきらぬ愚息を自ら引きずり出した
嫌です
しまってください
美瑠玖ちゃんが口を開くとその目は涙で濡れている
帰らせてもらうよ
あとはお好きなように
その日以来美瑠玖ちゃんはトレードマークのようだったロングヘアをショートカットに変えた
しかし予想していたより良好な人間関係が続いていった
美瑠玖ちゃんの乙女の蠱惑が夜のルーティーンをはかどらせた
退職後は相変わらずティッシュの中に千回こすった結果を吐き出していた
いつもお世話になっておりますゥ
聞き覚えのある社用のあいさつ言葉
お話ししてよろしいでしょうか
お電話になかなか出ていただけないので
面倒な話なら切るよ
あれからお元気でいらっしゃいましたでしょうか
美久瑠ちゃんかい
お久しぶりでございますゥ
鎌瀬です
結婚していたのか
軽い衝撃だった
今度家にお邪魔してお話しさせていただいてよろしいでしょうか
どうぞどうぞ
数日後にやってきた美瑠玖ちゃんはデニムのパンツにモスグリーンのニットと軽い服装だった
その節はお世話になりました
今日は少しでもそのお返しをしようと
いやそんなことはないよ
こちらこそいつも力をいただいているよ
美瑠玖ちゃんが立ちかけた股間のラムネに手を添えた
一週間に一回程度でしたらお休みの日にお邪魔させていただけますよ
おお
おおっ
獣のような野太い声とともに美瑠玖ちゃんのお口の中に溜まっていたものを吐き出した