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幽女徘徊
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:幽女徘徊
投稿者: 浦島プウ
私の旅はここで終わったのかもしれなかった。
ふりかえると、夏の終わりのとある午後、柳の枝が風にそよいでいるのだった。
そこは、あなたが生まれ育った場所であり、今回あなたが旅をする中で訪れた場所でもあったのだ。
道は奇妙に少し緩く蛇行していた。
何のオマージュか行燈のような照明が白昼所在なく街路を照らしていた。
「おかえりなさいませ」
店の男はそう声をかける。
時間待ちで少し散歩してきた私は、この夏の暑さで噴き出る汗に往生して、店内の待合室でしばらく待つことにした。
紙コップにウォーターサーバーから水を汲んで一杯飲み干すと、汗が引いた。
「お待たせしております。コールナンバー八丸二番でお待ちのお客様」
「今日は大変混んでいて、系列店にご移動願います」
仰せのとおりに。
「階段でお待ちです」
玄関とフロントがあり、すぐわきに階段があった。
女は高身長でやせていた。
ミニスカートからのぞいた足は消えいらんばかりに細かった。
ただ、顔は、まぎれもなくあなたの面影を残していたのである。
あなたの顔をちらちらと盗み見る私の視線にあなたは引き気味に眉間にしわを寄せるのだ。
私はパンツも脱いで、いつもの椅子に座った。
シャワーの湯加減を気にしながら、あなたは私のだらしなく股間にぶら下がった一物を泡立てたソープで優しく洗ってくれるのだった。
私は、これ以上望むべくもない人生の最高峰に達している。
あなたを愛している。
2023/10/21 02:09:14(COwHBAXQ)
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