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熟事務員 Ⅱ ⑬
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:熟事務員 Ⅱ ⑬
投稿者: ルコック
熟事務員 Ⅱ⑬


予定よりも 随分遅れて バスが旅館に到着した。
ガイドさんからは、明朝までの時間割?の説明があった。

遅れた分 入浴時間を短縮されたことを、トイレ トイレと何度も予定外の所でバスをとめた奴等にかぎって「折角の温泉なのによぉ」「風呂にもゆっくり入れねーのかよぉ」と、文句を言いながらバスを降りていった。

そんな奴等が降りて行くのを 座席に座ったままで待っていると、
「俊くん、お風呂は?」
と、悦ちゃんが聞いてきた。


「湯冷めしたくないんで、寝る前にでも…。」

悦子
「そうね。」
「その方が良いかも。」
「行こ。」

ロビーに着くと 板東と長老が待っていてくれた。

悦子
「(板東さん達も)皆 同じ階よ。」
「(部屋に)行こう。」

皆でギュウギュウのエレベーターに乗った。

都合の良いことに、朱美さん達と同じフロアらしい。
俺達の部屋を通り越して 廊下の奥の部屋に向かって行った。

部屋に入って荷物を片付けて、やれ浴衣が短いだの 半纏が薄くて寒そうだの と言いながら支度をしていると、
チャイムが鳴り 「俊くん居るぅ?」
と、悦ちゃんの声がした。

呼ばれるままに俺が出ていくと
「これ。しずちゃんも お風呂行ったから、着替えとか 移しとく?」
と、部屋番号の彫られた大きなキーホルダーの付いた鍵を 小声で 俺に渡した。

浴衣だの 着替えを手にした板東が
「ん?。どうした?」

悦子
「うん。」
「しずちゃんがね、鍵も持たずに お風呂行っちゃったからさぁ。俊くん お風呂行かないって言うから 預かってて貰おうかと思って。
「それとね、席 取っとくからさ。って。」

板東
「なんだぁ!?。コイツが1番危なくねぇかぁ?。パンツ無くなっても知んねぇぞ!!」
そぅ からかいながら、ガハハハと笑っていた。
「席 いつものトコ 頼んます。」
と、風呂に行った。

俺は浴衣と半纏に着替えると、悦ちゃん達の部屋に入った。
靴下やら下着やら 着替えの入ったReebokの袋を、悦ちゃんの鞄に入れて、鍵をしめて部屋を出てエレベーターに乗った。

宴会場のある2階を通り越して、1階までおりた。広いロビーの中には お土産屋さんが2店ほどあったのを、先刻確認していた。
早々に妻へのお土産を買って部屋に戻った。
お土産を仕舞って、スマホのチェックをしていると、長老が帰ってきた。
その長老と他愛もない話しをしていると
「エレベーター、来ねぇ来ねぇ。」
「すぐにも出た方がいいな。」
と言いながら帰ってきた板東に促されるままに 俺と長老が続いた。

板東の言うとおり、エレベーターは 相当待たされた。
またギュウギュウギュウ詰めのエレベーターで2階に降りた。

宴会場に入ると、一番奥の壁際のテーブルで悦ちゃんが手を振っている。

結構な広さの宴会場だった。
テーブルとテーブルをくっ付けることはせず。
各テーブルごとに通路が設けてあった。
お偉いさんや先に来ていた人達に頭を下げながら、テーブルまで行くと、朱美さんが立ち上がって
「(壁際の)こっちの方が良い?」

板東
「すみません。その方が ありがたいっす。」

結果、一番の下座に 例のパートさんたちが 向かい合ってすわり、その隣に 板東 俺。
その対面に 朱美さん 悦ちゃん。
通路を挟んだ隣のテーブル 悦ちゃんの隣に長老。
長老達のテーブルは 割りと お歳を召された方々が座っていた。

全員が揃うと、進行役から案内があり、社長 副社長の順に お決まりの挨拶があって。
進行役が 女将とコンパニオンさん達を招き入れた。
女将とコンパニオンさんの代表者の挨拶のあとに、工場長の音頭で乾杯となった。

乾杯から30分位たっただろうか。
腹も満たされたらしく、カラオケ大会がはじまった。
毎年 トップバッターは、大島さんが歌う 山根なんとかが恒例だった。

カラオケ大会が始まると同時に、課長以上が 〔日頃の労をねぎらう〕といった体で 酒を注いで回る。

社長が まず 1番に注ぎに回ったのは 俺達のテーブルだった。しかも俺~。
そんなに 晴男さん効果は絶大なんか? と思わされた。

そこに歌い終わった大島さんが、瓶ビール片手にやって来て、何やら耳打ちしながら悦ちゃんの肩をポンと叩いていた。

社長と大島さんが それぞにビールを注いで帰ると、朱美さんと悦ちゃんがトイレにたった。

入れ替わり立ち代わり 酒を注ぎに来るのを嫌っての事かと思っていたが 少し違っていた。

俺がトイレに行くのと入れ替わりに 朱美さんが1人で戻ってきた。

俺が宴会場を出ると、チョッとしたロビーの様な所の隅が喫煙所になっている、別に宴会場でも吸えない訳では無いが、そこの丸椅子に座って話しをしている 大島さんと悦ちゃんが見えた。
俺がトイレから出てきても まだ話しをしていた。

暫くして 戻ってきた 悦ちゃんに朱美さんが
「随分(話が)長かったわね、何だって?」

悦子
「ん?、二次会。断ったら しつこくてさぁ。」
と、他の人の手前か 珍しく言葉尻を濁していた。

「失礼しまぁす。」
と、今度はコンパニオンさんが酒を注ぎに来た。
どうやら板東が どっかの席から連れて来たらしい。
「皆さん二次会は行かれるんですかぁ?」
などと、酒を注ぎながら 結構なテンションでまくし立ててくる。

悦ちゃんに
「ゴメンね、この人(俺)病み上がりだからさ、あんまり飲ませないで あげてね。」
と、いきなり 少し強い口調で釘を刺されて、コンパニオンがたじろいでいた。

暫くすると、進行役から案内があり、専務の音頭で 中締め となった。

と、すぐに 大島さんが歩み寄ってきた。

悦子
「だから、(二次会)行かないって!」
「しつこいわね、まったく!」

大島
「分かったよ!」
と、半ギレで帰っていった。

気が付くと、板東と長老と例のパートさん2人が連れ立って宴会場を出て行くのがみえた。

朱美さんもそれに気付いたらしく
「えッ、そういう事なの?」

「4人で…。では あり得ないっしょ。」
と、俺が突っ込むと

悦ちゃんに
「そんなの分かんないわよ、私達だって3人だもの。」
「ねぇ(朱美ちゃん)」
と、切り替えされた。

またギュウギュウのエレベーターで、その板東達と一緒になった。
当然 同じフロアで降りる。
が、板東達4人は、俺達の部屋に入っていった。
俺は それを見送る様に廊下を進んだ。

朱美さんが部屋の鍵を開け、俺と悦ちゃんが続いた。
部屋には既に布団が3組敷いてあった。
その奥の障子の手前に座卓と座椅子があった。
俺は座椅子にもたれて足を伸ばした。
当然と言えば当然だか、しずちゃんの姿はない。

悦ちゃんが 冷蔵庫から缶ビールを3本だして、
「アイツ(大島)、しつこくってさぁ。」
「二次会、顔だけだせ!」
「話があるから、付き合えって。」
と、ブツブツ言いながら座椅子に座ってビールをあけた。

朱美さんは朱美さんで、荷物や上着を入れる所の扉をあけて何やらゴソゴソやっていたかと思うと、布団の脇をこちらに歩きながら
「あの娘(しずちゃん)ったら、何処 いったのかしら?」
「大っきな鞄は置いてあるけど、中は ほとんど 空よぉ。」

悦子
「そんな 人の鞄 見るもんじゃないわ!」

朱美
「だってぇ。開いてるんだもの、これ見よがしに ガバッてぇ。誰だって覗くわよぉ。」


「だったら それ 『朝まで戻りません。遠慮なく どうぞ!』ってメッセージじゃないっすか?、彼女なりの。」

朱美
「あッ、そうかぁ。何だか洒落た事すんのね?」
「そんなに 気の利く娘だったんだぁ。」

悦ちゃんが プッと吹き出した。
また2人で頭を抱えてしまった。

朱美
「なんでぇ?。」
「私 何か可笑しなこと言ったぁ?」
と言いながら、今 来た所を戻りだした。

何か忘れたのかと見ていると、入り口に消えた。
カチャン。
と、内鍵をしめる音が聞こえた。



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2017/11/22 00:22:24(l1XhOmK6)
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