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白昼夢
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:白昼夢
投稿者: Yasutomi60
白昼夢

あるかもしれないし無いかもしれない
夢と現実のが重なる世界
淫らな夢の持ち主がその世界に
昼の時間に引き込まれてしまったら


詩織は子育てから少し手が離れた年頃の主婦
すっかりパートにも慣れた
混雑の少ない昼前の通勤時間

何時も通りにバス停に並んで
何時も通りにバスに揺られる
通勤の退屈な時間

少し雰囲気が違うのは今日乗ったバスが
珍しく混んでいて吊り皮を持って立っている事かな。
少し気になるのは詩織のすぐ横に、
背広を着た逞しい男が立っている。
汗ばむ様になった季節、
スーツの上下が暑そうだな。
そんな時、
何気無く男が胸ポケットの携帯を取ろうとした男の肘が詩織の胸に当たった。
気が付かなかったのだろか、
春の終わりの頃の涼しげな柔らかいブラウスのブラの上を、肘が軽くなぞる様に、舐め上げる様にMのちょうど乳首の下から上に
男の肘がなぞりあげた。

思わず、詩織は甘い吐息を吐いてしまった。

少し雰囲気が変わった、

逞しい男の肌の色は見覚えがある気がする。

不意にバスが揺れた。
バランスを崩した男が携帯を落とすまいと踏ん張った時、
携帯を持つ手の甲がまた薄いブラウスの胸に押し付けられた。
嫌がって身をよじって見せたが、
しっかりと体が覚えている。
甘い感覚、蕩けてしまいそうな、

快感。

詩織の周りを白い雲が包み混んで行く、
いやらしい夢が包み混んでしまうのだ。
いつもの様に詩織は夢の中に入ってしまうのだ。

白昼夢

昨日見た夢の中の世界。
道化師に誘われて、
地下の部屋に入って行った詩織。
親しい仲間が楽しげにカラオケで騒いでいる。

一緒に呑んで歌って楽しく笑い、
少し酔った頃手洗いに向かう詩織。
済ませて楽しい気分のままトイレから出た時、

見知らぬ男に口を塞がれ、
胸を揉まれトイレの個室に押し込まれてしまった。

塞がれてた手がキスに変わり。
空いていた手が股間の一番敏感な所を押さえてる。
詩織の中に不思議な事が起こった。
恐怖が快感より大きくならない、
どうしてと思うが拒否出来ない、
そのうち、
両手で胸を揉まれた。
その快感が頭の中を突き抜ける。
下着に手を入れられて指を突き刺され
素早くバイブレーションされた。
あっけなく性感は突き抜け
大きな声を出して何度も逝ってしまった。
そんな夢を見たのだ。
また思い出してしまった。

白昼夢から覚めると、
男を見直したら夢の中のその時の男が今目の前に居て、
その男の手を押さえる様に胸に押し付けながら感じている詩織がいる。

今股間を濡らす物を垂らした。

男は黙っている。
詩織の目を見て少し口元を緩めた。

それから少し慌てた芝居をして、謝り電話の応対の為詩織に背を向けた。

男はバスの中に居る事を告げて電話を切ったが、詩織の方に顔を向ける事はしなかった。
下着をペニスを受け入れる為に濡らしている詩織を残して。


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2017/05/15 22:37:09(QXRdFujF)
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