始まりは、こうだった。ある休みの日の昼下がり・・・・・
カンッ!・カンッ!・カンッ!・カンッ!・カンッ!・カンッ!・カンッ!・カンッ!・・・・・・・
ボロアパートらしいスチール階段を上がって来るミュールの音がする。
(来たな)
ベッドで寝転がっていた俺は、そう思った。
ガチャッ!
玄関のドアが開く。
「ひー坊ぉ~、いるッ!!・・・・・わよね・・・・・・・・・」
玄関を入ってすぐのキッチンにあるコンロの上に鍋を置くと部屋へ入って来る。
「何、まだ寝てるの?あんた、もう昼過ぎてるよ。休みの日だからって、ダラダラすんじゃない!!」
バシッ!!!!!
「いっ、痛いッ・・・・なにすんだよ!?」
「目覚めた?」
「いきなり頭、叩くなよなっ!うっ、訴えてやる」
「は、はぁ?訴えるぅぅ?・・ほう・・昔、あんたに受けた店の被害いったいいくらになる?」
「あれは、広司だ。犯人は・・・・」
「何言ってるのっ!!あれは、あんたも共犯でしよ。バレてるんだからね」
「それを言うなら隼人も共犯だ!」
「・・・・・ったく。しょうがないねぇぇ、ひー坊はいつまでたってもガキだねぇえ」
俺の顔を覗き込む。
汗と体臭と微かな化粧の混じった匂い。
それは、女の匂い。いや雌の匂い。フェロモンの香り
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むらっ!!
その瞬間。
理性が崩壊した。
眠っていた雄がーーーーーーーー目覚めた!!!!!!!!
押さえていたものが、一気に爆発した。
ガシッ!!
おばちゃんの体を引き寄せる。
ぐいッッッ・・・・・・・・!!
「なっ、何!?なに、どうしたのッ!?ちょ、ちょっと、えっ!!ん、んうッ!・・・・・」
びくんッ!!
柔らかいおばちゃんの唇が、何をされているのか理解し硬くなる。
「んッ・・・・んふッ・・・・・・・んふッ・んんッ・・・・・」
逃れようとするおばちゃんの顔を両手で抱える。
(や、やっちゃった)
次の瞬間。
目が合った。
それは、動揺の混じった驚きの目であり、怒りのこもった抗議の目だった。
俺は、その目にたじろぎ、唇を離してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ひー坊、なにすんのよッ。冗談はよして」
「おばちゃん、姦らせてっ!!」
「えっ!?」
「エッチさせて」
「は、はぁぁ?・・・・・・・」
数秒の沈黙。
「セックス、S・E・X(エス・イー・エックス)セックスだよ」
「馬鹿。あんた何言ってるか、判ってる?」
「判ってる」
「判ってない!!あんた、私いくつだと思ってるの!?それに結婚してて、子供もいてって言うか、あんたの友達の母親なんだよっ!!」
「知ってる。よーく知ってる、よーく判ってる」
「うーん!!全然ッ、判ってないッッ!!」
(うるせいな)
俺はおばちゃんの口を塞ぐように唇を覆っていく。
「えいッ!!」
そして、おばちゃんの体を抱きしめ回転してベッドへ押し倒す。
「んっ・・・んふっ・・・・んん・・・・・・んふんッ・・・・・・」
シャツとジーンズを貫いて伝わってくる熟女の体温。
じーーーーーーーーーーーーーーーん。
おばちゃんは手足をバタバタさせてるが、体格に勝る俺に敵うはずがない。
鼻腔を刺激する、生々しい女の匂い。
唇を割って舌の侵入を試みる。
しかし、唇はしっかり閉じられたままだった。
「おばちゃん、姦らせてよ」
「ダメだって、そんなこと出来るわけないでしょ」
「おばちゃん、昔から好きだったんだよ」
「そんなこと言ったって無理よ、ひー坊とは、ひー坊と・・・・・」
むちゅううぅぅぅぅッッッ!!
俺はおばちゃんを遮るよう半開きの唇を塞ぎ、舌を侵入させる。
「ふうんッ・・・・んツ・んんッ・・・・・んふッ・・・・・」
ぴゃッ・・・ぐちゅ・・・・ぐちゅッ・・・・・
舌を絡ませる。
始めは抵抗してたけど、おばちゃんの舌もネットリと絡んでくる。
ゾクゾクと突き抜けていく、言いようのない感覚、
腕の中だ抗うように身を捩るーーー『おとな』の肉体を抱え込み。
ぬろんっ☆
「ンンッ!?・・・・・んん・・・・んううッ!? ううッッ・・・・・・!!」
おばちゃんの唇の味を溶かしてーーーー舌に染みこませる。
にゅるっ・・・ぬろんッ・ぬるるっ・・・・にゅるうううぅぅッッ!!
(うわぁぁ)
また、目が合う。
非難とーーーーーー抗いを湛えた瞳の色。
「ふんッ・・・・はっ・・・・んんッ・・こッ・・・ぶあッ・・・・・あああんッ・・・・」
(ああーーーーもう止まらないぞ)
もう今更後戻りなどできようもなく。
ぬちゃッ!!
「は、はッ・・・・・・はァ・・・んくッ・ん・・・」
(う、うはぁぁ)
間近で見るーーーー微かに手の差した顔。
半開きの唇をヌラヌラと濡らしーーー生々しく熱い息を漏らし。
信じられないほどーーーーー色気づいた。
そして、あんまりーーーーー怒ってない。
「・・・・・は、離して、離しなさい。悪ふざけが過ぎるわよ、ひー坊ッ」
「ただの、悪ふざけで、こんなことできるもんか」
顔を背ける隙も与えず、強引に
むちゅうぅぅぅうッッ!!
腕の中で女の体が脈動するのがわかる。
(あああ・・・・・た、たまらん)
すさまじい興奮。
逃がさないように
熱を持った女の体を縛るように抱きしめ
逃げるように捩る顔を追いかけ、唇で押さえ込む。
「くふゥンっ・・・・・・・!?」
(お、おおおう)
おばちゃんの鼻から漏れるーーーーー甘酸っぱい声音にゾクゾクとする。
女だ
おばちゃんは
暦とした、女、なのだと
己の胸と股間
二種類の脈動を感じながら
(こ、興奮する)
そして、
気のせいかーーーーー
おばちゃんの瞳がーーーーー潤んでいるように見えて
(はぁ、はぁ・・・・・た、たまんねぇ)
ちゅううぅうぅぅッッ!!
「ふううぅぅうッッ!!・・・・んんッ、んんんんんぅぅぅぅ・・・・・・・・!!」
ギゴッ!!
「あっ・・・きゃっ・・・・!!ああんッ!!」
「おばちゃん姦らせて」
「ッッッ・・・・・は、はっ・・・・はぁ?・・・」
「姦らせて、あばちゃん、今すぐおばちゃんとセックスしたい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
愕然としか言いようのない顔をしたおばちゃんを、ベッドに組しだく。
※元投稿はこちら >>