職場の古参パートのおばちゃんが気になっていた。年は68才。明るいムードメーカーで、ぽっちゃりおばさん体型。ユニフォームに包まれた巨大な乳や肉厚な大きな尻を持つ未亡人だ。やたらとボディタッチが多く、おばさんの後ろを通ろうとすると、尻や胸が必ずと言っていい程当たったり、かすったりした。どうも意図的に当てているとしか思えない。50代の私より、一回り以上年上だが、熟女好き、豊満好きの私には嬉しい事だが、本当に普通のデブのおばちゃんなので、少し複雑…
そんな事が暫く続いていたが、ある日そのおばちゃんから「相談がある」との事だったので、仕事終わりに待ち合わした。ファミレスを提案したが、人が居るのはちょっと…との事だったので山の麓の公園の駐車場で待合せだ。日が落ちたこの時間の駐車場は車はまばらで、シーンと暗い静寂に包まれでいた。暫くすると、おばちゃんの軽自動車がわたしの車の隣りに停まった。おばちゃんを私の車の助手席に呼び、話しを聞いた。パート同士の愚痴や、業務的なら提案などを聞いた。話しを聞いてあげただけで、だいぶスッキリした様だ。その後は世間話しやお互いのプライベートない事などたわいも無い話しをした。旦那は5年前にガンで亡くなった。浮気ばっかりした旦那だったが、居なくなってしまうと寂しいとか、子供達は南地方に行っていて、年に一回しか帰ってこないなど。私は単身赴任10年目で1人暮らしも飽きてきた等々…。真っ暗な駐車場には、チラホラとしか車が停まっていないが、良く見ると殆どの車が2人乗っている。離れたところに停まっている車は明らかに抱き合っている影が月明かりで見えた。おばちゃんに教えてあげると「何処どこ?」と窓の外を指差す。暗い車内で2つの黒いかげが重なりあって動いていた。つづく