『え?ちょっと!』
理絵はとっさに顔を手で隠しましたが、容赦なく出る精液、とても手で隠しきれるわけもなく、理絵の顔に精液が降りかかりました。
『兄貴~!』
手の隙間からジロっと俺を睨みました。
俺はさっとティッシュを取り、理絵の防ごうとした手と顔についた精液を拭き取りました。
ムスッとした顔でした。
理絵から降りると、理絵は洗面所にダッシュ、洗面所から理絵の声が響きました。
『ほら髪の毛についた~!もう!』
戻ってきた理絵が俺に言いました。
『あのさ、こうゆうこと(顔射)はさ、きちんと言ってからしてくれない?受け止める側に準備させてくれないとさ、あとが大変なのさ』
顔射されたことに怒ってるのではなく、前触れなくしたことに怒ってました。
『ごめんごめん、悪かった。あまりの気持ち良さと感動、興奮でつい無茶してしまった』
ムスッとした顔が崩れた理絵でした。
にこやかさを取り戻してくれました。
『そう言ってくれると、素直に嬉しいね』
俺のおねだり要求を受け入れてくれた理絵は、もうさらに二回させてくれました。
『親父達にはバレないようにしないとな』
俺の言葉に、理絵はあっさりと答えました。
『今は兄妹とはいえ、元は他人だからね?まあバレないことに越したことはないけど、迷惑かけさえしなきゃいいんじゃない?』
確かにその通り、そう思いました。
『兄貴、今日は特別だから、次からはきちんとコンドーム、用意しててね?』
『了解!』
それから理絵と俺は、セフレみたいな関係になりました。
あまりにあっさりした関係成立に、初めてから少したって、ある疑念を持ちました。
理絵ってヤリマンなのかな?です。
理絵は俺の質問にも、やはりあっさり答えました。
中一での初体験の相手は、理絵の友達のお兄さん、その男性からかなり教え込まれたそうです。
その初彼氏と別れたあと、中学時代仲良かった男友達と高校で付き合うようになり、そして俺、計三人の経験だよと、淀みなく答えました。
ヤリマンではなかった?ようです。
今理絵20で大学生ですが、学校にはきちんと彼氏がいながら、俺ともエッチするんだから、やはりヤリマンなのかもしれませんが。
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