「子供はどうするん?」
「いや・・・もう2人共働いてるからね 親の振り見て自分たちが同じ事しない様にしてくれれば良いかな」
「ふ~ん これから結婚もせなあかんのに実家が無いって可哀そうやね」
「まぁそうやけど、全く縁を切るかどうかは自分次第やからね」
「お兄はどうするん?」
「俺は今まで通りやっていくやん」
「寂しい人生になんで 大阪帰っておいでや」
「いやぁ~寂しいかどうかはわからんやろ・・・」
「彼女おるん?」
「まぁおるよ」
「やっぱりそれが原因やん!」
「いや・・・これは原因じゃないし、再婚するつもりも今の所ないなぁ~~」
「お兄 昔からモテたもんな」
「そんなことないよー」
「浮気しまくってたやん」
「それはちょっと違うなぁ・・・」
「違わへんわ 私最近たまに考えんねんけど・・・」
「私、学生の時まで付き合った彼氏ってお兄に似た感じの人ばっかりやったやろ?」
「そうかぁ~?」
「遊びが好きで友達多くて何やっても上手くこなすって、あの頃は男ってそうあるべきやって思っててん」
「でもな 働きだしてそれじゃあかんって思うようになってん」
「なんで?」
「お金が無いねん怒」
「ハハハ…」
「いっつも私に借金すんねん」
「・・・」
「お兄もやん!バレンタイン7回もやってホテル代が無いから貸してとか怒」
「よう覚えてんなぁ~」
「大学の時の私の借金 積もり積もって50万もあったやろ!踏み倒されたけど怒」
「その節は・・・」
「ホンマや!」
「じゃあ お前んとこは地主やからええやん」
「お兄も今はちゃんとやってるやん」
「まあな・・・俺は20代の時に死ぬほど働いたからな」
「この前 同窓会で元カレの噂聞いたら社長やってるらしいんよ・・・」
「ほう~」
「やっぱりヤル人はヤルんやなぁ~って」
「お前・・・焼けぼっくいに火がついたんちゃうやろーなー?」
「ちゃうわ!ただ・・・もうええわっ」
「なにがええねん? お前んとこも問題あんのか?」
「ないわ 優しいし常識人やし・・・でもなぁ~15も上やから先に年とるやん・・・」
「んっ もう55か?」
「56」
「そらぁしゃーないやろ・・・」
「そうやけど・・・」
・・・
「お兄は彼女と長いん?」
「うん・・・5年かな」
「幾つ?」
「同い年」
「ふ~~ん・・・」
「なにやってる人」
「主婦」
「やっばぁ~! やっぱりそれが原因ちゃうん? ってか、そういうのどうなん?旦那がいる女とSEXして・・・」
「お前は浮気したことないんか?」
「ないわ!」
「ホンマか?」
「ホンマや!」
「えぇぇ~~~」
「どこですんねん!周り知り合いばっかりやん」
「あぁ そうかぁ~ でも離れた所やったらできるやん」
「そんな知らん男とできひんわ!」
「浮気したいんや?」
「・・・」
「べつに・・・」
「ふ~~ん」
「寝よか」
「うん・・・」
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