コンビニで買ったのを持って部屋に入った。
「おぉぉ~サウナあるやん♪酔い覚ませるな」
「・・・」
恭子はソファーに座って飲みかけのハイボールを口にしてる。
「俺も飲もう」
と言ってビールを開けてツマミを出してテーブルを挟んで恭子の向いの床に座る。
「さっ 話そうか」
「・・・」
「どうぞ」
「・・・」
ハイボールをもう一口飲んで
「お兄はな・・・」
「彼女もおるんやろ?」
「うん」
「彼女のこと遊びなん?」
「いや・・・そんなことないよ 好きやで」
「でも、旦那おるんやろ? ええの?」
「う~~ん・・・お前が何を聞きたいんかよくわからんけど 不倫がどうか聞いてんの?」
「うん・・・それもやけど・・・旦那と寝てるんやで?」
「焼きもち焼くかどうかって話?」
「ちょっと違う・・・」
「本当に好きなん?エッチがしたいだけちゃうん?」
「う~~ん SEXはしたいよ でも、身体だけの相手って続かんよ・・・ 一緒に居たいってお互いが思うから彼女やと思うけどな」
「今まで何人ぐらいとシタん?」
「えぇぇ・・・なんでそんな事言わなアカンねん・・・」
「教えてや」
「ええやん そんな事・・・」
「めっちゃ多いんやろ? 100人超えてるん?」
「さぁ・・・」
「超えてるんや!」
「数えてへんわ そんなん」
「やっぱりやん・・・ 昨日のもそんな流れやったんやん・・・」
「あぁ・・・お前とは全然違うよ」
「何が違うん! 昔からナンパとかしまくってたやん」
「ホンマにそうやったか? ちゃんと付き合った娘にいい加減やったか? 大学入った時の彼女にお前会った事あるやろ? 振られた時も知ってるやん」
「振られた後がヒドかったやん」
「それは 大切な相手がおらん時やろ?」
「そうやけど・・・ そんなん誰がどうかなんてわからんやん・・・」
「それは・・・俺の問題やからお前はわからんわな」
「・・・」
「でも・・・お前は他とは全然違うで」
「じゃあ 私はなんなん?」
「兄妹やん 縁が切れる事ないやん」
「あんな事したやん・・・」
「いや あんな事したって言うけど、お前もしたやん・・・」
「そうやけど・・・」
「俺はな お前のこと好きやで。 小さい時は別として、中学高校の時とか可愛いと思ってたし、オッパイ触ったりしたのはお前じゃなかったら触ってへんかもしれへんと思うよ」
「えぇぇ・・・? あの頃のお兄は誰でもオッパイ触れたら良かったんちゃうん? 女に興味ある年頃やん」
「まぁ・・・そんな年頃やけど・・・ お前やって嫌じゃなかったって言ってたやん」
「うん・・・嫌じゃなかったんよね・・・なんでやろ?」
「そやな・・・昨日もなぁ・・・」
「言わんといて! もう! 自分でもなんであんなんになったんかビックリしてんねんから・・・」
※元投稿はこちら >>