数年前の夏の思い出。
同居している妻の母が、タンクトップを着ていた。
色はミントグリーンに小花の柄。
肌触りがよさそうで、伸縮性もある生地のようだった。
生地の感じは、ちょっとてろっとした感じ。
胸の膨らみが強調されていて、思わずガン見してしまった。
と、その瞬間に同居人である妻と義妹が俺の視線に気づいた。
「ちょっとおかあさん。○○がおっぱいばっかり見てるじゃない。少しは考えてよ!」
こわー。なんでそんなにすぐに気づくかなぁ。
私は思わず照れ笑いをするしかなかった。
義母は、ハッとした表情で私の目を見ると、「ゴメンナサイ…」と消え入るように言うと
胸元を両手で覆うように隠して、自分の部屋へ着替えに行ってしまった。
俺的には、あーあ、残念。もっと見ていたかった。
自分はバツが悪かったが、杞憂だった。
妻と義妹は、「全く。わかってないんだから。」と、私よりも義母に対してお冠だった。
それ以来、私のいるときに義母がその服を着ることは一度もない。