ビデボで知り合い、4回ほど絡んだ青年。
いい素材で、しばらくセフレとして付き合えると思っていたが、
なんと・・・もう会えないと引導を渡された。
【日曜朝から行くね】
『んぅ~ん』
【どうした用事でもあるの?じゃ都合のいい日は?】
『日曜外で会うのは?』
【ホテルか?】
『喫茶店とかファミレスとか』
何か気の抜けた返事だったが、外で会う約束をした。
様子がおかしいのが気になったからだ。
車で向かいに行き、行く当てもなくドライブしながら車内で話をした。
『女ができて、こんな関係とかバレたくないので分かれたい』
【そうなんや、けど俺も女房いてるで】
『落仮性さんも奥様ごまかすの大変だって言ってたし、嫉妬深い人でしょ
彼女も、いつも何してたとか携帯みせてとかうるさくて』
結局、にわかゲイで、女にもてなくて性欲の捌け口を求めていただけだった。
【まっ正常な恋愛に目覚めて良かったん、大切にしないとね】
彼は予想だにしなかったようで、わたしがしつこく付きまとうと思ったらしい。
『今日で忘れていい?』
【ええよ、彼女のことだけ思ってあげて】
別に恋愛してた訳じゃないし、こいつ勘違いしてると思った。
【おいおい今日で終わりやのに何してるん?】
彼がわたしの股間に手を添え、スリスリと摩ってきた。
『最後だから手か口でさして』
【やめとき、俺もそんな気分ちゃうしな】
そして彼を送り、分かれた。
これからやと言うのに、おしい素材を逃してしまった。