俺と哲也は大学時代の同級生、今年33才。
二人とも全くのノンケで、学生時代は最初女とやりまくり?、でも無いけど。
同郷って訳じゃ無かったけど、田舎の県が近いって事もあって入学すぐから仲良くなって、よくお互いの彼女も一緒に4人で遊んだ。
そんな俺達は夏休み前の6月下旬には内定も決まり後は卒論と卒業旅行とめいっぱい満喫出来る学生生活ETC...、だったのだが、哲也のアホが大ボケかましてくれた。
スクーターで事故りやがった。
停車してる車に突っ込んだ軽い接触事故だったけど、相手が悪かった。
頭の悪いヤンキーで、素直に謝る哲也のアホに付け込んで法外な修理費用ふっかけて来やがった。
おまけに警察にも連絡せず事故証明も取って無い。
後になって相談を持ちかけられた俺は話を聞いて呆れた。
5~6万も払えば済むバンパー修理に50万だって。
ぶっわっかみたい、話になんない。
後からでも事故証明取れるから警察に連絡して保険で処理しろって言ったんだけど、親にバレるの不味いし表沙汰になれば就職内定にもひびくから頼む!金貸してくれだって。
甘えるなっつーの。
第一学生の俺がんな大金持ってる訳無いじゃん。
ぐだぐた言う哲也を引き連れて、俺はその頭の悪いヤンキーに会って下げられない頭下げて50万を30万にまでマケてもらった。
なんで俺が?って感じだったけど、3年の付き合いの親友のよしみはしょうがなかったって感じかな。
問題は金、取り敢えず学生ローンで哲也が20万俺が10万借りて払った。
ヤンキーが居なくなってローンがやって来た。
しかも返せなかったらもっと恐い目にあうかも知れない。
俺は片っ端から割りの良いバイト探したけど中々。
凄くブルーな毎日だった。
だって夏休みの旅行もパアだし。
そんな或る日、俺はホストの求人見つけた。
これがもう、そこらのバイト代がカスに見える程魅力的な時給! 場所聞いてビンときたけど、男芸者だって借金って背に腹は替えられない。
誰のせいで俺まで借金してんだって嫌がる哲也を面接に送り込んだ。
(頑張って働いて借金返してね~、この際金になるんだったら枕芸者してでも稼いでくるんだよ~、根性見せてね~)ところが面接から帰って来た哲也は凹んで怒ってた。
忙しい奴だ。
だけど聞けば納得、それは今なら嫌って程意味の分かるウリ専。
ちょっと驚いたけど俺は冷たく「やれよ」って冗談半分に言った。
哲也のあほは、
「オマエそーゆーと思ってさ、やる事にしたよ。」
って言うか返事は保留してんだけどさ。
条件あってさ。
「なんだよ条件って?」
「オマエも一緒にやるんだよ」
「はぁっ!? 頭おかしーんじゃねーの? オマエの借金じゃん! しかも俺まで何言ってんだよ!」
「そーです、俺の借金です。でもこのバイトやれってったのオマエじゃん。だから付き合えよ」
「意味分かんねーよ」
押し問答の挙句、俺も再度の面接に一緒に行った。
泣きたかったけど、昼間の飲み屋街(2丁目)の乾いた感じにはちょっと救われたかもね。
だけど学生証コピーされた時はローン借りに行った時より正直恐かった。
だから、マネージャーに裸見られるのにはもうそんなに恐くなかった。
採用になった次の週の金曜日が俺達のデビューだった。
客が店に入る度物凄く緊張した。
最初に売れたのは哲也だった。
俺は売れ残りを祈ったけど、その後程なく客が付いた。
50代ぐらいのごく普通の親父だった。
後で分かったけどこいつは店の常連だった。
初物食いにマネージャーが手配したのかも。
ホテルに行くまで頭の中はほとんど真っ白でその後もあんまり覚えて無い。
けど、オヤジの口臭とヤニの交ざった舌と唾液で体中舐められるのには参ったけど、同時に男の悲しい性、反応して元気に感じまくったのにはちょっとなぁって感じだった。
けど、彼女でさえしてくれないフェラには物凄く感じてすぐにいってしまった。
帰り道、貰った札を手の中でくしゃくしゃにした感触だけは残ってる。
人間ってって言うか慣れって不思議だよな。
最初の1回済ませると後は以外にやれた。
だけど、オヤジってどーしてあんなにキスが好きなんだろう。
中にはHはちょっとの時間なのにキスはやたら長い上にしつこいのにはマジに参った。
だから、出来るからってそんなに長くはやりたく無かった。
後、どうしても慣れなかったのは俺がしなきゃなんないフェラかなあ。
いつも、後で何回歯を磨いても気持ち悪かった。
で、実は哲也はそこそこ客がついてたけど、俺は真面目に出勤しなかったせいもあるんだけど歌い文句ほど稼ぎにならなかったから1カ月ぐらいでやめてしまった。
でも、今にして思えばもっと早く辞めとけばよかったのか、あのタイミングで辞めたからそのお陰で今があるのか。
俺が辞める前の或る事がきっかけで、俺と哲也は“男と女”の関係になった。
そして、社会人になって結婚した今でも、時々それは続いている。
俺が店辞める、きっかけって言うと大げさだけど。
或る日ちょっと変わった指名が入った。
2人ホテルに来て欲しいって言うので俺と哲也の2人をマネージャーが指名した。
客は50過ぎぐらいのハゲて腹の出た太めのオヤジと、30代ぐらいのどう見てもごく普通にしか見えないリーマン。
俺達がホテルに着いた時、その2人はスーツでルームサービスのコーヒーを飲みながら待っていた。
多分、カップルの刺激剤として俺達が呼ばれたみたいだった。
2人を見た瞬間俺はオヤジの方は勘弁だなぁって内心思ったけど、そんな俺の願いにお構いなくオヤジは俺とやるのを決めた。
どうやらその30代の奴がウケだったらしく、180ある背の高い哲也があてがわれ、170の俺がオヤジのおもちゃに。
最初、哲也と30代の奴がバスを使った。
腰にバスタオルを巻いただけの姿で出て来たその男を見て、あーどうせやんならこっちの方がって思った。
そして、俺とオヤジがバスを出た時部屋は照明が小さく絞られ、哲也とその男はソファで缶ビール飲みながらもうキスをしていた。
俺は目のやり場に困ったけど、そんな心配も不要にオヤジが俺をベットに促して、俺達はいきなり始まった。
程なくして哲也達二人も隣のベットに入った。
最初は自分の仕事にそれなりに一生懸命だった俺も、気が付けば2つのベットのシーツは取られ、まるでお互いに見せ合いながらやってる感じに。
哲也とは一緒に温泉に入った事はあるけど、もちろんそんな目で見た事無かったから、それに初めてみる哲也の勃起した物。
以外にこれは恥ずかしかったけど燃えた。
けど、俺はオヤジに抱かれながら隣のベットで絡み合う哲也を見ているうち、だんだん言い様の無い激情に襲われた。
あきらかに嫉妬だった。
正確に言うと、恋愛感情の嫉妬って言うよりも、子供が大切にしてる玩具を誰かに取られたような感情だと思う。
哲也は俺の一番の親友、その親友の俺でさえ見た事無かった哲也の勃起した物を、見ず知らずのあいつがしゃぶってる!
哲也に乳首を舐められて喜んでる、哲也と裸で強くお互いを抱き締めあって絡んでる、糸を引くほどにディープなキスをしてる、そして69、初めて見る哲也のセックスの横顔...。
自分の感情の変化に気付いてからは、たまらなく辛いシチュエーションだった。
多分、哲也の部屋に突然尋ねて行ったら彼女とやってんの見ちゃったなんて事あってもこんな感情湧かないと思う。
そんな思いとは裏腹に、オヤジのテクは抜群だった。
マジに感じまくってしまった。
多分セックスで女とやる時も含めて、俺は初めて声を出してよがった。
それまで俺はバックはNGで通して来てたけど、この日はオプションの金に釣られてついOKしたけど結果オーライってとこだった。
オヤジの口で散々ほぐされた後、ゆっくりと挿入された。
そんなに大きくはなかったから痛くは無かったけど、全然気持ち良く無かった。
それ以上にとなりのベットで、正上位でキスをしながら腰をくねくね動かしながら穴を攻めまくる哲也の体のしなりに、いつしか俺が哲也にせめられてる感じになって俺の体中を愛撫するオヤジの手がのテクと相まって俺は感じまくった。
2時間はあっと言う間に過ぎて俺はぐったりだった。
オヤジ達2人は満足風で、帰る時には思いもしない程のたくさんのチップを上乗せして払ってくれ驚いた。
俺達が部屋を出る時二人は腰にバスタオル巻いたままの姿だったから、多分俺達とやったのをオカズに...かもな。
それに引き替え、俺達は疲れきってた。
ちょっと無い、って言うかありえない体験したせいだったかも知れない。
ホテルから帰る時ずっと口をきかなかったから。
それに、嫉妬ともなんとも形容しがたい感情もあったし。
2丁目に帰った時、俺がやっと一言「疲れた」って言うと、哲也は「じゃ、ふけよーぜ」って言うと俺を残して一人だけ店に帰りマネージャーに早退認めてもらって俺の所に帰って来た。
「怒られなかったか?」
「全然、今日は金曜だからボーイも多いしな」
黙って歩いてると突然哲也がちょっと怒った感じで話かけてきた。
「びっくりだぜ、Kenって男に抱かれる時声出してよがるんだな」
「まさか。そーゆー哲也だって嬉しそうにあのおっさん抱いてたじゃんか。」
「俺、あのオヤジに抱かれてるKen見て辛かった。」
「俺もめちゃめちゃ嫉妬感じたよ。」
哲也は突然人影の無いビル横の路地に俺の手を引っ張って入り、抱き締めるなりキスをしてきた。
俺達はついさっき果てたばかりだったのに、お互いすぐにMAXになってお互いの唇をむさぼり合った。
そして、その場所にしゃがみこんで肩を組んで座ったまましばらく泣いた。
今でもあの時の涙の意味は分からない。
その後電車で別々に帰った。
俺は、それから何回か出勤して辞めた。
夏休みは、ごく普通に引っ越しのバイトで終わった。
哲也は、夏休み中例のバイトを続けて見事に俺の分まで借金完済。
余った金で、かなり豪華な晩飯奢ってくれた。
後期が始まってしばらくして哲也の部屋で飲んだ時、俺達は男と女の関係になった。
それから卒業して、結婚して、色々あったけど二人だけの特別な関係は今でも続いている。
俺んとこの大学は前期試験が7月だから、後期が始まっても以外に暇で、ましてやサークルにも入って無かったからもう。
せっかく楽しみにしてた学生最後の夏休みの旅行も、親友哲也の大ボケのお陰でパアだったけど、まぁバイト三昧の日々だったから金が残ったのが救いだったかもね。
で、暇で金があると人間はろくな事を考えない。
ナンパで金使いまくりとかキャバクラで大騒ぎとかソープで夏前の嫌な記憶消去をしようかとも思ったけど、ウリで男とのHの境界線が外れちゃった俺は、実は結構トキメイてた子が出来てたり。
別に、ウリがきっかけで男の味覚えちゃったからその道にズルズル...って訳では無くて、ってかそもそもお金の為だけに割り切ってやったこととは言えオヤジに抱かれるのはもう二度とマジ勘弁。
それよりも、どうせやるなら同じ店のカズキって子をいっぺん抱きたいなあって思ってた。
身長が160ちょいの痩せた子で男とは思えない髭もすね毛も無い、すげえ可愛い顔の奴。
なのに以外にも客の人気は3番目ぐらいだったけどさ。
けどマジに“買う”程の衝動にもかられずだらだら過ごしてた或る日、哲也が久しぶりに飲もうぜって誘うんであいつの部屋に行った。
哲也が自慢気に見せた酒見て俺はぶっ飛んだ。
若い子は知らないかもだけど俺達が学生の頃の当時、随分話題になった越乃寒梅って幻の酒入手してやんの。
高島屋で1万2千円で買ったど自慢たらたら。
冷蔵庫から貴重品取り扱うみたく出すんだぜ。
今の年なら、つまみはどーする何はどーするって話になるけど、スーパーで買ったショボい刺身で飲んだ。
もちろんガキだったから酒の味なんか分かる訳も無いけどほのかに香るフルーティな味わい、始めこそちびちび飲んでたけど冷やだしまわらないからグラスでグイグイ、すぐに空にしてしまった。
俺達は酔っ払って、Tシャツとトランクス姿で寝てしまってた。
まだ日も登らない時間、そとは真っ暗。
俺は流しに行って水がぶがぶ飲んでトイレして部屋に戻っても哲也はまだ大の字になって寝たままだった。
付けっ放しの部屋の電気消そうとした時哲也のトランクスの膨らみに目がいった。
これで稼いだんだよなぁって足で哲也の股間をぐりぐりしたら、反応し始めた。
哲也の物が、ピクンピクンって少しづつ大きくなっていって、トランクスの薄い生地をめいっばいに持ち上げた。
今なら迷わずパクッてくわえるだろうけど、あの時はまだそこまでって感じで。
悪い事しちゃったなぁって感じで電気を消して横になったら哲也が目を覚ました。
「今何時だ?」
「4時前」
「ちょー眠い」
そう言うと、同じ様に流しに行って水飲んでトイレして帰って来た。
そして寝ている俺の上になって抱きつくと、
「今俺のちんぽ触ってただろ? 金払えよ金を。したらやらせてやるよ。」
と耳に酒臭い息をかけながら言った。
俺は哲也の股間に手をのばし、哲也の小さくなってるちんぽいじりながら言った
「いやー、これで稼いだんだなーって思ってさ」
俺がそう言いながら哲也の物をモミモミしてたら、あいつは俺の手のひらの中でどんどん膨らんでいった。
その厭らしいシチュエーションに、俺の物も段々大きく反応してった。
「何だよ、Kenのも元気じゃんか。よしっ、1回タダで抱いてやるよ。」
「何だよ抱いてやるって、俺が女役かよ」
「だってKenあのダブルの日、ひーひー言って喜んでよがってたじゃんか」
「喜んでねーよ、それにケツはあん時が初めて」
「Ken可愛い...」
哲也はそう言いながらキスをしてきた。
俺は何の抵抗もなく受け入れた。
お互いを強く抱き締めあい上になったり下になったりしながら、ディープにキスをした。
哲也が俺の上に乗り直して
「Kenマジに抱いて良いか?」
と聞いてきた。
「ってか俺にオマエを抱かせろ。」
俺はそう言うと逆に哲也を組み伏せて哲也のTシャツを一気に脱がせた。
いっぱいキスして舌を絡ませ、俺は哲也の唇から昨夜風呂に入ってなくてそのままの汗でしょっぱい首筋や胸、乳首を舐め回した。
哲也も俺のTシャツを一気に脱がすと俺の首筋から肩、俺の乳首を舐め回した。
二人ともトランクスを脱いだ時は、先走りの汁でベトベトになってしまってた。
そのままの態勢から、一気に69に。
汗と男特有の股間の匂いが多少気になったけどもう止められなかった。
貪りつく様にお互いの物をしゃぶりあった。
「ヤバイ、いきそうだって!」
フェラに慣れてない俺のちんぽは69になってすぐに悲鳴をあげた。
けど、哲也は口を離さずもっと強く吸い付きながら片方の手で玉を優しくもみほぐしながらもう片方の手で俺のものを強くしごき始めた。
我慢出来なかった。
俺はなんとか腰を引こうとしたけど、哲也の腕に尻から鷲掴みにされて離れられなかった。
「ヤバイって!...マジいきそうだって!...あぁぁっ...イク! イク! イク! あーっイクぅ!.....」
腰が抜け落ちる感触と共に、俺の精子が哲也の口の中に絞りだされていった。
哲也は俺のものを全て飲み込んだ。
初めはイッた快感で体中ビクビク反応してた俺も、哲也がティッシュ使わないでそのまま俺のものを舐め回してるのに気付くと、哲也に対して先にすぐにイッてしまった恥ずかしさと、俺のものを飲み込んでくれた申し訳なさと、そこまでしてくれた哲也に対する愛しさがない混ぜになった感情に襲われた。
俺は体の向きを変えて哲也を強く抱き締め、何度も何度もキスをした。
不思議と、哲也の唾液に混ざった俺の精子の匂いが全然嫌じゃなかった。
それよりも、そこまでしてくれた哲也が物凄く可愛かった。
多分この瞬間に俺は哲也に惚れたんだと思う。
それから俺は哲也の汗臭い体中を、ウリの仕事の時だってしなかったぐらいに丁寧になめまわし、多少臭うケツも全然嫌じゃなく舐めまわしてから、しゃぶりつくして俺も哲也を飲み干した。
さすがに飲み込む時にはえずいたけど、ちゃんと最後まで全部飲み込んだ。
それからは、お互い彼女も居たりしたからそんなに頻繁にじゃないけど、男同士のセックスを楽しんだ。
哲也はバイになったってより、ウリを辞めて以外では男は俺だけだって。
だけど俺は、さすがに当時流行った伝言ダイアルや雑誌の投稿で誰かを求めまではしなかったし、ハッテン場にも行く事は無かったけど、社会人になってからは何度かウリの店に行ってみたけど、でもあの時同じ店に居たカズキって子ほどのちょう可愛い子には会えないで、見るだけで帰るから変な客だと思われてるかも知れない。
一度でいいから、あんな可愛い男の子をガンガン掘ってみたいと思ってるけど。
ちなみに哲也とやる時は、タチとかウケとか関係なくその時の気分次第でリバでサカリあってる。