それは中二の夏の夜の事。私はあまりの蒸し暑さに近所をジョギングもどきに走り回っていた。そしてさしかかった大きめの公園。私は突っ切るか迂回するか悩んでいた。と言うのもその公園、夜になれば浮浪者が徘徊したり余り良い噂をきかなかったから。
今となってはその公園がハッテン場だと知っているけど、「いつになったら彼女作れるか?」と悶々としていた、此方の世界はまるで別世界の当時の自分が、そんな事知る由も無し。散々走った後、尿意も感じていた私は小便するくらいなら、大丈夫だろうと、まんまと一番危ないだろうトイレへむかってしまったのだった。
薄汚い便所へ入り小用の便器に放尿すると、タイミングを見計らった様に人が入ってきた。しかも二人いる様だ。「嫌だなぁ」とさっさと終われとばかりに力んでいると、彼等は私の背後にゆっくり近づくと私のジャージを勢い良く真下に下ろしてしまった。あわてふためくと小便は止まらない。
「坊っちゃん良い尻してるなぁ!」
私は目から火花が飛び散りそうになりながら、なんとか小便を終わらせた。と同時に彼等二人に腕を掴まれジャージが下ろされたままなので、不格好に私は便所の外の茂みの奥へと連れていかれた。私はただ小声で「やめてください。許してください。」としか言えなかった。そしてその時はカツアゲされるのだとばかり考えていた。
私を捕まえた二人は浮浪者風の男だった。震える私に彼等は言った。
「これから坊っちゃんのお尻使わせて貰うけど、方法は二つある。坊っちゃんに選んで貰う。痛いのと気持ち良いの。」
震えながら私は答えた。
「どっちも嫌です!」
オジサンは言う。
「そう答えると無理矢理やって痛い方選ぶ事になるよ。お尻が裂けて垂れ流しになっても良いの?」
まるで誘導尋問だった。私は気持ち良くしてくださいと答える他無かった。オジサンわた私を正常位の格好にさせもう一人が私の足を掴んだ。オジサンは得意顔で相方に言う。
「初物は無理矢理やっちゃダメ。尻の味をたんと覚え込ませれば、二度目は自分から尻振って入れてくれってなる。」
オジサンは私の肛門にヌルヌルした液体を塗ってマッサージを始めた。生まれて初めて他人に肛門を弄られ、気持ち悪いような気持ち良い様な不思議な感触にビビった。徐々に時おり肛門内にオジサンゆび指が侵入する。そしてやがてそれは奥まで入ってきた。
そこまでは何とか耐えられたけど指をグルグルかき回されるとやっぱり痛い。「痛い!やめて!」と叫ぶも痛みだけでは無い良く解らない感触も表れ、やがて私の小さな逸物が勃起を始めた。
「坊っちゃん素質あるなぁ。お尻弄られてそんなに気持ち良いか?」
私はその時自分の体に起こっている事が信じられなかった。悔しいけど、悲しいけど、オジサンに肛門を弄られながら私は勃起している。前立腺と言う言葉なんてまった知らなかった当時の私。オジサンの企みにまんまと引っ掛かってしまった私。知らぬまに指は二本に増えていた。そんな私にオジサンはトドメを指す。
「この前やろうとした少年は痛がって痛がって、可愛そうになってやめちゃったけど、坊っちゃんは気持ちよがって我慢汁まで垂らしちゃうんだから。これは最後までやってあげないと可愛そうというものだよね。」
私は四つん這いにさせられると、再び肛門に液体を塗られ、オジサンに尻を貫かれた。もう一人が私の口に挿入し、私は前後の穴を塞がれ、そしてオジサン二人に尻を突かれながら射精してしまった。オジサンは高笑いした。
「坊っちゃん正真正銘の本物だね!嫌だ嫌だと言いながら、お尻犯されながらいっちゃうんだもん!」
私は本当に叩きのめされた気分だった。数分前まで私とは全く別世界だと思っていたのに、事実私はお尻を犯されながらいってしまった。
全てが終わった時、私の口と肛門はオジサン達の精液でベトベトだった。私の逸物も私がいかされた精液でベトベトだった。オジサンが肛門に指を挿入するとツーっと彼等の残した精液が私の大腿を伝った。オジサンは私に言った。
「気持ちよかったろ?言葉じゃ無くて君のお尻が雄弁に語ってくれてたよ!またおいで!君は絶対に来るって信じているよ!」
それから三日間程私の肛門はヒリヒリとした。その間私は普通なのか?それともお尻でいっちゃうんだからそっちなのか頭のは悶々としていた。いや、今でもそれは続いている。だけどどうしようも無い事。それはその夜オジサン達に叩き込まれてしまったお尻の快感。お尻のほとぼりが冷めた頃、私の尻は疼きだした。その私は夢遊病の様に夜になるとその公園の公衆便所へと足を運んだ。数日間は何も無かった。そしてある日私便所を出ようとした時、私はいグイっと腕を掴まれた。振り返ればオジサンがいた。
「やっぱり来てくれたんだね!」