SMには自分も定義みたいなものは無いと思います。そもそもSMは日本で作られた造語です。
造語の元となったサド侯爵とマゾッホは共に精神性が軸になっていて、性的プレイの定義みたいなものは決められてないと思います。
一部のマイノリティ以外はSM風というかSM的プレイなんだと思います。
自分自身がSMのどちらの趣向に近いかはプレイしてみないと意外とわからないもので、女性は往々にしてMだと思われてる方が多いですが、縛られたり輪姦されても、されてるのではなくさせてればそれは、M性ではなくたんなる性的趣向でしかないと思います。

SMにおいて、定義付けは出来ないと思います。
個々の性格・性癖・嗜好に合ったSMを展開し、満たし合えれば良いのではないでしょうか？
ただし、プレイをしたらSMになるのかという質問ですが、私は違うと考えます。
SはMを支配したい、MはSに支配されたい、という欲求がお互いに合致する関係性を築く(調教)ことがSMであると思っております。
肉体的な刺激以前に精神的刺激が重要であり、辱しめや苦痛や嫌悪感を感じる行為さえも快楽へと昇華されるのは、精神が被虐(或いは加虐)を望み苦痛や嫌悪感が快楽へと変換されるのではないでしょうか。
熟練Sが「脳で感じろ！」と口にしますが、そういうことだと思われます。
つまり、SM的に縛ったり、言葉責めしたり、鞭や蝋燭を使ったり、露出したりしたプレイを行っても、SとMの深い関係性が築こうという思いがなければ、SM的要素を取り入れただけのプレイであり、SMと呼ぶには相応しくないと思います。
これはあくまでも私個人の価値観と見解なので、参考程度に捉えて下さい。