真の敵。
暇=ヒマ。
単にする事が無いとか、予定が未定だとかでなく。
脳、思考がヒマになる事である。
肉体的に時間が無くともそれは起こり、なかなか厄介な現象なのだ。
どうゆうコトか。
”ロクな事を考えない”
これが敵、なのである。
脳が覚醒していて、意識のあるうちは必ず何かを思い、考え続ける。
目的意識や、心身共安定した状態なら問題は無いだろうが、バランスが崩れた状態でそのヒマ(思考的な)が続くと人間、ロクでもない発想に走りがちになるものだ。
悲観的、破壊的、怠惰的、自虐的、排他的、…
しかもこの敵は一度進攻して来ると、いかなる状況下に於いても、強引にヒマ空間(精神の中に)を作り出し、正常な思考を蝕み、果ては行動にも干渉しようとする。
長らくこの強敵と対峙してきたが、未だに有効な対処方は見い出せないままだ。
この厄介な敵から逃れられるのは今のところ唯一、睡眠中だけである